goo blog サービス終了のお知らせ 

喫茶 輪

コーヒーカップの耳

『随筆 一千字の行きつ戻りつ』

2024-01-19 15:17:07 | 出久根達郎さん
出久根達郎さんの『随筆 一千字の行きつ戻りつ』(2024年1月6日発行)を読み始めました。



これがめっぽう面白い。本好きにはたまりません。さすが出久根さんだ。
100人余りの文人の、人と作品の紹介です。
誰でも知っている作家から、聞いたことのない人のものまで多彩。

この本、ネットでは購入できません、と思います。
もちろん一般書店にもない。
先日、出久根さんの奥様との電話で「私家版なのです」とおっしゃっていました。
友情出版なのですね。
ごく少数しか出てないのです。
出久根ファン垂涎の本というわけです。
どうしても欲しい出久根ファンのために奥付を上げておきましょう。直接申し込んでください。
定価1500円と書いてありますので、残部があれば売って下さるでしょう。
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

謎の光

2024-01-19 11:46:06 | まち歩き
今日の東川ですが、この写真。



写したときには気づかなかったのですが、
斜めに光線が走ってます。
確かに陽は射していましたが、この光線、曲がってますよね。
そんな馬鹿な⁉️
なぜなんでしょうか。
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

「現代川柳」第8号「星の抄」

2024-01-19 09:12:17 | 文芸


昨日の続き。
「星の抄」からです。
門外漢のわたしの勝手な選出。

濃い霧の森へと続く古本屋        石川街子
耳遠き母と話せば手話もどき       近藤ゆかり
アルバムのころ時が永遠だったころ    黒川利一
爪切りの音が過剰に響く夜        小原由佳
おっさんかあの鶯の冬の声        中川浩
よそ様の児触れるのに許可いるらしい   道家えい子
暗闇で見ると案外美人です        こはらとしこ
パッと空から星新一が降ってくる     中野文擴
他人には楽にやさしくなれるのに     小西松甫
引き出しの奥に色落ちした希望      林かずき
無視無口猫はことばを知りながら     のやまきのこ
𠮟り過ぎ夜叉から母へ枕元        松本昭子
梅の枝ミカン突き刺しメジロ待つ     牧田茂子
落ち葉掃く見事な赤を拾い上げ      牧田茂子
貧乏結構 妻の笑顔に感謝状       川本勝三
蔓の先枯れても空を仰ぎみる       岡本悠
捨て猫はどこにも行けずここで待つ    近藤宏枝


もっともっといいのがあるのでしょうが…。
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする