このドラマは、ヒロイン・岩倉舞(福原遥)が、空への憧れから「パイロットになる」夢に向かって頑張っていたが、途中で父の他界で窮地に追い込まれた実家のネジ工場の立て直しや、不景気にあえぐ地元・東大阪の町工場の盛り上げ・・と湾曲してしまった。
航空学校を卒業しただけに女性パイロット誕生物語かと思っていたが全く違う方向に進み、「舞いあがれ」の意味は?と疑問を持ちながら観ていた。
最終的には父親の夢だった航空機の部品や東大様の町工場の部品を使って空飛ぶ車を製作、それを舞が操縦する画面でエンディング。ここに結び付けたのかと納得した。
舞が操縦する空飛ぶ車に同乗した祖母の祥子さんの 「舞や・・・向かい風に負けんかったね」 という言葉があったが、あるニュース記事の中で “こうした展開に視聴者からはSNSなどで「夢を諦めないって大切」「全てのことがここに詰まっている この日のために今までがあったんだなあ」「泣いちゃう」などの声が挙がっていた” というコメントがあったように、諦めずに頑張った舞の姿 が凝縮されていて、それが舞の魅力だったと思い、とても清々しい朝ドラになった。
余談だが、大阪万博でも取り上げられている空飛ぶ車。バック・トゥ・ザ・フューチャーの様な車を想像していたが、車というよりは「人が乗れるドローン」「小さいヘリコプター」という感じで地上を走れないので車とは程遠い。
早く、便利で、安全な「本物の空飛ぶ車」が国産で沢山出来て、活躍の場が出来たら良いと思う今日この頃。
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