乳がん患者のサロン2 - ノエル編

乳がん患者の皆様、このサロンでのびのびと雑談しましょう。くつろぎの場です。

ヨーグルトとインフルエンザ2

2012年02月12日 | 新型インフルエンザ
未だに寒いですね。
今朝起きたら、喉に痛みがありました。ついに、風邪引いちゃったかなと思ったのですが、、、ちがう。これは花粉症。

北風に乗ってやってきた花粉が、とうとう粘膜で暴れだした模様。まぶたも重く、くしゃみも出だしました。ヨーグルトは粘膜を守る働きがあるとか言われていますが、、、毎日500ml食べていますが、実感はできません。

さて、以前にこのブログ「ヨーグルトとインフルエンザ」で紹介した商品が、メガヒットとなり、品薄というか、見たこともない状況です。

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【インフル対策用品好調 患者数211万人、予想以上の関心】 2012年2月12日(日)08:00 (産経新聞)

 全国でインフルエンザが猛威をふるう中、風邪薬やマスク、空気清浄機といった対策関連商品が爆発的に売れている。メーカー各社は新商品を発売するなど顧客の取り込みに躍起だ。ただ、患者数が211万人にのぼるなどインフル対策への関心は予想以上で、「食べると感染しにくい」とされる機能性ヨーグルトが品薄状態となるなど、店頭では混乱も起きている。

 ■ヨーグルト前年比5倍

 店頭で品薄なのは明治が発売する機能性ヨーグルト「R-1」。テレビ番組などで乳酸菌が免疫力を高め、インフルエンザに感染しにくくなる、などと紹介されて売れ行きが急増した。1月の販売数量は前年同月比5倍となった。

 明治ではR-1を生産する国内3工場で、ほかの商品の生産を休止して増産を進めている。それでも店頭では全国的に品薄で、商品が十分にそろう時期がいつになるのか、めどが立たない。店頭でも「各店の発注に対応できず、注文数に制限をかけている」(ファミリーマート)状態だ。

 ■マスク、風邪薬も

 マスクや風邪薬など、関連商品の売り上げも伸びている。大手スーパー、イオンでは2月上旬のマスクの売上高が前年同期比10%増。風邪薬は大人用が同20%増、子供用が同10%増と家族が一斉に具合を悪くしている姿がうかがえる。

 メーカー各社も新商品を発売して応戦している。白元は加湿効果のあるマスクにミントの香り付けをした新商品を発売。ライオンは泡状ハンドソープ「キレイキレイ 薬用泡ハンドソープ」の売上高が1月、計画比6%増と好調だったため、フルーツの香り付きの企画商品を限定発売する。

 ■各部屋に空気清浄機

 家電製品の売れ行きも好調だ。量販店大手、ビックカメラによると、エアコンの1月の売り上げは前年同月の1・5倍、加湿器は1・2倍にそれぞれ伸びた。空気清浄機は浮遊ウイルスの働きを抑制する効果のある新製品を中心に好調。同社池袋本店の売り場担当者は「インフルエンザ対策に敏感な消費者が増え、部屋ごとに購入していくケースが目立ってきた」と空気清浄機の市場拡大に期待を寄せている。
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ローカルラジオで、このヨーグルトの品薄状況を聴きました。乳製品の卸問屋に問い合わせてもないとのこと。

でも、、、食品って、薬のような即効性はありません。毎日地道に食べ続けてなんぼのもんです。インフルエンザが流行りだした頃、食べはじめるのは、インフルエンザの予防にはならない気がします。

あ、もちろん、ヨーグルトは栄養価の高い食品です。食べたほうが食べないよりいいでしょう。

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鳥インフル、宮城県が報告書

2011年12月21日 | 新型インフルエンザ
外へ出ると、お店には掃除用品とかクリスマスや正月の料理が並べられるようになりましたね。
私もちょこっと料理の用意を。買ったものをレジ袋に詰めていたら、隣の男性が大きなくしゃみを。
レジ袋の中にも唾が飛んだね、絶対( ̄□ ̄;)!

帰宅したら、除菌スプレーをシューシューかけちゃいました('~`;)。この時期に風邪なんか引いたら、年末年始は絶望的になるじゃんねえ ヽ(`⌒´)ノ
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【鳥インフルエンザウイルスを鶏舎内に持ち込んだのは、ネズミ、ヒト、鶏用飲用水に可能性】

宮崎県が感染経路等に関する検討報告書

 昨シーズンは、日本でも家禽類において高病原性鳥インフルエンザの発生が相次いだ。最も発生農場が多かった宮崎県は、なぜ多発したのかその原因究明に取り組んできた。このほど鳥インフルエンザウイルスを鶏舎内に持ち込んだのは、ネズミを始めとする野生動物、あるいはヒト、さらに鶏用飲用水にも可能性があるとする報告書を発表した。

 2010年11月の島根県での発生以降、鹿児島県、大分県、愛知県、和歌山県、三重県、宮崎県、奈良県、千葉県の9県24農場で発生し、計約185万羽が処分された。最も多かったのは宮崎県で、肉用鶏10農場、採卵鶏1農場、種鶏2農場の計13農場で約101万羽が処分された。

 なぜ宮崎県で多発したのか。同県では、農政水産部の畜産・口蹄疫復興対策局が中心となり、専門家らを交えた検討会を開催し、7月25日付けで「宮崎県における高病原性鳥インフルエンザの感染経路等に関する検討報告書」をまとめた。

 それによると、まず、宮崎県に鳥インフルエンザウイルスを運んできたのは、「渡り鳥を含む野鳥と考えられる」と結論付けた。日本野鳥の会宮崎支部による野鳥生息状況調査により、発生農場周辺に野鳥が飛来していることが明らかとなり、さらに集団飛来地の調査では例年以上に多くの野鳥が確認された。また、全国的に白鳥やナベヅル、キンクロハジロなどの渡り鳥において高病原性鳥インフルエンザウイルスの感染が確認される中、宮崎県でもハヤブサ、カイツブリ、オシドリでの感染事例が7件確認されていた。これらの状況証拠が、「渡り鳥を含む野鳥」運搬説を支持する根拠としている。

