喫茶 輪

コーヒーカップの耳

『ひょうご歌ごよみ』

2017-12-12 11:53:42 | 宮崎修二朗翁
次の随想を書くために必要があってこの本を手に取っている。

宮崎修二朗翁の、これも名著『ひょうご歌ごよみ』(兵庫県書籍協同組合・昭和59年)

よく利用するので、少々傷んできている。帯もなくなっている。

見返しに宮崎翁の署名。

そして扉にはこれが。
村上翔雲師の直筆ミニ短冊。
これは貴重です。
全部の本につけたのだという。
大変な作業だったとお聞きした。
宮崎翁と翔雲師との友情から生まれたものでしょうね。
この本を作るにあたっては、現ギャラリー島田の島田誠さんがお骨折りなさったともお聞きしている。
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『泥の水へとかかる虹』

2017-12-12 10:16:51 | アート・文化
つちびと可南さんの『泥の水へとかかる虹』

可南さんの個展へは何度か行ったが、いつも心が温かくなったものだ。
その可南さんが初めての写真絵本を出されたというので入手した。
ページを開くと、やさしさがあふれ出てきた。
この底抜けのやさしさはなんだろうか?
可南さんのこれまでの人生に何があったのだろうか。
きっと人には語られない深い悲しみがあったに違いない。
そして至ったのがこの”つちびと”たちなのだろう。


「笑って生きるとふたりで決めた」なんという満ち足りた表情だろうか。


「かたわらにただあることのかけがえのない幸せよ」

そして帯文の「別れを重ねれば重ねるほど 世界は 泣きたいぐらい 美しいもので溢れてきた(本文より)」

可南さんのFB←クリックしてください。


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