いつの時代も、じっと動かない溜まり水のような状態というものは無くて、動かないようでいて世の中のどこかは激しい動きがあるものです。そして、その動きは一定の時が経つと、急激に静かな所へも波及し、今までは百年が一日のような毎日であったのが、急に波にもまれる木の葉のような状態になってしまうことがあるのです。
世の中はいつも同じではいられないようです。今から1,000年もまえ、貴族が栄華を誇り、『 源氏物語 』 のようなあでやかな貴族の物語がうまれたり、『 枕草子 』 のような優れた随筆や、『 古今集 』 など優れた歌の本が世にくりかえし出た時期は、あっと言う間に過ぎ、貴族どうしが武士に力を借り争うようになり、結局は武力を持つ武士の世の中になる。
そういうことを大いに憂える人たちが新たに本を編み、過ぎ去った良き世を懐かしむ。それが延々とくりかえされ、今も大なり小なり変化が変化を生み、毎日世の中は動いているわけです。
とまあ、そんなことをふと考えてしまいました。私もこのブログを見てくださる皆さんも、ひと息ひと息ごとに少しずつ年をとっているわけです。そして、そのひと息でがらっと世の中が変わることも・・・・。三年前の3月11日・・・・・。
紫蘇と三つ葉
今日は、とても爽やかな日です。気温は25℃くらいあるのですが、風がとても涼しい日です。
自転車で用を足しに出かけたのですが、やはり動けば汗ばみます。ですが、すぐにその暑くほてった体を風がなでていってくれますので、たすかりました。
こう言う良い日が毎日つづくとありがたいのですけどね~~~。