 しかし、鳥インフルエンザウイルスを鶏舎内に持ち込んだ要因については、「13農場すべてに共通したものは見いだすことができなかった」とした。ただし、すべての農場で、防鳥ネットの破れや鶏舎壁の隙間が確認され、さらに野生動物が侵入可能な網目サイズの金網が設置されていたことも明らかになった。こうした環境面の不備から、「ネズミなど野生動物が侵入した可能性はあった」と指摘した。事実、13農場中9農場でネズミの侵入が確認されており、渡り鳥の糞便を介して、野生動物がウイルスを鶏舎内に持ち込んだ可能性はあると指摘している。なお、鶏舎内への野鳥の侵入は確認されていないという。 

 報告書では、農場管理者及び従業員らの「ヒト」が持ち込んだ可能性についても検討した。13農場中5農場で、鶏舎入口付近での鶏の死亡例が多く見られたことが疑う理由だった。しかし、鶏舎内に入る際に、13農場中9農場では鶏舎専用の長靴を使用し、また1例を除くその他の農場では農場専用長靴を使用して鶏舎ごとの踏込消毒を併用していた。これらを根拠に、「ヒトが鶏舎内にウイルスを持ち込んだ可能性を否定することはできないが、その可能性は低いと考えられる」と結論した。

 鶏用の飲用水も検討の対象だった。13農場中2農場で、山水や湧水を飼養鶏の飲用水として未消毒のまま利用していたからだ。これらの農場では、この鶏用の飲用水が感染源となった可能性も考えられるとした。

 結局のところ、鳥インフルエンザウイルスを鶏舎内に持ち込んだ要因を特定することはできなかったわけだが、渡り鳥が鳥インフルエンザウイルスを運んでくることを前提に発生防止対策に取り組むべきと強調した点は重要だ。宮崎県は、渡りのシーズンには、鳥インフルエンザがいつ発生してもおかしくないという前提に立って、対策を進めるとしている。また、感染の原因として「野生動物の侵入」「飲用水」「ヒト」を介した感染の可能性が浮かび上がったことから、まず第一歩として、これらの可能性を限りなくゼロに近づけるための対策に取り組むとしている。こうした対策が宮崎県以外にも広がり、オールジャパンで対応する体制に発展してほしいものである。


■参考資料
・宮崎県における高病原性鳥インフルエンザの感染経路等に関する検討報告書
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渡り鳥がウイルスを運んできたとなると、防ぎようがないですよね。

新型インフルエンザの感染については、日本は他国に比べ、感染率が驚異的に低かったようです。当初、舛添厚生大臣が空港でウイルスの上陸を阻止しようと、躍起になって頑張ったのが、ひょっとしたらよかったのかも? 一旦、流行してしまうと、何と無駄な努力をしたものだと私は思ったのですが、そうでもなかったのか。

新型インフルエンザの症状は比較的軽くてよかったですが、鳥インフルエンザは大変強いので、これこそ躍起になってウイルスの上陸を阻まなくてはいけませんね。地震、津波、原発事故。そして鳥インフル大流行なんてことになったら、日本は泣きっ面に蜂どころか、撃沈の危機になってしまう(;´∩`) 。


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新型インフル死亡率の各国差

2010年09月07日 | 新型インフルエンザ
春ごろ、すご~くい騒ぎとなった新型インフルエンザ、総括っぽい記事を見つけました。

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【日本の死亡率が低かったのはなぜか】2010. 7. 24

 今回の新型インフルエンザパンデミックで、日本での死亡率が諸外国に比べて低かったのは、成人に感染が広がらなかったからだ──。インフルエンザ研究者交流の会(会長:国立病院機構仙台医療センター西村秀一ウイルスセンター長)がこのほど開いたH1N1パンデミックに関するシンポジウムで、そんな見方が浮上した1)。

 「交流の会」は研究者だけでなく、開業医や地方の衛生研究所の担当者、ワクチンや診断機器メーカーなど、現場で診療や検査に携わる人が幅広く参加している。今年は7月2日から3日間、長野県軽井沢でシンポジウムを開き、H1N1パンデミックのこれまでと今後について、泊り込みで議論した。

 昨年の今ごろ最も懸念されていたのは、若年層に重症ウイルス性肺炎が多発し、救急医療が破綻することだった2)。先に感染が拡大した米国やメキシコでは、普段インフルエンザではあまり肺炎を起こさない20~50代の患者がウイルス性肺炎で死亡。東京大学医科学研究所の河岡義裕教授らによるサルの実験でも、新型インフルエンザウイルスは肺で増殖しやすく、病原性も強いことが示唆されていた。けいゆう病院(横浜市)の菅谷憲夫小児科部長は「重症肺炎のリスクを下げるため、患者全員にタミフルを投与すべきだ」と呼びかけた。

 新型インフルエンザが成人に重症肺炎を比較的起こしやすかったのは確かだ。厚生労働省によれば、15~65歳の死亡例における死因のトップは肺炎。患者の46%で報告された。だが幸い、救急医療が麻痺する事態には至らなかった。日本の死亡率は10万人当たり0.16。米国の3.96は統計の取り方が異なり比較しにくいが、カナダの1.32、韓国0.53、ドイツ0.31などと比べても低く、重症化例は想定を大幅に下回った。東北大学の押谷仁教授は「日本では感染拡大が学校内にとどまり、地域に広がらなかったのが最大の理由だ」と指摘した。

 実際、日本では新型インフルエンザで医療機関を受診した推定患者の7割以上が20歳未満だった。世代人口の65%が受診した計算だが、この世代の受診者が重症化や死亡に至るリスクは小さかった。逆にリスクが高かった40歳以上の世代では、推定受診者は約2.5%にとどまった。米国やメキシコで成人に広がったのとは対照的だ。会では地域の開業医や衛生研究所の担当者から、「家庭でも子供から親にはあまり感染しなかった」との声が相次いだ。

