今朝の堺港は風がきついので妻は帽子が飛ばされない様に手に持って歩いてる。
私 「これから日差しがキツなるから、アゴ紐の付いた帽子を買いや」
妻 「アゴ紐の付いた帽子はセンスが無いから、私には合えへんわ」
私 「いや、何でも合うて」
妻 「そんな事、あれへんよ」
私 「麦わら帽子でも、ほっかぶりでも似合うで」
妻 「ほっかぶりて、私は盗っ人かいな」
私 「そうや、自分(妻)は盗っ人や」
妻 「なんでやねん、怒るで」
私 「俺の心を奪った、恋の盗っ人や」
妻 「何十年前の話や!」
私 「60年前」
妻 「60年前言うたら私、8歳やん」
私 「8歳か。マセてたんやなあ」
妻 「何を寝ぼけた事を言うてるのん、このひょっとこが!」
私 「ごめんちゃい」
※「このひょっとこ!」は「このおたんこなす!」と同じ「間抜け、出来損ない」の意味で男性をののしっていう語。
謎かけ:ほっかぶりとかけて、頻繁に火の用心の夜回りをすると解く。どちらも(頬かむり・放火無理)です