建築関連のお客様の会話に、盛んに「ムテンカ」という言葉が出てくる。
わたし、「ムテンカて、店舗のない建物のこと?」と聞いた。無店化と書くのかと思ったのだ。
すると
「ちゃうんです。無添加です」
「えっ、それなに?」
「アレルギーの人のための家です。クロスや合板など化学製品を一切使わない。塗装も柿渋を使う。接着剤もニカワなどを使う。コンセントもプラスチックは使わない。セメントも自社製品を使い化学製品が混入されてるものを使わない。3倍ぐらいの費用がかかりますが、売れてるんです」
無添加なんて食品にしかつかない言葉だと思っていた。
「無添加住宅」、今はそんなんがあるんですねえ。
で、「うちのコーヒー、無添加コーヒーです」というと、
「いや、ここのコーヒーは多少の毒が添加されてる」