 なぜ日本では、成人の間で感染が広がらなかったのか。(1)抗インフルエンザ薬の投与でウイルスの排出量が減り、二次感染が抑えられた、(2)家庭内での感染予防策がよく実行された、(3)親世代に感染させやすい乳幼児の罹患率が比較的低かった(4)成人に新型インフルエンザへの感染を防ぐ何らかの免疫があった──などの可能性が指摘されたが、議論は収束しなかった。

 第1波は終息したが、日本には未感染の成人が大量に残っている。会場で行われた電子投票式アンケートでは、参加者の約半数が「今年の秋以降に新型インフルエンザが再流行する」と予測した。また「感染効率は変わらないかやや上昇し、病原性は同程度」と見る人が多数を占めた。

■参考文献
1)2010/7/24発売の日経サイエンス9月号「日本の死亡率が低かったわけ」
2)日経サイエンス2009年11月号「新型インフルエンザ 本当の怖さ」
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〉日本の死亡率は10万人当たり0.16。カナダの1.32、韓国0.53、ドイツ0.31

ホント、ダントツで低かったんですね。

子供から親への感染が少なかったことは、ドラッグストアなんかで、アルコールジェルやマスク、うがい薬など、すんごい勢いで売り出され、そして売れたことも関係したんじゃないでしょうか。それだけ皆、徹底して感染の予防をしたように思います。

毎日、マスコミが秒読みのごとく感染者数を発表したし、最初の頃なんか、感染者のプライバシーを無視して軌跡をたどった報道しちゃったり。これじゃ感染したら、病原菌扱いされて大変だという強迫観念も生まれ、不摂生の抑止力になったのかしら(苦笑)

そろそろ、インフルエンザを思い出したほうがよい季節になってきました。マスクの用意は早めにしておこうっと。


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新型インフル・日本の死亡率

2010年04月11日 | 新型インフルエンザ
今回の新型インフルエンザ発生について、総括をするような記事が出てきました。

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【日本の死亡率の低さは早期アクセスと抗ウイルス薬投与の影響?】2010. 4. 7

  新型インフルによる日米の入院例を比較


日本では、患者の病院へのアクセスが早く、抗インフルエンザ薬が早期に投与されたので、新型インフルエンザによる死亡率が低かった――。多くの専門家の指摘を裏付けるような調査研究の結果が明らかになった。琉球大学大学院医学研究科感染病態制御学講座准教授の健山正男氏が、4月5日から京都で開催されている第84回日本感染症学会総会で発表した。

 同大学と沖縄県庁福祉保険部の研究チームは、沖縄県での新型インフルエンザによる死亡率が諸外国に比べて低かった理由を調べるため、後ろ向きの調査研究を実施した。対象となったのは、県立中部病院、那覇市立病院、県立宮古病院など、離島を含めた沖縄県内の17カ所の救急告示病院に入院した242例。

 242例は、昨年6~9月に簡易診断キットでA型またはPCR検査で新型インフルエンザと診断され、24時間以上入院となった症例。同時期、沖縄県においてPCR検査を実施したA型の症例では、新型インフルエンザ以外は検出されていない。

 研究チームは、死亡率や肺炎の合併率、発熱から抗インフルエンザ薬投与までの期間などについて、米国で昨年5~6月に入院した272例(関連記事:2009.10.14「米国の新型入院例、抗ウイルス薬早期投与が転帰に影響」 )と沖縄の242例を比較。その結果、死亡率は沖縄で0.8%(242例中2例)だったのに対し、米国では7%(272例中19例)と有意に高かった。一方、入院例における肺炎の合併率は沖縄で44%(詳細な情報を入手できた216例中95例)、米国で40%(242例中100例)と有意差はなかった。

 入院例のうち、抗ウイルス薬を投与された症例は、沖縄で94.6%(223例中211例)、米国では75%(268例中200例)。ただし、インフルエンザ様症状出現後2日以内に薬剤を投与された症例は、沖縄では88.6%(209例中185例)に上ったが、米国では39%(195例中75例)だった。

 症状出現から薬剤投与までの中央値は沖縄では1日、米国では3日と、米国では抗ウイルス薬を投与するまでに時間がかかっていた。これらの結果について健山氏は、「沖縄で死亡率が低かった理由としては、病院へ早くアクセスし、抗インフルエンザ薬が投与されたことが大きいだろう」と結論付けた。

 患者背景は、沖縄では5~9歳、65歳以上の患者が有意に多く、米国では10~17歳、18~49歳の患者が有意に多かった。また、基礎疾患のある患者は沖縄では52.2%(242例中124例)だったのに対し、米国では72.8%(272例中198例)と米国の方が多かった。

 患者の基礎疾患として多かったものは、沖縄では慢性肺疾患、米国では気管支喘息、糖尿病、慢性心疾患など。沖縄では基礎疾患のない高齢者の入院例が多かったことから、こうした患者背景が死亡率の低さに影響している可能性もある。

 また、肺炎の重症度の違いが死亡率に影響している可能性も否めない。ちなみに米国では抗菌薬を投与している割合が有意に高かったことから、2次性の細菌感染が疑われる症例が多かったのではないかとみられている。一方、沖縄では、「2次性の細菌感染はほとんどなく、ウイルス性肺炎が多かった印象だ」(健山氏)という。
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日本人と米国人と、全く同じ状態の罹患者を比較したわけではなく、不確定要素の影響もあるかと思います。
んが、、、日本のマスコミ報道を思い出してください。私が読んでいる地方新聞では、流行し始めた当初、新型インフル罹患者の情報を毎日出していました。町名まで記して(^^;)。ローカルテレビでも同様です。

と、まあ、日本のマスコミは、流行に敏感です。発生したとなると、罹患者の帰宅通路、部活名、生活のタイムテーブルまで報道しちゃいます。一般人が、いきなりウイルス扱いにされてしまうわけで。。

