たそがれ時のつれづれに

人生のたそがれ時を迎えて折々の記を・・思うままに

夜間高校同窓会 その2

2015年05月20日 | 日記

懐メロカラオケ 「哀愁の高山」 原曲♪ 竜鉄也

18,19日の二日間にわたる定時制高校夜間部・昭和33年卒業同窓会「燦々会」が郷里・飛騨高山で行われ参加しました。
行きは一般道を車で128キロ、帰りは高山から高速道を利用しました。
同窓会は珍しくテーマのある同窓会「飛騨高山うた物語」で、同地に縁のある歌、明治時代の文部省唱歌から近年の歌謡曲まで8曲を紹介し、記念碑や墓碑をマイクロバスで訪ねるという面白い企画でした。会費2万円 男女共 マイクロバス代75,000円

8曲と行程 第1日
 奥飛騨慕情館前集合13時(竜鉄也記念館)~了心寺(野麦峠への入口のお寺を借りて本堂で歌と解説を聞く~高山市滝町(楠正成の師、滝覚坊の生誕地の墓所を訪ねる)~宿泊・宴会「お宿山久」へ

①奥飛騨慕情 昭和55年トリオレコード 作詞・作曲・歌 竜鉄也 
②桜井の別れ 明32年小学唱歌 作詞:落合直文 作曲:奥山朝恭 歌:ダークダックス
③野麦峠 昭和44年ビクターレコード 作詞・作曲 曽我部博士 歌:吉永小百合
④飛騨地方の子守歌 昭和44年ビクターレコード 日本民謡 編曲:川口真 歌:吉永小百合
⑤飛騨の子守歌 昭和43年 作詞:小島幸男 作曲:曽我部博士 歌:ペギー葉山

幹事殿は高山市を代表する文化人で陶芸が生業、郷土史家でもありよく調べ準備してくれていました。各歌は著作権協会の承認を得てCD化したが、著作権の関係で個人利用でも複製は不可とのことで、級友配布はしてもらえず残念でした。
幹事殿の奥様と元TBSなどのディレクターであった曽我部博士さんとは遠戚のよしみで。貴重な資料や音源が手に入ったとのことです。

行程第二日
 旅館「お宿山久」前の「法華寺」墓地の三原純子墓碑~城山公園の中佐平にある廣瀬中佐の銅像~飛騨の子守歌の原点の「赤い中橋」と「飛騨陣屋」~昼食ぎょさい(漢字は偏が魚、つくりは祭と表す「このしろ」というお魚、ぎょさいと読ませているしゃれた料理屋)~奥飛騨慕情館前~解散(13時半)

⑥南から南から 昭和17年コロンビアレコード 作詞:藤浦洪 作曲:加賀谷信 編曲:高木東六 歌:三原純子
広瀬中佐 明治45尋常小学唱歌 歌:ダークダックス
⑧飛騨山娘 昭和13年 作詞:吉村比呂士 作曲:山下笛郎 編曲指揮:田中清啓 歌:高山市合唱団「ひゆら」

 写真は左から ①同窓会パンフ(表紙絵は「古希のさか こゆらく 秋の日も 高し」玉堂の絵:古希を過ぎて久しいがまだまだ日暮れ迄時間があるよ、と級友のS君が解説していました。
②飛騨高山に縁のある人や風景を歌った歌8曲 の楽譜と歌詞(著作権協会承認)
③岐阜県歴史資料館報第3号 平成12年3月発行 白川郷に生まれた三原純子--戦中戦後を歌謡曲に生きたその生涯を追って--和田正人 20ページを収録 原本 白川郷に住む級友の一人が、代表的合掌造りの家、和田家の当主にコピーの承認を得に行ったところ原本が少し残っていると頂いてきてくれた。
④全国に唯一現存する徳川幕府郡代・代官所「高山陣屋」(国指定:平成8年まで三次にわたり、約20億円を費やし復元修理を行った)
⑤10周年 手さぐりの旅路 改訂版 著者:竜鉄也 1980年8月刊 恒友出版社 奥飛騨慕情館の鉄ちゃんの未亡人から「細かいことは話しきれんで、この本に全部書いてあるさ、皆さんにあげるで読んで・・波瀾万丈の人生やったさ」と、全員が定価1,500の本を無償で頂いた。序文は『私を「お父さん」と呼ぶ竜君について』参議院議長土屋義彦(後援会会長)さんが書いておられる。幹事殿の陶芸の店とは相向かいの隣同士「息子みたいなもんやさ」との縁でご好意を頂いた。読了したら市図書館へ寄贈します。
⑥記念写真を未亡人を囲んでスタジオ写真屋さんに来ていただき館前で撮った。