みのもんた

　ananの'07年嫌いな男ランキングは“1位・江頭2：50、2位・南海キャンディーズ・山ちゃん、3位・みのもんた”だった。
　私はハッキリものを言う司会者として以前はみのもんた氏に好感を持っていたが、新聞で「不二家が、みの『廃業』発言でTBS提訴の可能性」についての記事を読んで以来、彼の評価が変わった。
　みのもんた氏は1月の『朝ズバッ』で「はっきり言って廃業してもらいたい。こんなバカなことをやってる不二家がね、そのまま社長が交代したからといってね、メーカーとして存続できること自体がおかしい。消費者をナメるんじゃない！」等と言い放った。
　番組の捏造疑惑で不二家側が追求するとTBSは「『廃業を覚悟して不退転で臨んでください』という励ましの発言だったのでは」としているが、どない解釈しても励ましの言葉には聞こえない。
　みのもんた氏は追求されると取材は自分ではないと責任逃れをした。でも断罪したではないか。彼の発言の社会への影響は大きく、迷惑を受けた関係者も沢山いる。謝罪すべきなのにこの件に関してはずっと口を摘むんだまま。あれだけズバッと言う人だけに残念である。
　店で「嫌いな男ランキング3位にみのもんたが入ってる」との話題が出た。
　客１「あっちこっち出過ぎや。『おもいっきり』で寝てるし、他の人に譲れと言いたい」
　客２「俺も嫌いや。不自然におおげさや」
　私が「不二家の件、『朝ズバッ』で捏造疑惑あるのに廃業しろと言い放ち、フランチャイズの店主がどれだけ苦しんだか」　
　ママ「あんた、不二家の商売をせんかってよかったな」
　私は「うん、そやから、ぶじや(無事や)」
　その場がしらけたのは言うまでも無い。

阪神9-8。天王山第1ラウンド制す
　ペナントレースも第4コーナーを回りゴールが近づいてきた。首位ジャイアンツとゲーム差1.5の僅差。
　天王山第1ラウンドの直接対決の前半は重量打線の巨人が優位に立つ。しかし細かいながらコツコツと相手にジャブを放つ阪神は5回に逆転。
　また相手の大砲に逆転されるなど一進一退の緊迫したゲーム。同点の9回、巨人は切り札の上原を投入して阪神をねじ伏せにかかる。
　しかし代打の桧山が難敵の上原のフォークボールを右手1本でスタンドまで運んだ。桧山がまた大きな仕事をしてくれた。
　「伝統の一戦」の初戦を8連勝で飾った。これでゲーム差0.5に肉薄。今日はええ試合やった。