たそがれ時のつれづれに

人生のたそがれ時を迎えて折々の記を・・思うままに

もうすぐひな祭り その2

2018年02月19日 | 日記

今日もスーパーへ行ったら「うれしいひなまつり」がBGMで繰り返しかかっていました。
先週行った際、一番の繰り返しなどと書きましたが、いやいや前奏から4番までの可愛い声でした。

その後暗唱しょうとネットから書き出して覚えました。ネットにもこの童謡の解説がたくさんありました。例えば、

・2番の歌詞・お内裏とは皇室のことで、お内裏さまとは「天皇、皇后」を表している、そこへ「おひなさま」では3人になり、歌詞が間違っている。

・お嫁にいらした姉さまに 作詞者サトウ・ハチロウさんのお姉さんが18歳で、結核で亡くなったことを偲んで書いた悲話が隠されている。

・「いらした」は「いらっしゃった」の敬語なので「来られた」、すなわち兄嫁、義姉にも読めるが「どこへいらしたのですか?」と、行ったという意味も含む言葉。

・赤いお顔の右大臣は、左大臣のほうがお顔は赤い。 などなどでした。

わたしにはそんな解説はどうでもよく、いい童謡だと思います。
作曲の河村光陽さんが長女に歌わせレコーディングし売りだしたところ、大好評で瞬く間に世間に広がり、サトウ・ハチロウさんもビックリだったそうです。

    たのしいひな祭り

         作詞・サトウハチロウ
         作曲・河村光陽

(1) あかりをつけましょ ぼんぼりに
   お花をあげましょ 桃の花
   五人ばやしの 笛太鼓
   今日はたのしい ひな祭り

(2) お内裏様と おひな様
   二人ならんで すまし顔
   お嫁にいらした ねえさまに
   よく似た官女の 白い顔

(3) 金のびょうぶに うつる灯を
   かすかにゆする 春の風
   すこし白酒 めされたか
   赤いお顔の 右大臣

(4) 着物をきかえて 帯しめて
   今日はわたしも はれ姿
   春のやよいの このよき日
   なによりうれしい ひな祭り