乳がん患者のサロン2 - ノエル編

乳がん患者の皆様、このサロンでのびのびと雑談しましょう。くつろぎの場です。

運動と乳がん

2008年09月07日 | 食と栄養
前回のトピック、子宮体がんにおけるコーヒーの影響は、発症の予防率が何だかとっても高いような気がして、イマイチ信じられなかったんですが、運動ならどーよっ!てな報告を発見。

「運動が乳癌による死亡リスクを軽減」 2008. 9. 4

 継続的な運動が、乳癌による死亡リスクを軽減することが確認された。これは、米国Yale School of Medicineの研究グループによる成果。2008年8月20日号のJournal of Clinical Oncology誌に掲載された。

 研究グループは、1995年から1998年に乳癌の診断を受けた患者933人を2004年まで前向きに調査し、運動と乳癌による死亡リスクを解析した。

 その結果、乳癌の診断を受ける前後に、1週間につき約2~3時間の早歩きに匹敵する運動を継続していた女性では、運動を行っていない女性に比べて、乳癌による死亡リスクが67%少なかった。また、乳癌の診断後に運動量を増やした場合でも、乳癌による死亡リスクが45%減となっていた。

 一方、乳癌の診断後に運動量を減らした女性では、乳癌による死亡リスクが約4倍に上昇していた。

 同研究を行ったMelinda L. Irwin氏は、「乳癌の治療を受けている女性は、運動は治療の一部と考え、毎日、15分程度のウォーキングからでもよいので始めて欲しい」と語っている。
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この調査対象は全員が乳がん患者さんで、その中で運動した人としない人とで比較しています。
乳がん告知後、一番長い人で9年間の追跡調査の結果、運動した人としない人では死亡リスクに差があったということですね。ただし、乳がんのタイプや治療法などの詳細はありません。

数字的には随分と大きい差が出たわけですが、、、コーヒー3杯飲むより、運動する方が体にずっと良い気がして、する気になります(^0^)。

私はがんになる前からずっと運動していました。んが、がん告知直後から、しばらく中断した時期があります。運動して血行がよくなると、がん細胞も活発に活動し、転移しやすくなるんじゃないかと思い込んで・・・(^^;)。
で、主治医に尋ねたら、そんなことはない、運動は体に良いからドシドシやって下さいと。

元々運動が大好きだし、涙ぐましい努力をしてつけたプリプリの筋肉を落としたくないっ。術前にできるだけ体力つけておいた方がいいかなと、主治医の一声で考えが変わり、通常以上に運動に燃えちゃいますた。真冬だったので、風邪を引くことを恐れ、マスクしてジョギングもしちゃったりして(^^;)。
主治医がCTを見ながら、「あなたは皮下脂肪も内臓脂肪も全然ないねえ、こういう人は手術がしやすいんですよ」とニッコリしましたっけ。

実際、体脂肪が多い人は手術時間が延びやすく、傷の治りも遅めになることもあるそうです。退院する日が遅れると、それだけ入院費もかさんじゃいます。これはイタい。

術後5日間もベッドで食っちゃ寝していたら、顔がむくんで足がつりますた。なので、病院の中を歩き回りました。非常階段はひと気が少ないのでお気に入りの場でした。1階から10階まで数往復すると汗だくだくになり、夜は他人のイビキも何のその、よく眠れました。

乳がんの術後って、脇が痛むだけで他の部分は全く無事だから、運動再開も早くできます。ってか、医療スタッフ側がとっとと退院してちょって感じで、ほっとんど構ってくれへんかったぜ。(´∀`*)


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なかのひと

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