昨日、一昨日と堺には多くの老舗があると話しましたが、堺には『もののはじまりなんでも堺』というように堺発祥の産業、文化がいくつもあります。
16世紀の堺は『東洋のベニス』と呼ばれ国際交易港として栄え、海外の優れた技術や文化が流入する窓口となり堺職人が作った新しい商品が全国に広がりました。
そして、貿易都市・商業都市として栄え、日本第一の文化・先進都市を誇り、なんでも堺がはじまりだというのが堺の人たちは自慢でした。
そこで、伝承も含めて堺が発祥の地として、「ものの始まりなんでも堺」といわれている主なものを集めてみました。
鉄砲、タバコ、包丁、線香、三味線、堺緞通、金魚、鳥毛・菱垣廻船、銀座、大筒、自転車、私鉄(阪堺鉄道)、木造洋式燈台、瓶づめの酒、公園、学生相撲、水練学校、傘、チベット探検、商業定期航空、ショベル・スコップ、謡曲、機械縫製足袋、堺更紗、医書大全、セルロイド工場、足踏み回転脱穀機、江戸浄瑠璃、隆達節、国道第一号、鉛丹、朱座、頼母子講、紙箱。