ブログ人 話の広場

日頃の生活のなかで見つけたことなどを写真もそえて

熱闘甲子園に響く

2008-08-05 09:01:04 | 日記・エッセイ・コラム

 毎年、阪神甲子園球場で闘われる全国高校野球選手権大会は今回は90回目という。人間で言えば卒寿でしょうか。何しろ90年ですから、長い歴史の間には言い尽くせぬ悲喜こもごもの想い出があるに違いありません。ぼくにも想い出があります。それは同じように高校生のときの思い出です。

 当時ぼくは学校で放送委員会に所属、しかもアナウンス部にいたために、兵庫県予選に出場するわが母校のゲームの時には、甲子園球場のバックネット裏のボックス席に陣取り、そこから実況放送をして翌日校内放送で流すということをしていました。「血沸き、肉踊る」といわれる青春真っ只中、ぼくは本物のアナウンサーのような気分になって「第一球、投げました!・・・」とやっていたのです。そんな写真が思いがけなく見つけ、涙が出るほど嬉しくなったほどです。

 自分の希望でもあったアナウンサーにはなれませんでしたが、当時の訓練や言葉への関心は今でも続いていて、今東区にある「FMさっぽろ村ラジオ」のパーソナリティをするぼくに大いに役立っています。高校野球はまさに青春のシンボルのような気がして今でも感動と爽やかさを感じさせ、新しい息吹が与えられる思いで一喜一憂して見ています。

やさしいタイガー


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