昨夜の「子ども将棋教室」で、うれしいことがあった。
もう3年以上来ている子がいる。多分今6年生。T谷君という男子。
ずっとこの子に困っていた。女の子にちょっかい出していじめる。下級生に意地悪する。わたしたち指導者にも屁理屈を言って困らせる。なにかにつけて害虫のようなふるまいだった。聞けば学校の先生も困っておられると。わたしも、いつもいつも注意してきた。わたしなりの指導を続けてきた。それでもなかなか素直には聞いてくれず、その時だけ聞いたふりをするといった感じ。
だが昨夜。M井君と並んで二面指しの指導対局をした。すると、以前とは全く違って素直なのである。礼儀正しくふるまうのである。わざとらしくもない。これまでなら、いい子ぶって、あとでアチャ、ということもあったが、昨夜は「ありがとうございました」とキチッと挨拶して帰っていった。
前にも書いたが、最近指導を厳しくして、人数が減った。こちらの目が行き届くようになった。遊びだけで来ている子がなくなった。で、彼などは真っ先に辞めるかと思っていたが、やって来ている。子どもの成長はどこでどう変化するか分からない。あきらめたらダメなんだと改めて思わされた。といっても、次回が問題。さてどうだろうか?
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もし彼に聴覚敏感や感覚敏感というのがあるとすると、それまで雑音に反応して彼本意ではない行動をとっていた可能性もあるのでは?
聴覚敏感を持っている子はそうでない人と比べると、雑音の多い環境下では常にとんでもないストレスを感じて生活しています。それを消したいがために、本来とってはならない行動をとることがあります。
聴覚敏感を持っている子に関しては「雑音が聞こえない」または「聞こえなければならない音だけ聞こえる環境」に置き換えることで、それまでの行動が激変するということがあるそうです。簡易に対処するには、よく耳栓やイヤーマフを使います。するとそれまでの問題行動が減り、より授業に集中できるとか。
人それぞれ色んな個性を持っていて、それ一つ一つを発見して対応するというのは難しいことだけれど、指導者は敏感に感じ取って対処できると子供たちの成長は全く違ったものになってくると、私は思います。
あ、そういうことか!あまりにも劇的に変わっていて、隣で対局してたM井君もあとで驚いてたから。
人数が減って 目立ちすぎるのでチョット自重しているんでしょう。
きっと素直な良い子だと思いますよ。
akaruさんの熱意が通じたのかも。