ブログ人 話の広場

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I先生との対話

2011-01-26 08:55:58 | 日記・エッセイ・コラム

 いつも火曜日の例会後は時間があれば、尊敬している一回りも先輩のI先生と会話を楽しんでいます。先生はあまり年齢のことも意識されず、幅広い話題に花を咲かせてくださるのです。それがとても興味深い話ばかりで、人生のよい肥やしになっています。先生も多分こうして話すことを楽しみにしておられるようです。

 ぼくの所属するクラブも年々平均年齢が上がってきて、ぼくなども足を引っ張る一人になっているのかなと思いつつ、ぼくのせいでもあるまいと勝手に考えて出席しています。だとでも話す、どんな話題にも関心を持つ。よい聞き手になるのは、またよい話の引き出し手でもあると思い、多少背伸びしてでも自分からすすんで話をしていくように心がけています。

 加齢とともに、話し相手を失いかけていくように思うことはあります。でも孤独を感じたことがないのは幸せなほうですね。いろんな人の輪の中に自分がいるということは、それだけで独りではないことを証明しているのです。ただご自分の口数が少なくなって周囲の人と積極的に話そうとする意欲が少しずつ減退して、つい無口になってしまいがちなのでしょうね。

 何歳になっても積極的に自己顕示を怠らない人はかえって元気の源をもらうようでその人の隣にでも座ると大いに力をもらえるかも知れませんね。年を重ねるということはいらぬことまで考えてしまいがちで、自分が自分で追い込んでいくような事をしているのです。例会の時、隣に座られた方は観光業では誰ひとり知らぬ著名な方でしたが、新聞に載るような話題の裏の話を伺い、面白い対話をしました。

やさしいタイガー


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