前を歩いている人が少し特徴のある歩き方をしている。
私 「前の人、O脚やなあ」
妻 「ほんまやね」
私 「俺はどうや?」
妻 「うん、まっすぐやね」
私 「しやけど俺、前の人に似てるねん」
妻 「どこが?」
私 「俺、O脚と違うけど横着やねん」
妻 「ほんまやね」
私 「なんや、否定してくれへんのかいな」
妻 「しやけどアンタの机の周り、ぜんぜん片付けへんがな」
私 「俺、作家になれるなあ」
妻 「なんで?」
私 「作家は机の周りはちらかってるやん」
妻 「あれは書き損じた原稿を丸めて放ってるだけやん」
私 「俺はティッシュを丸めて放ってるで」
妻 「作家に関係ない!部屋を散らかしてるだけやん」
私 「作家になれるというのは、俺のサッカクか」
妻 「はいはい錯覚ね。それにしてもアンタはインテリアに興味が無いね」
私 「そうや」
妻 「骨董品を飾るとかいうのも興味が無いもんね」
私 「それはわざわざ買わんでも、自分(妻)がいてるやん」
妻 「なんやて!私が骨とう品てか!」
私 「何を怒っとうひん」
妻 「下手なダジャレを言うて。アンタも骨とう品やん」
私 「そうや、おれは肩か凝っとうひん」
妻 「しょうもな、怒る気がうせたわ」
謎かけ:骨とう品とかけて、土地を買う時と解く。どちらも(壺・坪)も気になります