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喫茶 輪

コーヒーカップの耳

浜脇小学校。

2012-01-20 16:34:04 | 懐かしい話

 欲しい古書があって、尼崎の古書店「街の草」さんに問い合わせしたら「栄文堂」さんにありますよと紹介して頂いた。で、出かけました。建石線にある古書店です。以前から気にはなっていたのですが初めて行きました。
 そこの奥様とお話しているうちに、このお店は昔、西宮中央商店街にあった木下書店(その頃から栄文堂だったか?)と分かりました。それなら以前行ったことがある。『酒都遊観記』は、そこで購入したのでした。しかも、そこの息子さんは浜脇小学校の時の同級生でした。と、そんな話をすると、「それは私の従兄弟でしょう。従兄弟は近くのお茶屋の息子でした。もう死にましたけどね。同い年でした」と。何れにしても同級生です。わたしの覚えていた当時の先生の名前(今西、納富、服部)など、浜脇小学校談義に花が咲きました。実はわたし、浜小には3年生までしか行っていません。4年になる時に、それまで臨時市民病院になっていた用海小学校の校舎が復興し、集団転校したのでした。
 買った本は、先に上げた「出石物語」と「小松益喜画文帖」です。「小松…」は次に書くもののためにちょっと参考に。
 で、問題は、帰りの道々です。どうもわたしの記憶があいまいで、さっきの奥様の顔に見覚えがおぼろに…。そうだ!彼女こそが同級生だったのだ、と思い出しました。従兄弟という人の顔が思い出せないはずだ。はっきりと面影がある。彼女が、その本屋を継いでいたのだった。なんという迂闊さ!

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いずし浪漫。

2012-01-20 16:11:49 | 出石

 一昨日、ご来店下さった出石の奥村さんから届きました。

 出石の地ビールです。


 このパンフレットには「地産地消ビール」とあります。
 出石の町おこしの一環として開発されたようです。  
 飲ませて頂くのが楽しみ。
 そして、1,200字に及ぶお手紙つきでした。
 そのお手紙も、お人柄をあらわす温かみのあるうれしいものでした。


 「いずし浪漫」のHPから。奥村さんの写真が載ってます。

(誕生秘話〉

社長の思い

日本有数のそば処である出石は、恵まれた水によって育まれてきました。出石は、かつて主要な産業であった機織業(出石ちりめん)から観光の町へと変わり、町の中心部には古い鋸屋根のちりめん工場が残りました。この木造建築を活かし、出石皿そばに続く新しい名物が求められていました。


折しも全国的に地ビールが広がり始めた頃、手作りの生ビールがあることを知りました。ビールが大好きな私にとって、その地域で作られるビールはそれぞれ味が違うという発見はとても新鮮でした。そこでうまいそばを作る大きな要素である出石の水を使っておいしいビールを造ることを思いついたのです。


事業をやろうとした仲間はそれぞれロマンを持っていました。夢を実現したいという意気込み、純出石産のビールを新しい名物にするぞー!という熱い想いが全員にありました。そんな仲間の気持ちと、古い歴史をもつ出石らしく、上品であり、覚えやすく暖かな気持ちになれると考えて漢字の浪漫を用い「いずし浪漫」という名前がつけられました。


どうしたら出石で旨いビールを作ることができるのか?その答えを求めて、各地のビールを飲み比べ、醸造施設についても各地に出向いて研究し、「いずし浪漫」を売り出すまでにたくさんの方に試飲してもらいました。意見の多くは「旨いが慣れない」「ビールがにごっている(酵母がそのまま生きているため)」などなど。その度に、『こんなに美味しい出石の水で作られているビールがうまくないはずがない』その一念で試行錯誤を重ねてきました。


いずし浪漫に絶対的な自信があります。なぜなら、美味しい空気と澄んだ水、上質な麦芽、自信を持って造る職人のプライド、旨いビールに欠かせない全ての条件が揃っているからです。


「うまい」と言ってくださる方は現在も増えています。最新の製品であるブルーベリー入りのビールは、飲み口がよく、すっきりとした爽快感が実現しています。これまで地ビールは嫌いだと言っていた方が「これはうまい!」と褒めてくださったほどです。これからも留まる事なく、自信を持ってお勧めできるビール、地元・ご当地のものとして息長く出石の名物になるように頑張ります。うまい「いずし浪漫」をつくり続けていくこと。これが私達の自慢であり浪漫です!


 偶然、今日、古書店で買って来たのがこの本。

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サングラス。

2012-01-20 08:38:39 | 喫茶・輪

 昨日のことだ。毎朝お見えのお客様、本丸さん。サングラスをカウンターにお忘れに。すぐに取りに戻って来るかと思ったが、来ない。いつも忘れて、あわてて戻ってくるのだが、わたしは、ゴミ箱に捨てておいて、その中から「これのこと?ハイ」と言って渡してあげる。また、戻ったら、今度はどんな風にバカにされるか分からないから、すぐに取りに戻らなかったのか?で、今朝、見えたので封筒に入れて渡してあげた。その封筒に「嘘丸様」と書いた。会社の名は「本丸工業」である。そこの社長さんだ。わたしの大好きなけんか相手。カウンターの上に黙って差し出すと、「うん?」と言った顔で受取り、封を開けて「マジック、貸せ」という。貸してあげる。すると何やら書いている。「馬鹿輪より」と。言ってあげました。「ちゃんと洗っておいてあげたのに。だけどよく汚れてたからワイヤーブラシで洗っておいた。感謝しなさい」と。ホントはちゃんと洗っておいてあげたのですよ。

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