たまには、クラシック音楽を聴いてみてはいかがですか?
今日はチャイコフスキー:スラヴ行進曲です。
行進曲といっても、この曲をはじめクラシックで言う行進曲は実際に軍隊が行進する時に
流す事よりも、コンサートのアンコールやプログラムの一曲として、演奏される事の方
が多いようです。この曲なんかは特にそんな風に演奏される機会の方が多いんだと思い
ます。しかし、もともと行進曲全般は軍隊が閲兵式やその他の軍隊のイベントで行進を
するための彩りとして作曲されているものがはじまりです。
でも、軍隊を鼓舞したり、勇ましい曲調が多いですから曲として聴くと、それはそれで、
元気の出る曲ですし、そういうイメージで単純に曲を楽しむというのも面白いですよね。
この曲は、1876年にトルコとセルビアの間で戦争が起こったのをきっかけに、ロシアは
セルビア側についてトルコと戦争をする事になります。当時モスコー音楽院長が、弟子の
チャイコフスキーに作曲を依頼して作らせたと言われています。モスクワで、チャリティー
コンサートをやって、セルビアの負傷兵のための義捐金を募集していたようです。
今なら、自然災害のための義捐金募集とかはやってますけど、昔は戦争のために
義捐金を募集をしてたんですね。
CDでは、前に紹介したチャイコフスキーの「1812年」なんかとよく一緒になっている
ものも多いようです。彼の代表作のひとつですね。あと、吹奏楽(ブラスバンド)の演奏
でもCDになっているものがありますから、お好みでそっちも聴いてみてもいいかもしれ
ないですね。
静かな雰囲気の中から、いかにも怪しげなフレーズが流れてきます。(スラヴ地方の
方はゴメンナサイ)定期的にリズムを刻むスネアドラムが徐々にそのメロディを盛り
上げていきます。そして、最大限の盛り上がりを見せる場面では、トランペットが、
ド迫力で鳴り響かせます。その後、クラリネットの穏やかなフレーズがそれまでの
盛り上がりとは対照的で、よりインパクトを強めます。
そんな感じで、最初のフレーズを何度か効果的に変化させ徐々に盛り上がりをつけて
偉大なマーチへと展開していきます。
最後は、盛大に盛り上がりお祭り騒ぎできっちり綺麗に終わります。
マーチの名前が付いている曲ですが、結構自由に派手にやってますね。こんなマーチを
聴くとどこに行っても絶対に負ける気がしませんね。目いっぱい盛り上ってますから、
ムシャクシャした時とかに聴くと、とてもスカッとするかもしれないですね。
≪オススメCD≫
スラヴ行進曲の他にも盛りだくさんでどうぞ。
【コレってどんな曲】
喜:☆☆☆☆★ →派☆☆☆☆☆
怒:☆☆☆★★
哀:☆☆★★★
楽:☆☆☆★★
≪おすすめシチュエーション≫
気分を盛り上げて大音量で派手に聴きたくなったら。
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今日はチャイコフスキー:スラヴ行進曲です。
行進曲といっても、この曲をはじめクラシックで言う行進曲は実際に軍隊が行進する時に
流す事よりも、コンサートのアンコールやプログラムの一曲として、演奏される事の方
が多いようです。この曲なんかは特にそんな風に演奏される機会の方が多いんだと思い
ます。しかし、もともと行進曲全般は軍隊が閲兵式やその他の軍隊のイベントで行進を
するための彩りとして作曲されているものがはじまりです。
でも、軍隊を鼓舞したり、勇ましい曲調が多いですから曲として聴くと、それはそれで、
元気の出る曲ですし、そういうイメージで単純に曲を楽しむというのも面白いですよね。
この曲は、1876年にトルコとセルビアの間で戦争が起こったのをきっかけに、ロシアは
セルビア側についてトルコと戦争をする事になります。当時モスコー音楽院長が、弟子の
チャイコフスキーに作曲を依頼して作らせたと言われています。モスクワで、チャリティー
コンサートをやって、セルビアの負傷兵のための義捐金を募集していたようです。
今なら、自然災害のための義捐金募集とかはやってますけど、昔は戦争のために
義捐金を募集をしてたんですね。
CDでは、前に紹介したチャイコフスキーの「1812年」なんかとよく一緒になっている
ものも多いようです。彼の代表作のひとつですね。あと、吹奏楽(ブラスバンド)の演奏
でもCDになっているものがありますから、お好みでそっちも聴いてみてもいいかもしれ
ないですね。
静かな雰囲気の中から、いかにも怪しげなフレーズが流れてきます。(スラヴ地方の
方はゴメンナサイ)定期的にリズムを刻むスネアドラムが徐々にそのメロディを盛り
上げていきます。そして、最大限の盛り上がりを見せる場面では、トランペットが、
ド迫力で鳴り響かせます。その後、クラリネットの穏やかなフレーズがそれまでの
盛り上がりとは対照的で、よりインパクトを強めます。
そんな感じで、最初のフレーズを何度か効果的に変化させ徐々に盛り上がりをつけて
偉大なマーチへと展開していきます。
最後は、盛大に盛り上がりお祭り騒ぎできっちり綺麗に終わります。
マーチの名前が付いている曲ですが、結構自由に派手にやってますね。こんなマーチを
聴くとどこに行っても絶対に負ける気がしませんね。目いっぱい盛り上ってますから、
ムシャクシャした時とかに聴くと、とてもスカッとするかもしれないですね。
≪オススメCD≫
スラヴ行進曲の他にも盛りだくさんでどうぞ。
チャイコフスキー : 大序曲(1812年)作品49、スラヴ行進曲 作品31、ムソルグスキー : 交響詩(はげ山の一夜)、組曲(展覧会の絵)ラヴェル編デュトワ(シャルル), モントリオール交響楽団, チャイコフスキー, ムソルグスキー, ラヴェルユニバーサルクラシックこのアイテムの詳細を見る |
【コレってどんな曲】
喜:☆☆☆☆★ →派☆☆☆☆☆
怒:☆☆☆★★
哀:☆☆★★★
楽:☆☆☆★★
≪おすすめシチュエーション≫
気分を盛り上げて大音量で派手に聴きたくなったら。
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吹奏楽用にアレンジしたCDだと発売されている楽団を紹介すればいいのかなぁ?
♪東京佼成ウインドオーケストラ:毎年吹奏楽コンクールの「課題曲」を中心に吹奏楽オリジナルもたくさんCDで発売している楽団です。模範的な演奏をしていますから、曲のつくりは、わかりやすいと思いますが、迫力に欠けるかも?
♪淀川工業高校吹奏楽部:吹奏楽の名門ですから、CDもたくさん出てますよ。実際に演奏を聴いた事はないんですが、若さあふれる迫力いっぱいの演奏なんじゃないでしょうか?
♪自衛隊音楽隊:これも聴いた事はないんですが、CDはいくつか発売してると思います。こちらも迫力あると思いますが、自衛隊だけにはぎれのいい演奏になっているんじゃないでしょうか?
独断と偏見で紹介してみましたが、「1812年」は曲自体が有名ですからいずれの楽団もCDはあると思います。
演奏の仕方や楽譜をみながら…だと吹奏楽版には当時大変お世話になったと思いますが、曲の雰囲気を知りたいだけならば、オーケストラ版でも十分楽しめると思いますよ。
こんなんでいいのかなぁ?
助かります。探してみますね!