白紙票

　今日は近所の小学校では顔をさすので、妻と市役所へ期日前投票に行った。
　お客さんの中には「投票には行けへんねん」と言う人がいる。理由を聞くと「政治に不満があるから抗議の意味で投票しない」「選挙に行っても変われへん」「どこの党が政権を握っても同じや」「投票所が遠いので」「行くヒマがない」「どの候補者がエエか分かられへん」。
　投票率の悪さは政治にも責任があるが、かといって選挙権を行使しないと前政権の時の様にダメな総理大臣が誕生するし、この国の政治を悪くしてしまう。
　だから私はそういう人達に「白紙でもいいから投票に行く様に」とアドバイスする。
　しかし白紙票は無効票なので、選挙権の行使も無効だと言う人もいるが、投票率にカウントされるし、「適切な候補者がいない」という意思も表示になるし「不平等選挙だから、それに対する抗議だ」という主張にもなる。
　そういう意味で、白紙投票は不十分ながらも、選挙権を行使した事になると思う。
　まあ、白紙票の代わりに落選させる投票権もあれば、議員はもっとこの国の政治を真剣に取り組むと思う。

　一句：出す方が　出さぬよりマシ　白紙票
　謎かけ：白紙票とかけて、お米が60kgと解く。どちらも(一票・一俵)の重みです