たそがれ時のつれづれに

人生のたそがれ時を迎えて折々の記を・・思うままに

母の日

2012年05月13日 | 日記

今日は母の日ですね。ブログをやるといろいろ勉強できます。またネットには分らないことは先ずないほど有益な情報が溢れていますね。
母の日」というキーワードで検索してみました。由来がやはりヒットしました。

”アメリカの南北戦争のとき敵味方問わず負傷兵の衛生状態を改善するために地域の女性を結束させたアン・ジャービスに起源があることを知りました。
ジャービスの死後2年経った1907年5月12日、その娘のアンナは、亡き母親を偲び、母が日曜学校の教師をしていた教会で記念会をもち、白いカーネーションを贈った。”とあります。

亡き母を偲びとありますから、3日前が四七日忌の、マザコンたそがれ爺さんも母を偲ばねばなりません。昨年の年賀状には見出し写真の母の肖像を使いました。

これは平成20年4月29日(2008年)104歳のときの撮影です。
この日、新聞社の若い女性記者とカメラマンが取材に訪問されました。地元紙「岐阜新聞」に「ばんざい100歳」という特集がときどき組まれます。読者にはよく読まれる一面ぶち抜きの人気ページです。
ある方が母を推薦されたとかで、この特集に掲載していただきました。
写真は、新聞社のプロカメラマンがポーズを決めて写真を撮られ、丁度前の日がお祭りで帰省していて、私が後ろからマイカメラで撮ったものです。まる4年前になります。
この頃はまだ認知症もそれほどでなく、記者の取材質問にそこそこに答えることができました。数日後取材が不足したとかで、ディケアにお世話になっていた施設を女性記者が訪問され、単独取材に応えたようです。ときどきトンチンカンを云うので、姉に確認の電話があったと大笑いしました。
葬儀に飾った写真は甥がこの新聞に載せてもらった写真を、スキャナーで読み取ってデジタル写真にしたものを、葬儀社が洋服を和服に合成したものです。何でもできますね。

私の義父は葬儀用写真をスタジオで撮り準備していました。そういう方は結構おられますね。
場所は自宅の仏間、書院と称する床の間の出格子は飛騨独特の「千本格子(せんぼんごうし)」です。細かい細工で地元の指物大工さんの作品ですが亡くなりました。
床の間の横に200様(さま)と称する大きな仏壇があります。この家は兄嫁の兄が棟梁で造作新築した家です。この腕の良い棟梁も亡くなりました。
仏間や床の間の造作は棟梁と仲間で大工をやっていた、私の小・中学校の同級生が刻んだものです。同窓会では「帰省してお前がこの部屋に泊まったら、俺が精魂込めて作ったと思い出せよ」と、言っていましたが彼も亡くなりました。
皆、早仕舞いして逝かれましたね。おばあちゃんは、いい家族と長生きできて幸せだったね。

真ん中の写真は、若い女性記者に腰駕籠の「あじか」を編む取材風景です。新聞取材を受ける度に記者さんのお土産になりました。
  


最新の画像もっと見る

6 コメント

コメント日が  古い順  |   新しい順
母の日・・ (sibuya)
2012-05-13 09:39:40
100歳を超える元気なお婆ちゃんだった
のですね~ わが母も94歳までしっかり
生きてくれました。ただ後半足腰が弱って
施設にはいっていました。私はぐうだらな
息子だったので母に心配をかけっ放しでした。
我が夫婦 70歳を超えて子供や孫から
「母の日プレゼント」を頂く側になり
気を遣わなくてもいいよ!‥と云いながら
心の奥では何を贈ってくれるのかなぁ~と
妻は期待しているようです。
私もぐうたらでした (corona404)
2012-05-13 10:37:45
sibuyaさん おはようございます!
美唄に春は来ましたか?コメントありがとうございます。私もぐうたらで酒癖が悪く、自己中で母に心配かけ通しでした。
私もまじまじと・・・ (hygoodday1203)
2012-05-13 12:01:44
嬉しくして下さる写真です。
私の母が亡くなり1年になります。
自分自身も年を重ね、母への想いが深くなっていくようです。
私も母の一番い~い顔の写真を身近に置く事にします。
写真の力、有るものですね
母の日 (マサコ)
2012-05-13 12:46:02
ブログ見ましたよ。
ひ孫二人のこと、おばあちゃんのことそのとおりだなと思いながら読ませてもらいました。祖母祖父に感謝です。
今日は女ばかり留守番です。昨日は娘からカーネーションの鉢植えを貰って、おばあちゃんと喜びました。では、また。しょうがほらでした。
女は弱し、母は強し (corona404)
2012-05-13 13:01:56
hygoodday1203さん
いつもコメント暖かいありがとうございます。
男親は情けない有様ですね。父の日は忘れてしまうのですから。
葬儀に飾った写真は床の間に飾れるよう兄貴が余分に注文してくれ貰ってきました。
毎日、皆仲良くやれよと、微笑んでいます。
ブログ驚いたでしょう (corona404)
2012-05-13 13:09:14
マサコさんへ
身内は特にブログは内緒でした。馬鹿なこと書いていてゴメンネ。
カーネーション貰えてよかったね。また「しょうがほら」(庄ヶ洞)でコメントください。
また、ゴルフお願いね! 

コメントを投稿