『ユニオンズ戦記』だが、足立巻一先生が重要な役割を担っておられる。

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308ページです。
《ここまで読まれた方はお気づきだろうが、筆者は本稿で高橋ユニオンズの戦いの記録と並行して、小谷正一と足立巻一の動向を書いてきた。》
わたしはまだここまで読んでませんが、パラパラと見ていて目に留まりました。
そうなんですね。夕刊紙「新大阪」と「高橋ユニオンズ」は深い縁があるということ。
わたしは著者の川島さんに聞くまでそのことを知りませんでした。
ところが川島さんは足立先生の事実に基づいた小説『夕刊流星号』などを重要な資料として書き続けられたのでした。
始めの方、16ページにはこんなことが書いてあります。

ここにはわたしの名前も登場します。
《晩年の足立に詩作の指導を受けた今村欣史に、足立についての印象を筆者も聞いてみた。》
興味深く読まないわけにはいきませんね。
いや、実際、おもしろいです。
子どものころ耳にしたプロ野球チーム「高橋ユニオンズ」が、たった3年で消えてしまっていたとは思いませんでした。
追記
今読んでいて驚き。47ページです。
門前眞佐人 という選手名が出てきました。
わたしが小学校のころ、この門前選手の息子さんが同じ学校、用海小学校にいました。わたしより、一二年下だったと思います。
下級生でしたが、わたし達の学年の子よりも大きな体でした。なので、わたしは彼のお父さんは阪神の選手だと思っていました。
でも今、調べてみると、
その当時は広島の選手になってます。
なんでだったんでしょうねえ。たしか、東町に住んでたのだったと思いますが。
元阪神だったので住居は東町にありながら、選手のお父さんは広島に単身赴任?
「お父さんがホームランを打ったから」と言って、友達に高価なお菓子をばらまいていた記憶がうっすらとあります。
『触媒のうた』 足立巻一先生のことも書いてます。