今年の高校野球選手権大会が始まりました。例年とは違う感動を受けています。特に実況放送をするNHKは全高校の地方予選の入場式での「選手宣誓」を流しています。
不思議なことに、年々選手宣誓は球児たちの創意工夫した感動的な内容に変わりつつあるようです。しかも長く、短時間でよくここまで覚え、とちることなく、堂々と宣誓する姿に、ほろりとさせられます。
欠かさず放送を聴いていると、49校の選手宣誓を聞くことができますが、勝っても負けても球児たちの礼儀正しい戦いは、野球に関心がない方でも、何かを得ることがあるのではないでしょうか。
今年は特に、東日本の大惨事を思い、心を寄せ、勇気付けたいと語る主将が多いようです。こうして野球の出来ることを噛み締めて、熱き友情を分かち合いたいという内容に、ぼく達も素晴らしい若者に拍手を送りたいものです。
やさしいタイガー