感染すると、さっさと病院へ行かないと村八分の雰囲気になるし、感染したらこっちもウイルス扱いになるのはたまらんというわけで、さっさとワクチンを打ちに行く。
病気を予防するのには、イイことなんですよね~!(^0^)。


で、ちょっと期待が持てる記事も発見しました。

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【<インフル>初の純国産治療薬、「タミフル耐性」に効果】 4月9日2時31分配信 毎日新聞

 国が承認審査を進めている初の純国産インフルエンザ治療薬「CS-8958」(一般名・ラニナミビル)がタミフル耐性ウイルスに効果があることを、けいゆう病院(横浜市)の菅谷憲夫・小児科部長らが確かめた。米国微生物学会誌(電子版)に掲載された。

 菅谷部長らは08~09年、患者184人を分けてラニナミビルとタミフルを投与。同シーズンはAソ連型(H1N1型)でタミフル耐性ウイルスが流行し、試験した患者でも約95%が感染した。すると、ラニナミビルを投与した患者はタミフルを投与した患者より平均60時間以上早く回復した。一方、タミフル耐性でなかったA香港型(H3N2型)やB型に感染した患者の治療効果に差はなかった。

 ラニナミビルはリレンザと同じ吸引式で1回の服用で済む。これまでの試験でA型、B型の季節性ウイルス、さらに新型(H1N1型)、強毒性鳥インフルエンザウイルス(H5N1型)に対する効果も確認されている。

 菅谷部長は「来シーズンまでにはラニナミビルが承認され、新型のウイルスがタミフル耐性になっても効果が期待できる」と話している。
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タミフル耐性の人も現れているようですし、何といっても、強毒性の鳥インフルエンザにも効果がありそうって、すごいですよね。

今回の新型インフルで、私が脅威を感じたのは、鳥インフルエンザ対策です。
新型インフルの最初の頃、舛添元厚生大臣が検査・結果を出すまで、成田空港からの客をホテルに缶詰にしてがんばった。しかし、水際でウイルスを食い止めることはできませんでした。

ウイルスは微細です。あれだけ頑張っても感染する。
新型インフルは弱毒性だったからいいようなものの、強毒性が発生したら、、、、

ワクチンで千手を打つことが、一般人のできる最大の防御ではないでしょうか。


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インフルワクチンが1種類へ

2010年02月19日 | 新型インフルエンザ
新型インフルエンザワクチンを打つことなく、私はここまで罹患せずにきています。周りは結構、新型インフルにやられちゃいました。特に、小学校・中学校は学級閉鎖が相次ぎました。

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【インフルワクチン、秋から1種類でOK 国産で確保可能】 asahi.com

国内のインフルエンザワクチンが今秋、1種類にまとめられる見通しになった。世界保健機関(WHO)が18日、来季のインフルワクチンに新型の豚インフルを組み込むことを推奨すると発表したからだ。今季のように季節性と新型の2種類のワクチンを打つ必要がなくなる。例年約4千万人にものぼる接種希望者の負担が軽くなる。

 今季の季節性ワクチンはAソ連型、A香港型、B型の3タイプのウイルスを対象にしてつくられた。インフルワクチンは1種類で最大3タイプのウイルスにしか対応できない。このためこれとは別に新型のワクチンもつくった。特に1~12歳の子どもは季節性と新型を2回ずつ計4回も打つことになった。

 国立感染症研究所のまとめでは、昨年8月末から今年2月中旬までに全国の定点医療機関などを受診した患者から採取され、地方衛生研究所で分析されたインフルウイルスのうち新型が1万8076件。これに対し、Aソ連型はゼロ、A香港型は15件、B型は9件と、圧倒的に新型が多かった。世界的には、B型が日本より多い地域もあるが、おおむね似たような傾向だ。

 過去のパンデミック(世界的大流行)では、新型の流行に取って代わられる形でそれまで流行していたウイルスが世界的に姿を消している。理由はまだわかっていないが、今回も同じことが起きた。

 WHOはAソ連型の代わりに新型を入れることを推奨した。
 18日に電話会見したケイジ・フクダWHO事務局長特別顧問は「パンデミックが終わったというわけではない。秋以降も新型がインフル流行の中心になると予測される」と強調した

国内では今季、インフルワクチンをつくっている4社が季節性(成人換算で約4千万人分)と新型(同約5400万人分)の両方を製造しなくてはならなかった。このため、国産だけでは新型が足りなくなるという予測から外国産の新型(予定で同9900万人分)も輸入された。来季は、1種類のワクチン製造だけで済むため必要量を国産でまかなえる可能性が高い。

 国内では感染研が今後、WHOの推奨などを踏まえて専門家の検討会議でワクチンのもとになるウイルス株を選び、最終的には厚生労働省が決める。来季ワクチンが、新型とA香港型、B型という組み合わせになるのは確実だ。
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Aソ連型は本当に少なくなったんですね。で、やはり新型インフルに取って代わられちゃったんでしょうか。

1年間のハーセプチンの点滴を行っている間は、私は風邪ばっかひいていました。あ、インフルエンザにもなっちゃって、点滴を打てない期間もありますた。すんごく気をつけて生活していたのに、薬で体調が悪くなってしまい、免疫力が落ちたのかも。

で、今年は信じられないぐらい元気です。食欲モリモリで皮下脂肪も増え、くしゃみ一つしませーん! やはり、ある程度は皮下脂肪があった方が体が温まるし、体力もつく。
年末からナルトのDVDを見まくり、外出する機会がぐっと減ったことも大きな理由です(^^;)。DVDを観ながらの食っちゃ寝。かなり太りますた。

…、と、ここまで順調だったんですが。。。

ノロになっちゃったようです…(T_T)。

思い当たるのは、寿司です。
ナルトが観たくて、つい、食事を作るのが面倒に。で、生ものを食べたその夜からちょっと。。。調理は清潔に行ったとしても、オープンスペースへの商品の陳列、これが曲者です。
というわけで、一気に正月太りが解消です。ぐへっ。
今、私の住む地域ではノロウイルスが爆発的にヒット中です。新型インフルはすでに流行遅れの感ありです。

