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喫茶 輪

コーヒーカップの耳

「我が心の自叙伝・安水稔和」30

2012-04-15 15:14:16 | 文学

第30回目です。

ここではちょっと重いことが書かれています。

2段階クリックでどうぞ。

宮本常一さんと一緒になったという話、わたし直接安水先生からお聞きしました。ちょっと得意そうでした。そうですよね、あの民俗学者と一緒に旅が出来るなんてねェ。

あっ、それから文中に足立巻一先生の名前が出ている。

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小宮山量平さん、Ⅱ

2012-04-15 09:45:58 | 足立巻一先生

昨日の記事に続いて。

小宮山さんは、理論社の社長を長く務めた人です。

最近理論社は経営破綻したということですが残念なことです。

さて理論社です。

昔、「きりん」という子どもの詩の雑誌がありました。戦後間もない昭和23年に井上靖と竹中郁の編集で大阪の尾崎書房から出たものです。―日本で一番うつくしい子どもの本をつくろう―というねがいからはじまったということです。これに創刊すぐから加わったのが足立巻一先生でした。しかしなかなか採算のとれるものではなく、昭和37年には経営破綻に追い込まれ、足立先生が理論社の小宮山量平社長に引き継いでもらえるように頼まれたのでした。だけど結局昭和46年3月をもって休刊となってしまったのでした。世の中が変わったのですね。通巻220号、23年の長きにわたって続いたのは戦前の「赤い鳥」よりも年数は多く、通巻も多かったのだと。子どもにとってのいい時代だったのでした。

これは「きりん」通巻174号(昭和38年1月号)です。

 

理論社に移行した直後です。この号から版が変わっています。これはA5判。これの前は六六判という真四角に近い形でした。

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