


『あきない世傳金と銀』(高田郁著)を先日読み終えた。
全13巻+特別巻上下2巻合わせて15巻。
毎日のように、自分が読んだあと、かいつまんで妻に読み語ってやったので、ほぼ二回読んだことになる。
それほど素晴らしい物語だったということ。
妻は独身時代に呉服の仕事に携わっていたので興味があるし、わたしもずっと商売をしてきたものだから、興味深かった。
また、時をおいて読みたくなるかもしれない。
というわけで、貸して欲しい人にはお貸ししますが、差し上げるわけにはいきません。
読み始めた本。
『母の待つ里』(浅田次郎著・新潮文庫・2024年8月1日発行)。
400ページ近くの小説だが、まだ30ページまで読んだところ。
ゆっくりと話は進んでいて、しみじみとしたいい小説の予感がする。
追記 読み進むと、30ページまで読んで感じていた予感とは全く違った小説だった。
浅田さんにしてやられました。
本屋さんに行ってきました。
「宮脇書店ダイエー西宮店」へ。
浅田次郎の文庫本を一冊買って、『KOBECCO』8月号を差し上げました。
実はこのお店のことを書いたのです。
「本屋さんに」と題して。https://kobecco.hpg.co.jp/92794/
店長さんはお留守でしたが、店員さんに説明してお渡しすると大いに喜ばれました。
「店長に報告します」と。
エッセイにも書いてますが、このお店は拙著『完本・コーヒーカップの耳』 を、発売以来ずっと置いてくださっているのです。ありがとうございます。
ちなみに、『KOBECCO』 は、神戸の主な書店で売ってます。西宮では北口のジュンク堂。
岩波書店の『図書』を読んでいて「へえ~!」と思った。
前田恭二さんが書かれている中にこんな言葉が。
❮もっとも、窓外のヤモリのごとくに、世の埒外にあればこそ、世の実相がよく見えたというところもある。❯
比喩といっていいのかどうかわからないが、上手い表現だ。
ところでヤモリだが、以前うちの玄関に現れたヤモリをFBに上げたところ、それを見たドリアン助川さんが「今村家にとっていいヤモリです。」と言ってくださった。姿がいいのだと。
今号の『図書』にはほかにも興味深い話が載っている。
西尾哲夫さんの「コーヒー讃歌」にこんなのが。
❮カイロで最初にカフェができたとき、反社会的な場所としてコーヒー禁止令が何度も出されたが、どことなく日常に背を向けて世の中を見つめ直す場所(カフェ)と、コーヒーには切っても切れない縁があるのかもしれない。❯
なかなかおもしろい。
夢中で読んできた本、『あきない世傳 金と銀』ですが、ついに第13巻まできました。
一応これが完結編ということですが、特別編が上下2巻あります。
もう少し楽しめます。
本当にこの本には楽しませてもらってます。
このところ読んでいる『あきない世傳金と銀』。
妻にいい場面をかいつまんで読み語ってやっている。(わたし、「読み聞かせ」という言葉が好きでないんです。)
特に感動的な場面はゆっくりと。
忙しい妻は聴きながら用事をしている。
今、第九巻目。

昨夜読んだところは特に感動的で、涙を催さずにはおれなかった。読みながら声が詰まってしまった。
妻も聴きながら感動の様子だった。
つくづくよくできた小説だと思う。
『コーヒーカップの耳』 この本もよくできた本だ。
『図書』6月号(岩波書店・93円+税)の1ページ。
笠井瑠美子さんの「本も生きている」です。
笠井さんは製本家でしょうか。
その職業の人なら何でもない事、いうまでもないことでも、知らない者にとっては「えっ?」と思うことがある。
へ~?そうだったの!と。
この文章を読んでわたしはそう思った。
《出来立ての本は重しを乗せて、一晩ほど寝かせる。》というところを読んだ時だ。
「そうなん?」と声に出してしまった。
そういえばわたしもプリンターなどで手製の本を作った時に、たしかに重しを乗せている。
不思議でもなんでもないのですね。
『コーヒーカップの耳』 町の喫茶店には独特の文化があった。その全てがここに。
今日は朝からM病院の予約受診の日でした。
凄い人。
検査所のわたしの受付番号が77番。
入った時、まだ40番台。30人も待たなければならない。
なんとか座る場所を確保して、『あきない世傳 金と銀』第七巻を読んでいた。
すると、このページを読んでいた時、突如目がウルウルとし始めた。感動のあまりです。
これからこの本を読んでみようと思っている人は読まないでくださいね。
第一巻から読んで来たものにとっては、この場面は著者の反則でしょ。高田さん、読者たらしです!
ここ読んで泣かない人はないでしょ。
検査所の待合所いっぱいの人の中で不覚を取る所だった。
危ない危ない。
やっと順番が来た時には、120番台の人が待っておられた。
採血をして下さる看護師さんに「多いですねえ」と言うと、
「最近増えてきてますね」とのこと。
「この病院の先生も職員さんもみなさん優しいから人気が出て来てるんでしょ。わたしも人に尋ねられたらここを紹介してますから」
でも看護師さんは「先生が優れておられるから」と
そして、「患者さんもみなさん穏やかな人が多いから」とおっしゃる。
これは人気がでますよね。