世の中には知らないことの方が、知っていることより遙かに多いです。自分の興味のある分野だけでも、ある程度は知りたいと思っても、それさえ大変なことであって、一日中勉強をしていたって知ることはできません。
まあ、そういうことは、ある言葉を思いついたので考えて見ただけで、気にしないことにしています。しかし、気にし出したらそれこそ悩んでしまうでしょうね。
草むしりをしていたら、クヌギの苗を見つけました。ドングリから発芽したものですが、赤い円の中の部分がドングリです。今年発芽したものです。ドングリは、鳥なら卵に相当するのでしょうね。先ず、初めには中に蓄えられた栄養を吸って発芽し、成長するのでしょう。
もうすでに、これくらいの長さ(高さ)になっていますから、成長は早いものです。
毎年のことですが、欠いだ大玉トマトの脇目を挿しておいたところ、根付いてしまったので移植しました。全部で六本(六株)になりました。苗の数が倍になってしまいました。
しかし、それにしても強いものです。サツマイモもそうですね。葉っぱの茎を切って葉がついたまま挿しておくと、そこから根が出て根付いてしまいます。サツマイモは全てそうやって栽培します。
松の新芽がどんどん伸びてしまい、気になってしかたがありません。まるで私が不精者のようで。いえ、確かに私は不精者にはちがいありませんが、目立ちすぎます。
それなので、もうやるしかないと思い、今朝は早くから始め、やっと全部の剪定が終わりました。
松は剪定が難しいです。ですので、私の場合はとりあえず、出てきた新芽の部分だけ切り取ることにしています。それだけでもだんだん形が崩れてくると思い、何年か置きに庭師さんをたのむことにしています。これは、まあ言うなれば応急処置です。
このほかに、まだあります。背の高いモチノキとか、ヤマボウシとか、ヒメシャラなどと戦わなければなりません。
仕事は尽きないものですね。でも、すべてをやっていったら体をこわしてしまいます。体だけで無く、気にするあまり、心も毀れてしまうかも知れません。ですので、適当に付き合うことにしています。