チョイさんの沖縄日記

辺野古や高江の問題等に関する日々の備忘録
 

米軍北部訓練場の中に入った! 横柄な海兵隊大佐に抗議

2013年03月23日 | 沖縄日記 高江

  (北部訓練場メインゲートを入り、米軍の車で事務所に向かった)

  3月21日(木)、米軍が、高江の住民の会に対して、北部訓練場内での工事(ヘリパッド工事ではなく、メインゲートからN4へのう回路途中での法面補修工事。防衛局ではなく、米軍が直接発注している。)の説明をしたいということで、私を含め5名が北部訓練場に入った。私は、米軍基地に入るのはこれが初めてだ。説明にあたったのは、海兵隊政務外交部(G7)部長のトゥルーアックス大佐。海兵隊では、かなりの高官だ。

 その詳細については、いずれ高江住民の会のホームページに掲載されると思うので、ここでは触れない。そこで飛び出した、トゥルーアックス大佐のとんでもない発言内容について説明しよう。

1.「住民らは、何の権利があってゲートを封鎖しているのか!」

  米軍の要請は、この法面補修工事をするために、住民の会が、N4ゲート前に停めている車を移動させ、N4ゲートから工事車両を入れたいというものだ。しかし、そこで、大佐のとんでもない発言が飛び出した。「住民らは、何の権利があって基地のゲートを封鎖しているのか!」と言ったのだ。

 我々は、この発言に対してすぐに抗議し、謝罪と撤回を要求した。大佐も、さすがにまずいと思ったのか、「皆さんが、自分たちの意見を主張する自由は尊重する。」と、あわてて言いなおした。

2.「ゲート前で米兵らにヤンキーゴーホームなどと言うのは止めてくれ」

 そして、説明会のほぼ最後に、同大佐は、我々がゲート前で米兵らに抗議行動をしている問題に触れた。そして、「皆さんにお願いしたいのは、隊員らに、ヤンキーゴーホーム等の言葉をぶつけないでほしい。隊員らは、日米両政府間の合意に基づいて、その任務を果たすために遠い沖縄に来ている。個々の隊員らが悪いのではない。」と、言ったのだ。

 この大佐の発言にも、皆がすぐに抗議した。「北部訓練場でオスプレイを飛ばして、住民らがどれだけ迷惑をしているのか分からないのか! オスプレイが配備されている限り、我々は米兵への抗議行動を続ける。」と宣言した。

 それにしても、海兵隊の大佐のような高官が、ゲート前での抗議行動を止めてくれと言うぐらいだから、よっぽど兵士たちから苦情が届いているのだろう。それでいいのだ。米兵らに対して、沖縄はどうも居心地が悪いと思わさない限り、米軍は、いつまでも沖縄に居続ける。普天間基地でも、北部訓練場でも、米兵らへの抗議行動を続けよう!

 (北部訓練場に入る米軍車両。我々の抗議行動は続く)

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