鹿沼市デジタル・コミュニティ推進協議会

“花と緑と笑顔のあふれる地域づくり”を目指して、身近な地域や生活に密着した情報を発信します。

今月のがっこ山は倒木の処理です

2014-03-25 | 板荷

 2月の作業は2回の大雪で中止となり、久々にがっこ山に入りました。すると杉や檜がご覧のように見るも無残な姿に……。自然の脅威をまざまざと見せつけられました。

 2月14日から15日にかけて、関東地区の広い地域が暴風雪に襲われ、板荷地区でも積もった所では70㎝を超える大雪に。加えて強風が吹き荒れたことにより、30㎝を超える太さの木も幹の途中から折れてしまいました。

 作業前には見目さんの指導でチェンソーの使い方の講習会。曲がっている木は目に見えない所で余計な力がかかっているため、不用意にチェンソーをあてると木が跳ねて大けがをする恐れがあります。逃げ場の確保なども念頭に置いて、ちょっとずつちょっとずつの作業で、事故を回避することができます。

 注意事項を確認しながら、遊歩道を塞いでいる倒木処理にあたりました。このように道を塞いでいる木は適当な長さにカットし遊歩道の脇に置いておきます。

 途中で引っ掛かっているため、人力で作業しやすいところまで引きずり出します。

 さすがにこの木は根っこが遊歩道を大きく塞いでいますが、とても人力では対処できません。根っこから上の部分は撤去したので、多少のスペースを確保しました。ロープを伝って気をつけて行き来してください。

 数年前に東洋大学の学生が設置した休憩スペースも木からの落雪でこの有り様です。

 今日の作業で山の頂上まで行き来できるように復旧しました。しかし周辺には湾曲した木や折れて落下しそうな枝もたくさん見受けられます。くれぐれもそういったところには近づかないようにしてください。山に入る時は頭部を守るヘルメットを被った方がベストです。

これから山菜取りのシーズンになりますが、山に入る時は一人で入らないように。今日はいませんでしたが、鹿やイノシシも出没するところなので、身の安全をきちんと確保してから楽しんで下さい。