お盆なのでおかあさん(妻)が眠る市営墓地へお詣りした。57歳という若さで乳がんの骨転移で痛みに苦しみ逝ってしまってから20年の歳月を経過しました。早くから自分が入ることを予想はしなかっただろうに、折から整備された市営墓地の募集に応じ運よく抽選に当たった。
場所も住まいに近く、散歩にも墓参にも好都合の地です。墓の裏には百合が咲いていた。
墓の表側にはサルスベリ・百日紅が咲いていた。
その後火葬場が新築され「瞑想の森」と命名され、世界的建築家・伊東豊雄氏が設計を担当、構造設計を佐々木睦朗氏が担当、名建築の名が高い「せんだいメディアテーク(仙台市図書館)」を造られた名コンビと同じ。周辺環境デザインは慶大・石川幹子教授による。
仙台は二男が会社で出向中遊びに行き、東北一周旅行の際、図書館にも遊びに行ったことがある。
今度は市民要望が高かったとか、新聞によると前火葬場の跡地に県下では関市につづき二例目の合葬墓棟が建てられる。
”市の合葬墓は骨つぼを預かり、まず納骨室内の棚で二十年間保管。その後は遺骨をつぼから出し、合葬施設に埋葬する。納骨室には三千五百体、合葬施設には七千体分の遺骨を収用できる。”
時代に合ったいい施策だと思う。 2年前幼馴染の同級生が東京で亡くなり、奥様は「子どもたちが墓地の管理もままならないことを考え、樹木葬にした。在所の墓に納骨を頼んだら快く引きうけていただいた」と話され、七七日忌も在所の菩提寺で行われた。