たまには、クラシック音楽を聴いてみてはいかがですか?
今日はスッペ:喜歌劇「ウィーンの朝、昼、晩」序曲です。
さて、先日もコメントで頂いていたこの曲ですが、せっかくなので紹介してみようと思います。
ほぼ初見、というか初耳状態ですが、そこはそれ、スッペの序曲ですから、初心者感覚でも明るく楽しく聴ける曲だと思います。
そして、いつもなら「喜歌劇」なので、あらすじは・・・、といきたいところですが、ネットでサラッとさがしても、見つからなかったです。
尚、CDの解説によると、「ウィーンの生活を描いた寸劇のための序曲で、夜のウィーンのさんざめきを描写している。」との事。
ラストはにぎやかに終わる序曲ですが、前半のチェロのフレーズがしなやかに響くところなんかも聴きどころの一曲です。
ジャーン!と始まると、※ピチカートで区切りをつけながら、なめらかなトランペット、トロンボーンがしなやかに響き、
弦楽器が鋭く刻みます。やがて金管楽器が広がっていくと・・・、
チェロの哀愁漂うしなやかな響きが流れてきます。
艶っぽくもあり、物哀しい響きがなんともじんわりとしみわたるメロディを
奏でていきます。
すると、弦楽器が徐々に大きく広がっていくと、チェロの響きにも、
優しい表情が見えてくるように、温かいフレーズに変わっていきます。
そしてまた、ジャーン!と響くと、今度は弦楽器が、せわしなく焦燥感のある
フレーズで迫ります。
しかし、トランペットが軽やかに響くと、曲調はにぎやかになり、
トロンボーンが響きスネアドラム(小太鼓)が響くと、リズムを取りながら、 明るい表情に変わります。
やがて、スネアドラムとトランペットが掛け合い少しずつ盛り上げていくと、
なめらかな弦楽器がスイスイと広がり、徐々に大きく盛り上がっていきます。
シンバルが響くと、ラストスパートのように華やかになっていきます。
更にトランぺットがリズムを付けると一層盛り上がっていき、
最後はトランペット、トロンボーンがファンファーレを鳴らすと、
盛大なエンディングを華やかに飾ります。
このテの序曲で言うと、ロッシーニの「ウィリアム・テル」とか、同じスッペの「詩人と農夫」なんかでも序盤でチェロのソロをしっとりと聴かせる部分がありますから、ひょっとしたら、このあたりの時代の流行りの序曲の作りだったのかもしれないですね。
いずれにせよ、せつなく響くチェロの響きとは対照的にラストはドカン!と盛り上がるこの迫力!
「序曲はやっぱりこうでなきゃ!」と思うのは自分だけでしょうか?
「スッペ」と言っても一般的にはなかなか馴染みの薄い作曲家かもしれませんが、この曲も比較的、序曲のみで演奏される機会のある有名な一曲のようです。
緩急がしっかりとついていて、「序曲」なので演奏時間も10分もかからないので、初心者にも間違いなくオススメの一曲ですね。
≪オススメCD≫
スッペの序曲集です
【コレってどんな曲】
喜:☆☆☆☆★
怒:☆☆★★★
哀:☆☆★★★
楽:☆☆☆☆★
≪おすすめシチュエーション≫
休日に雨が降っていても、昼過ぎにはスカッと晴れやかな空に!
今日はスッペ:喜歌劇「ウィーンの朝、昼、晩」序曲です。
さて、先日もコメントで頂いていたこの曲ですが、せっかくなので紹介してみようと思います。
ほぼ初見、というか初耳状態ですが、そこはそれ、スッペの序曲ですから、初心者感覚でも明るく楽しく聴ける曲だと思います。
そして、いつもなら「喜歌劇」なので、あらすじは・・・、といきたいところですが、ネットでサラッとさがしても、見つからなかったです。
尚、CDの解説によると、「ウィーンの生活を描いた寸劇のための序曲で、夜のウィーンのさんざめきを描写している。」との事。
ラストはにぎやかに終わる序曲ですが、前半のチェロのフレーズがしなやかに響くところなんかも聴きどころの一曲です。
ジャーン!と始まると、※ピチカートで区切りをつけながら、なめらかなトランペット、トロンボーンがしなやかに響き、
弦楽器が鋭く刻みます。やがて金管楽器が広がっていくと・・・、
チェロの哀愁漂うしなやかな響きが流れてきます。
艶っぽくもあり、物哀しい響きがなんともじんわりとしみわたるメロディを
奏でていきます。
すると、弦楽器が徐々に大きく広がっていくと、チェロの響きにも、
優しい表情が見えてくるように、温かいフレーズに変わっていきます。
そしてまた、ジャーン!と響くと、今度は弦楽器が、せわしなく焦燥感のある
フレーズで迫ります。
しかし、トランペットが軽やかに響くと、曲調はにぎやかになり、
トロンボーンが響きスネアドラム(小太鼓)が響くと、リズムを取りながら、 明るい表情に変わります。
やがて、スネアドラムとトランペットが掛け合い少しずつ盛り上げていくと、
なめらかな弦楽器がスイスイと広がり、徐々に大きく盛り上がっていきます。
シンバルが響くと、ラストスパートのように華やかになっていきます。
更にトランぺットがリズムを付けると一層盛り上がっていき、
最後はトランペット、トロンボーンがファンファーレを鳴らすと、
盛大なエンディングを華やかに飾ります。
このテの序曲で言うと、ロッシーニの「ウィリアム・テル」とか、同じスッペの「詩人と農夫」なんかでも序盤でチェロのソロをしっとりと聴かせる部分がありますから、ひょっとしたら、このあたりの時代の流行りの序曲の作りだったのかもしれないですね。
いずれにせよ、せつなく響くチェロの響きとは対照的にラストはドカン!と盛り上がるこの迫力!
「序曲はやっぱりこうでなきゃ!」と思うのは自分だけでしょうか?
「スッペ」と言っても一般的にはなかなか馴染みの薄い作曲家かもしれませんが、この曲も比較的、序曲のみで演奏される機会のある有名な一曲のようです。
緩急がしっかりとついていて、「序曲」なので演奏時間も10分もかからないので、初心者にも間違いなくオススメの一曲ですね。
≪オススメCD≫
スッペの序曲集です
スッペ:名序曲集アカデミー室内管弦楽団EMIミュージック・ジャパンこのアイテムの詳細を見る |
【コレってどんな曲】
喜:☆☆☆☆★
怒:☆☆★★★
哀:☆☆★★★
楽:☆☆☆☆★
≪おすすめシチュエーション≫
休日に雨が降っていても、昼過ぎにはスカッと晴れやかな空に!
私は中学生のころ吹奏楽部に所属していたんですが、ふと仕事中に懐かしくなってこの曲を調べていたところ、このブログを拝見しました。
曲調が激しかったり、ゆっくりになったりして中学生ながらとても大好きな曲でした。
コンクールの自由曲で演奏した事を思い出します。ちなみに私はトランペットでした☆
また舞台上で演奏したいなぁって思いました。
自分も吹奏楽やってましたけど、思い出の曲って色々ありますよね。
たまに、楽器演奏したくなったりしますけど、当時みたいにはいかないでしょうね。
当時の曲を懐かしく聴いてみるのもいいですよね。