お腹の調子が悪いので、しばらくはまたまた外出できまへん。仕方ない、ナルトでも観るかr(^ω^*)


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サメと新型インフル

2010年01月07日 | 新型インフルエンザ
お肌の自己再生能力はとっくにあきらめ、ひたすら外側から美容液を顔に塗りに塗り、見掛けは“プル肌”を保っています。高価な化粧品ほど、さすがにプル肌になります。
で、スクワレンです。高級化粧品には大概入っています。サメから抽出するので高価なはずですね。

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【新型インフルワクチンでサメがピンチ】national geographic 2009年12月31日(木)17:55

 今年世界中で猛威をふるった新型インフルエンザH1N1。そのウイルスから人体を守るためワクチンが大量に製造されているが、その陰で絶滅危惧種のサメが危機にさらされている。サメの肝臓から抽出される「スクアレン」という物質がワクチンの原料として使用されているからだ。

 スクアレンは、スキンクリームなどの美容製品に多く用いられる一方、人体の免疫反応を強める働きを持つ合成物質「アジュバント」の原料にもなる。アジュバントを添加したワクチンは活性成分(抗原)の含有量を少量に抑えることができるため大量供給が可能であり、世界保健機関(WHO)もその使用を推奨している。スクアレンは、オリーブ油、小麦胚芽油、米ぬか油などの植物油にも天然に含まれているが、その量はごくわずかである。そのため現在は、商用に捕獲される深海のサメがスクアレンの主な供給源となっている。

 サメの保護ボランティア団体「シャーク・セーフ・ネットワーク」の設立者の1人であるマリー・オマリー氏は、「サメの肝油から抽出されたスクアレンの使用には大きな不安を覚える」と話す。「捕獲の対象となる深海のサメは繁殖率が極めて低く、その多くは絶滅危惧種である」。例えば、抽出できるスクアレンの量が特に多いウロコアイザメは、国際自然保護連合(IUCN)のレッドリストに絶滅危惧II類(危急種)として登録されている。

 スクアレンを添加したワクチンはアメリカではまだ認可されていないが、ヨーロッパやカナダなどの地域では広く使用されている。新型インフルエンザのワクチンを大量に製造する大手製薬会社グラクソ・スミスクライン(GSK)は2009年10月、アジュバンド添加ワクチンを4億4000万本受注したと発表した。

 GSK社製のワクチンは既に世界26カ国で投与されているが、広報担当者クレア・エルドレッド氏は、ワクチンに含まれるアジュバンドの原料にサメ肝油から抽出したスクアレンの使用を認めている。サメから抽出したスクアレンの仕入先や年間仕入量については公表しなかったが、エルドレッド氏はナショナル ジオグラフィックニュースに対し、仕入先の総生産量のおよそ1割を購入していると明かした。

 GSK社は、ワクチンに含まれるスクアレン量を1本あたり10.69ミリグラムとしている。それを基に計算すれば、同社が受注した4億4000万本のワクチンを製造するためには、少なくともサメの肝油が4400キロ必要になると前出のオマリー氏は話す。ただしこの数値は、サメから抽出されたスクアレンに廃棄分がなく、精製プロセスも経ていないことが前提となる。

 スクアレンが抽出される深海性のサメは、水深300~1500メートル付近に生息している。主に底引き網で捕獲されるが、中には混穫によるものもあるという。「底引き網漁は、漁船の進路に沿って獲物を根こそぎにし、海底の環境を広範囲に渡って荒廃させる非常に乱暴な漁法である」とオマリー氏は説明する。

 だが懸念材料はそれだけではない。サメは既に絶滅の危機的状況にありながら、成長が極めて遅く、繁殖率も低い。メスのウロコアイザメの場合は、性的成熟期に達するまでに12~15年を要する。また、たとえ妊娠しても出産までにはおよそ2年かかり、一度に出産する数も1頭だけである。

 2006年、欧州連合(EU)は北東大西洋における深海サメの漁獲量に制限を設けた。それ以降、サメ由来のスクアレンの市場流通量は減少している。だが、スクアレンの仕入業者の中には依然、水産業者に対してこうしたサメを捕獲するよう積極的に働きかけているところもあるとオマリー氏は指摘する。

 一部の化粧品会社は、環境保護団体からの圧力に押されて、サメ由来のスクアレンの使用を中止または段階的に廃止している。しかしGSK社のエルドレッド氏によると、アジュバンド添加ワクチン製造各社では今のところ、サメ由来のスクアレンに代わるものを使用することは考えていないという。オリーブ油など非動物系のスクアレン原料に着目しているということだが、現時点では、「十分な品質の代替物は見つかっていない」とエルドレッド氏は話している。
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う~む、、、スクワレンは化粧品だけでなく、インフルエンザワクチンにも使用されるんですか。人間にとって有用な物質なんですね。

スクワレン以外に、化粧品で大流行の物質としてプラセンタがあります。これは「胎盤」という意味です。で、最近は“植物性プラセンタ”なんてのが出てきました。
植物に胎盤なんてあるの???

ありません。
“胎盤に類似したもの”を指すのだと想像します。

というわけで需要が多くなると、人間は、似た物質を探したり合成したりするようになります。スクワレンはどうでしょうか。
こーゆー時こそ、バイオテクノロジーじゃございません?


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咳エチケット

2009年12月20日 | 新型インフルエンザ
先週、デパ地下で焼き鳥を買ったんですよ。
年末商戦で人混みもピーク。店内を浮遊する雑菌だってピークのはず。普段から、バイキング形式のお総菜とかパンとか、私は空中落下細菌を気にしてあまり買いません。フタしてあったり、最初からパッキングされているものを買うほうです。

で、その日もちゃんとケースに入れられた焼き鳥を買ったんですが。。。
店員さんがケースから品を出し、プラスチック容器に移し替える際、くしゃみをしたんですぅ(T_T)。一応、彼女はあさってのほうを向いてしたんですけど。あれ、絶対鶏にも降りかかったな、なんて思っていたら、、、今度は咳。やはりあさってのほうを向いてしましたけど。

なんでマスクをしないの???

