以前、用もないのにしばしば電話をかけては、こちらのプライベートな事をねおりはおり聞いてくる元客のD君がいた。それも転勤で姫路に引っ越ししてもである。それがここ一年ぐらいは電話が無かったのですっかり彼の事を忘れていた。
ところが今日、久しぶりに電話がかかって来た。
D君「マスター、久しぶり。元気か?」
私 「ああ、この一年間元気やったけど…」
D君「元気やったけどて、今、どこか調子悪いんか?」
私 「そうや、D君の声を聴いて急に調子悪なったわ」
D君「なんや、俺でかいな。それはそうと、今度、名古屋に転勤になってん」
私 「ほう、それは可哀想に」
D君「そうやろ、俺、名古屋の水は合わんわ」
私 「俺の言うてるのは名古屋の人が、や。D君が行ったら迷惑かかる人がでてくるやろな」
D君「そんなん言わんといてや。ところでマスター、今、何してんのん?」
私 「今、何してんのんて、(D君と)電話してるやん」
D君「俺が聞いてるのはマスターの趣味の事や。色々やってるやろ?」
私 「今は何もして無い、のんびりしてるわ。前はD君からのストレス解消の為してただけや」
D君「またそんなん言うてー。それじゃあ、近況報告にまた電話するわ」
私 「誰もD君の近況なんか知りたないわ。電話せんでもエエで。俺の平和を乱さんといてや」
D君「マスターには負けるわ。それじゃあ、また」
一句:TEL切るも 切っても切れない くされ縁
ところが今日、久しぶりに電話がかかって来た。
D君「マスター、久しぶり。元気か?」
私 「ああ、この一年間元気やったけど…」
D君「元気やったけどて、今、どこか調子悪いんか?」
私 「そうや、D君の声を聴いて急に調子悪なったわ」
D君「なんや、俺でかいな。それはそうと、今度、名古屋に転勤になってん」
私 「ほう、それは可哀想に」
D君「そうやろ、俺、名古屋の水は合わんわ」
私 「俺の言うてるのは名古屋の人が、や。D君が行ったら迷惑かかる人がでてくるやろな」
D君「そんなん言わんといてや。ところでマスター、今、何してんのん?」
私 「今、何してんのんて、(D君と)電話してるやん」
D君「俺が聞いてるのはマスターの趣味の事や。色々やってるやろ?」
私 「今は何もして無い、のんびりしてるわ。前はD君からのストレス解消の為してただけや」
D君「またそんなん言うてー。それじゃあ、近況報告にまた電話するわ」
私 「誰もD君の近況なんか知りたないわ。電話せんでもエエで。俺の平和を乱さんといてや」
D君「マスターには負けるわ。それじゃあ、また」
一句:TEL切るも 切っても切れない くされ縁