妻は神経質で、かなり小さなホコリやゴミでも見つけたら直ぐに掃除をする。
私 「さっき掃除をしたばっかりやん。もうせんでもエエやろ」
妻 「私、細かいゴミでも目に入ったら、掃除をしてしまうねん」
私 「ほんだら俺、大きなゴミやから、掃除をされるなあ」
妻 「アンタは大き過ぎるから、ゴミ箱に入れへんわ」
私 「俺は粗大ゴミか！」
妻 「そこまでは言うてない…。思てるけど…」
私 「なんや、そう思てるんかい」
妻 「ホンマやもん仕方がないやん」
私 「まあ、俺は大きすぎて壮大な粗大ゴミや。壮大な粗大ゴミを捨てるのは、そ、醍醐味や」
妻 「何を訳の分からんことを言うてるの、面倒くさいなあ！」
私 「ゴミません！」
謎かけ：粗大ゴミとかけて、建築物を修理すると解く。どちらも(回収・改修)します
自宅の2階の部屋の窓ガラスを見て妻が驚いた。
妻 「キャーッ、窓の外にイモリが～！」
私 「えっ、井森美幸か？」
妻 「何で井森美幸が2階の窓に張り付いてるのん、不気味やん！トカゲに似たイモリやんか」
私 「あれか？あれはヤモリや。雨が降ってるから雨ヤモリをしてるんや」
妻 「それ、雨やどりやん！」
私 「ああ、そうやったな」
妻 「それにしてもイモリとヤモリ、よう似てるね」
私 「窓に張りついてたのはヤモリや。家を守るからと言われてるねん」
妻 「なるほど。家をヤと読んで守るの守をくっつけてヤモリと言うんやね」
私 「そうや。イモリは水辺に生息して、漢字は井戸の井と守るの守でイモリや」
妻 「へえそうやったん」
私 「それで俺がオモリや」
妻 「どういう事？」
私 「母をオモとも言うやろ」
妻 「ああ、母屋(オモヤ)ね。それがどないしたん？」
私 「俺は自分(妻)のモリをしてるからオモリや」
妻 「私はアンタの母と違う！それにモリなんかしてもらってないわ」
私 「さよでっか」
妻 「それはそうと、イモリとヤモリはどう見分けるのん？」
私 「イモリはお腹が赤くて足の指は4本、ヤモリはお腹が白っぽく足の指が5本や」
妻 「へえ、足の指の数までは気がつけへんかったわ」
私 「ヤモリは爬虫類でイモリは両生類。イモリは幼生期はエラで呼吸で成長すると肺で呼吸するねん」
妻 「へえ、ヤモリは爬虫類でイモリは両生類かいな。同類やと思てたわ」
私 「イモリは魚類から進化して、初めて陸に上がった動物やねん」
妻 「よう知ってるなあ」
私 「ヤモリの話だけに、ネタはヤマモリや」
妻 「ヤモリとヤマモリ…。ウマイ事ダジャレをぶっこんできたね」
私 「ヤモリは、やぁ盛り上げてくれる」
妻 「おだてたら調子に乗るなあ。しつこいのんは嫌われるで」
私 「ごめんちゃい！」
謎かけ：ヤモリとかけて、ムーンライトと解く。どちらも(ゲッコー・月光)です
※ゲッコー(Gecko)＝ヤモリの英名。