「咳がかかった食べ物なんて、お返しします」って言うのは、、、私にはできず。一応、あさってのほうを向いていたし、わたし的には微妙なところです。
私は食べ物に卑しいので、危なそうだと思っても食べちゃうんですよね。

で、食べた翌日、頭痛が。
で、その翌日から咳とくしゃみが。。。
体調不良の1週間ですた。あーあ、風邪を移されるとわかっていて食べちゃうなんて。忘年会前なのに。。。アホだな、私(T*T)。
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【議場で咳「バカヤロウ」、インフルで懲罰委 茨城・常総】 2009年12月15日8時24分

 新型インフルエンザが流行する中、14日の常総市議会本会議で、議場で咳(せき)をした議員に対して注意した議員が、暴言を吐いたとして懲罰特別委員会にかけられることが決まった。新型インフルの拡大防止に重要とされる「咳エチケット」を巡るドタバタ騒ぎに、傍聴の市民らから失笑が漏れた。

 懲罰特別委の対象になったのは茂田信三議員。動議を提出したのは25人の市議のうち一方の当事者である喜見山明議員ら17人。

 「懲罰の件」と題した議案の提案理由を説明した喜見山議員は「3日の議会で喜見山議員が質問をして自席に戻る時、咳をした。その際、茂田議員に『マスクや手をあてないで咳をするとはバカヤロウ』と暴言を吐かれた。議員の品位が著しく欠けている」と説明した。

 ところが、喜見山議員の前に座る議員が「注意された喜見山議員が『うるさい』と言ったから、茂田議員が『バカヤロウ』と言ったのでは」と質問すると、喜見山議員は「『バカヤロウ』と言われたので『うるさいな』と言った」と応じ、議論は平行線に。傍聴席からは「地に落ちたな」とつぶやきも漏れた。

 弁明に立った茂田議員は「謝罪をする気はない。喜見山議員は5回くらい上を向いて咳をした。インフルエンザは死ぬこともある。自分の体は自分で守る」とし、ほかの議員の批判も始めるなど約20分間力説した。

 結局、賛成多数で懲罰特別委を設置し、委員10人も決まったが、正副委員長が決まらず、後日、議長が委員会を招集することになった。
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よかった、私よりアホな人たち、ハケーンッ(笑)!
たかが咳ごときで後日、委員会招集に発展でつか???
世の中、新型インフル騒動の真っ最中ですぜ。咳しているのにマスクしないって、何なんでしょう。小さな子供だってマスクしますぜ。


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なかのひと

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新型インフル罹患率

2009年11月22日 | 新型インフルエンザ
とうとう職場でも新型インフルにかかった人が出ました。
タミフル飲んで出勤しています。咳が出るといってマスクして仕事しています。休まなくていーのでしょうか???
上司は、お前、休めって言ってるんですけど、本人はタミフル飲むと熱が下がるので、特に具合が悪くもなく、、、ということなんだそうで。この職場、新型インフル感染に対する対処マニュアルがないのよ。
(T*T)周りはちょっとビビっています。

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【インフル患者、国民14人に1人=死亡例は発症から平均5.6日-厚労省】 11月20日22時59分配信 時事通信

 厚生労働省は20日、新型インフルエンザ患者の発生動向をまとめ、医療従事者の参考用にホームページ上で公表した。今月中旬までに国民の14人に1人が新型インフルエンザを発症し、患者が死亡する割合は14万人に1人としている。

 それによると、今月15日までの約4カ月間に医療機関を受診した患者数は、国民14人に1人に相当する約898万人と推計。入院患者の16人に1人が重症化し、患者が死亡する割合は14万人に1人とみられる。

 報告された50人の死亡例を分析したところ、発症から死亡まで平均5.6日だった。入院が必要と判断されてからは平均3.7日と短期間で亡くなっており、同省は死亡に至る経過について、細菌性肺炎を合併する季節性インフルエンザとは異なる要因が考えられるとした。 
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14人に1人が新型インフルとは、、、20人に1人の乳がん発症率より高率なんだ
(*0*;)。
上記で見ると、患者の死亡率は今のところ、低そうに見えます。

で、ワクチンパニックは収束する気配もなく。

所変わると、ワクチンに対する考え方も異なるようです。
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【半数近く、子供に接種させぬ=3割がワクチン安全性不安-米新型インフル】 時事通信社 2009年11月20日(金)16:03

 【ワシントン時事】米国で新型インフルエンザのワクチンを子供に接種させるつもりはないと考える保護者が半数近くに上り、約3割がワクチンの安全性に不安を抱いていることが19日、ワシントン・ポスト紙とABCテレビの世論調査で分かった。

 疾病対策センター(CDC)は生後6カ月から24歳までを優先接種の対象とし、食品医薬品局(FDA)はワクチンの安全性を医師に通知しているが、接種への抵抗感が根強いことがうかがえる。

 調査は今月12~15日に約1000人の成人を対象に実施。「接種させるつもりはない」と答えた人は45%で、前回(10月)の調査より6ポイント上昇した。また、「ワクチンの安全性を信用できない」と回答した人は33%で、前回より3ポイント増えた。

 一方、子供に既にワクチンを接種させたと回答した人は14%で、「これから接種させる」としたのは39%だった。
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へえ~、日本じゃ国産ワクチンが高級ブランドと化していますが、米国じゃワクチンそのものに不信を抱く人が3割もいるんですね。

国内で以前、はしかワクチン接種で死亡した症例が出て、マスコミが大きく取り上げたことがありました。結果、ワクチンを接種しない人が出始め、接種し忘れなどを合わせ、現在のはしか流行の伏線にもなってしまいました。
日本でもワクチンへの不信感が高まった時期があったのです。

