インターネットを検索していて、『をちこち(遠近)』という、日本で唯一の国際交流専門誌があるのを知りました。国際交流基金(ジャパンファウンデーション)が隔月で山川出版より発行しており、№19(10・11月号)は、マンガを特集しています。さっそく取りよせて見ました。たいへん面白く、ここで紹介するのにピッタリなので何回かに分けて紹介したいと思います。
最初に「マンガは文化の相互理解をもたらす」という夏目房之介氏と山田奨治氏の対談が掲載されています。夏目房之介氏は、1950年東京生のマンガ・コラムニスト。著書「マンガはなぜ面白いのか」「マンガ 世界戦略」等。
対談の中で興味をもった話題をいくつか取り上げると、
1)マンガ・アニメともにアジアと欧米では、人気の作品や系統に違いがあるという。『一休さん』『ちびまる子ちゃん』『クレヨンしんちゃん』『ドラえもん』は欧米にはととんど入っていないという。アジアでは、必ず日本の企業がスポンサーについたが、欧米ではそれはなかったのも一因という。
また欧米に日本アニメが入っていくとき、もとのストーリーラインがほとんど帰られてしまう例もあるという。たとえば『風の谷のナウシカ』は、環境問題を提起するようなシーンがカットされたなどの例もある。アメリカでは、アニメは本当に単純なストーリーでしか受け入れられないようだ。しかし、コアなファンはそれでは飽きたらず、もとの日本語版を求めようとする動きも起こっている。
マンガが世界にどのように受け入れられてるのか、というひとつの事実の中に、比較文化や、文化交流、文化の相互作用といった面からも、きわめて興味深い様々な現象が浮かび上がってくるようですね。この雑誌を手がかりに、いろいろ見ていきたいと思います。
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★現在、ブログなどで 「はだしのゲン」を世界へ!! という取組みを行っています。アニメ『はだしのゲン』を世界中の人に少しでも多く見てもらい、原爆の実態を知ってもらおうという運動です。IMDbという世界的な映画情報サイトでアニメ 『はだしのゲン』 に投票していただき、このアニメの存在を世界に知ってもらうことを呼びかけています。
皆様による、数分でできる投票が、あと300集まれば、このアニメが、アニメランキングのトップ10内に躍り出て、世界にその存在を知られる可能性が見えてきます。
ぜひ投票をお願いします。またブログ「はだしのゲン」を世界へ を紹介していただいたり、呼びかけ文 をブログやメールに貼り付けていただけると、なお目標が実現しやすくなります。詳しくは、呼びかけ文 や、 「はだしのゲン」への投票を!! をご覧ください。
最初に「マンガは文化の相互理解をもたらす」という夏目房之介氏と山田奨治氏の対談が掲載されています。夏目房之介氏は、1950年東京生のマンガ・コラムニスト。著書「マンガはなぜ面白いのか」「マンガ 世界戦略」等。
対談の中で興味をもった話題をいくつか取り上げると、
1)マンガ・アニメともにアジアと欧米では、人気の作品や系統に違いがあるという。『一休さん』『ちびまる子ちゃん』『クレヨンしんちゃん』『ドラえもん』は欧米にはととんど入っていないという。アジアでは、必ず日本の企業がスポンサーについたが、欧米ではそれはなかったのも一因という。
また欧米に日本アニメが入っていくとき、もとのストーリーラインがほとんど帰られてしまう例もあるという。たとえば『風の谷のナウシカ』は、環境問題を提起するようなシーンがカットされたなどの例もある。アメリカでは、アニメは本当に単純なストーリーでしか受け入れられないようだ。しかし、コアなファンはそれでは飽きたらず、もとの日本語版を求めようとする動きも起こっている。
マンガが世界にどのように受け入れられてるのか、というひとつの事実の中に、比較文化や、文化交流、文化の相互作用といった面からも、きわめて興味深い様々な現象が浮かび上がってくるようですね。この雑誌を手がかりに、いろいろ見ていきたいと思います。
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★現在、ブログなどで 「はだしのゲン」を世界へ!! という取組みを行っています。アニメ『はだしのゲン』を世界中の人に少しでも多く見てもらい、原爆の実態を知ってもらおうという運動です。IMDbという世界的な映画情報サイトでアニメ 『はだしのゲン』 に投票していただき、このアニメの存在を世界に知ってもらうことを呼びかけています。
皆様による、数分でできる投票が、あと300集まれば、このアニメが、アニメランキングのトップ10内に躍り出て、世界にその存在を知られる可能性が見えてきます。
ぜひ投票をお願いします。またブログ「はだしのゲン」を世界へ を紹介していただいたり、呼びかけ文 をブログやメールに貼り付けていただけると、なお目標が実現しやすくなります。詳しくは、呼びかけ文 や、 「はだしのゲン」への投票を!! をご覧ください。