で、新型インフルのワクチンはゴールドカード扱いです。


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一応、新型ワクチンの副作用死についてはこんな記事を見つけました。
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【<新型インフル>ワクチン副作用「重大懸念なし」】 11月21日13時14分配信 毎日新聞

 新型インフルエンザのワクチン接種による副作用について、厚生労働省の専門家検討会が21日開かれ、季節性ワクチンと安全性に大差はなく、現時点で重大な懸念はないとの結論をまとめた。ただし、死亡例が21件に上り、心臓、腎臓、呼吸器などに障害のある人への接種は慎重な判断が必要だと指摘した。

 厚労省によると、16日までに寄せられた副作用報告は約450万件の接種に対し877件、このうち入院相当の重い副作用は0.002%(10万件に2件)の68件。20日までに報告された死亡21件のうち調査中の2件を除く19件は、基礎疾患のある50~90代。

 季節性ワクチンの場合、07年度の入院相当の副作用報告は0.0003%(100万件に3件)の122件、死亡は4件。今回はそれより報告頻度が高いが、「因果関係がないと考えられる場合も報告しており、単純比較はできない」との意見が相次ぎ、安全性は大差ないと判断した。死亡例21件中4件は、接種との関連が否定できないとの指摘があった。

なかのひと

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新型インフルで医療現場が混乱

2009年11月16日 | 新型インフルエンザ
新型インフル用ワクチンにまつわる医療現場の混乱報道、いろいろ出ていますね。
医師のブログでは、ワクチン未入荷に関し、医師が土下座をする練習をしようとかしないとか、、、忘年会の余興用にはなるかも???

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【余った新型ワクチン、職員の親族に接種 鳥取】 asahi.com

 鳥取県南部町の町国民健康保険西伯(さいはく)病院(田村矩章=のりあき=院長)の医師が、医療従事者用に配られた新型インフルエンザワクチンの余りを、同病院職員の親族の2歳と11歳の女児に接種していたことが、11日わかった。県では2歳児は12月上旬、11歳児は来年1月中旬から接種を始める予定だった。病院側は「ワクチンを無駄にしたくなかったためだが、身内に接種したことは反省している」と話している。

 同病院によると、接種が始まった10月21日、10ミリリットル用の瓶に入ったワクチンを大人1人の基準量0.5ミリリットルずつ20人分に分けたところ、余裕分の0.2ミリリットルが残った。感染症対策を担当する30代の男性医師は「余りを活用できないか」と看護部長に相談。0.2ミリリットルは1歳以上6歳未満の接種1回分の基準量だったため、当てはまる子がいる病院職員に呼びかけたが希望者が見つからず、看護部長の2歳の孫に接種した。

 また10月30日にも10ミリリットルを取り分けたところ、6歳以上13歳未満の基準量に当たる0.3ミリリットルが余ったため、薬剤部職員の11歳の女児に接種した。

 厚生労働省によると、医療機関には「ワクチンの有効利用に努めるように」との要請を出しているものの、余ったワクチンの使い道の指針などは示していないという。

 病院の陶山清孝事務部長は「安易に身内に接種したことは反省している。今後は接種の優先対象者をリストアップするなどの対応を考えたい」と話した。



【新型ワクチン接種予約が殺到、沖縄県が受け付け中止】 asahi.com

 新型インフルエンザの基礎疾患のある人を対象としたワクチン接種を16日から開始する沖縄県で、医療機関への予約が、想定した人数を大幅に上回ったため、予約受け付けを中止していたことがわかった。県によると、厚生労働省の想定では、3週間で2万7千人から申し込みがある見込みだったが、実際に受け付けを始めると、1週間で3万4千人分の予約が入ったという。県は12月初旬の2回目のワクチン配布にあわせて再開できるよう、受け付け方法などを検討するという。

 県医務課によると、最初の1週間分の予約を4日に集計したところ、782の対象医療機関のうち、446の医療機関から約3万4千人分の予約を受け付けたとの報告があった。医療従事者向けなど県の備蓄分をあわせても3万1千人分しか確保できないため、予約の一部は延期してもらい、22日以降の予約の受け付けを中止すると決めたという。

 県の担当者は「国は(基礎疾患のある人を)沖縄県では5万人と推計しているが、県の10月下旬の調査では10万人以上だった。基礎疾患のある人の把握の仕方に問題があるのかもしれない。ただ、国も生産状況にあわせてぎりぎりの対応をしている。いまは沖縄に配布される枠のなかで工夫して対応するしかない」と話した。
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「MOTTAINAI」精神は、この際必要なんでしょうか?
これだけ「不足」とか「優先順位」とか騒がれると、余ったワクチンでも使いたくなりますな。

沖縄の例だけでなく、なんだかこのワクチンさえ打てば、絶対新型インフルに罹らない“魔法のワクチン”みたいな気分にもなってきます。「不足だっ!」って騒げば騒ぐほど、その効果は増大です。

新型だけではありません。季節型インフルのワクチン接種でも似たような話が出てきますた。
接客業の友人は、会社が指定したクリニックで季節型のワクチンを接種したのですが、、、本当に本人なのか、しつこく疑われたのだそうです。写真添付のない身分証を提示すると、こんな目に会っちゃうんですね(苦笑)。

ふっ。。。私は季節型すら打てない“ワクチン難民”ですのよ。


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なかのひと

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ワクチン接種回数の裏事情

2009年10月28日 | 新型インフルエンザ
早くもインフルエンザ・ワクチン難民になってしまいますた(*0*;)。
季節性のインフルワクチンを、例年だと私は11月下旬に接種していたんですが、、、行きつけのクリニックじゃ、もー季節性もないってさ~っ!

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【ワクチン接種回数「朝令暮改」の裏事情 2009. 10. 22

 「政治主導」の前に官僚は沈黙

 1回か2回か――。新型インフルエンザワクチンの接種回数を巡り、厚生労働省が混乱している。「13歳以上は原則1回」とした決定を、わずか3日で「医療従事者のみを1回、それ以外は国産ワクチンの今後の治験の結果を待ってから決定する」と方針転換。政治主導を狙う大臣政務官の足立信也氏の素早い動きにより、厚生官僚は面子をつぶされた格好だ。

 10月16日、厚労省は「新型インフルエンザに関する意見交換会」を公開で開催。政府の新型インフルエンザ対策本部専門家諮問委員会委員長でもある自治医大教授の尾身茂氏、国立感染症研究所インフルエンザウイルス研究センター長の田代眞人氏、同感染症情報センター長の岡部信彦氏、厚労省の新型インフルエンザの研究班班長も務める防衛医大教授の川名明彦氏、ワクチンの治験にかかわっている三重病院院長の庵原俊昭氏の専門家5人を集め、国内で進められている国産ワクチンの治験の中間結果を伝えるとともに、接種回数を検討した。

 国産ワクチンの治験は、20歳以上60歳未満の健常成人200例を対象に、国立病院機構病院4施設で行われている。治験では、被験者を2群に分け、HA抗原量が15μgのワクチン(投与量0.5mL)または30μgのワクチン(投与量1.0mL)を2回接種する。中間結果では、被験者のうち194人の1回接種から3週間後のHI抗体価が明らかになった。

 HI抗体価が40倍以上だったのは、15μg接種群(96人)のうち78.1%(75人)。30μg接種群(98人)のうち87.8%(86人)。発赤、膨張などの副反応が、全体の45.9%に見られ、高度の有害事象としては1例にアナフィラキシー反応(咽頭違和感と咳嗽)、1例に中毒疹が確認された。

 意見交換会では、15μgのワクチンの1回接種で効果的な免疫反応が期待できるとする中間結果から、妊婦や一部の基礎疾患を持つ患者を含め、13歳以上は原則1回接種とすることを決定。これに伴い、より多くの人が国産ワクチンを接種でき、優先接種対象者の接種スケジュールも早まることになった。

 ところが、自身が医師でもある厚労省大臣政務官の足立氏がこの結論に異議を唱え、急きょ10月19日に新たな専門家も交えた公開の意見交換会を開いた。参加した専門家は、前述の尾身氏と田代氏に、神戸大学医学部感染症治療分野教授の岩田健太郎氏、自治医科大学附属病院臨床感染症センター感染制御部長の森澤雄司氏、東北大学大学院感染制御・検査診断学分野講師の森兼啓太氏の3人を加えた計5人。3人は、やはり政治主導で政策作りを進めた舛添要一・前厚労相のアドバイザーを務めていた。

 同日の意見交換会では、国産ワクチンの治験は健常成人のみを対象とした中間結果であることから、13歳以上の原則1回接種の決定は拙速だとの結論になった。結局、医療従事者のみを1回接種とし、それ以外は今後の治験の結果を待ってから決定するとして、16日の決定を撤回。官僚主導の決定を、政治主導で覆した格好となった。

 現在のところ、優先接種対象者のうち接種回数が決まっているのは、20歳から60歳未満の医療従事者(1回接種)と、13歳以下の小児(2回接種)だけ。その他の優先接種対象者である、妊婦、基礎疾患を持つ患者、1歳未満の小児の保護者、また、接種することが望ましいとされている小中高校生のうち、中高生に相当する年齢の者、65歳以上の高齢者については接種回数は未定。厚労省は、今後、妊婦と中高生を対象としたワクチンの治験を始める計画で、現在行われている治験の最終結果や、今後新たに行われる治験の結果に基づいて、接種回数を決定する。
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>同日の意見交換会では、国産ワクチンの治験は健常成人のみを対象とした中間結果であることから、13歳以上の原則1回接種の決定は拙速だとの結論になった。結局、医療従事者のみを1回接種とし、それ以外は今後の治験の結果を待ってから決定するとして、16日の決定を撤回。

この辺りがワクチン接種回数「朝令暮改」の裏事情ってとこですかね。
医師でもある厚労省大臣政務官の足立氏は、健常成人のみを対象とした中間結果ではGoサインを出さなかった。健常成人じゃない人と異なる結果がありうると判断したんでしょうか?
治験が終わるまでは報告できず、ですね。

さて、医療従事者のエシャ子の話によると、彼女の病院に来る新型インフルの患者のほとんどが、10代の子ども。で、その親はあまり感染していないという現象が起こっているそうです。というわけで、若者以外はあまりインフルエンザ感染を気にしていないとも。

おやって感じです。子どもが新型インフルになると、看病するのはその親。お互いにマスクをしていても、ちょっとしたところから感染しそうな環境にいるのに。

で、エシャ子の病院のワクチン接種は、医療従事者全員には行わないそうです。病理医や給食室の職員、一部の薬剤師は接種の対象から外れたとのこと。なるべく必要度の高い患者さん、一般人にワクチンを回すという意図でもあるのかな。

なんだか、新型より季節性インフルのワクチン接種の方が、私には大切かもって思い始めています。。。


どっちにしても、インフルワクチン接種は、よりよく生活を送る術じゃないのって思う人、<ここをクリックよろしくね~ >

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マスクの効果

2009年09月25日 | 新型インフルエンザ
新型インフル、ネットで安物のマスクをつかまされ、くさっている私です。
ま、どのみち、インフルエンザウイルスはマスクの網目なんか簡単にすり抜ける小ささだそうです。防御にはならない。
でも、こんな記事を読むと、安物でも着用した方がいいのかなっていう気分になります。

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マスク着ければ…ワクチン1600万人分?(読売新聞) - goo ニュース 2009年9月24日(木)14:36

 新型インフルエンザの患者1人が他人にうつす人数を1割減らすだけで、国内患者の総数は4分の3にとどまり、ワクチン1600万人分の効果に匹敵することが、田中剛平・東京大学助教(数理工学)らの計算でわかった。

 マスクの着用など患者のちょっとした心がけが、新型の 蔓延 ( まんえん ) 防止に大きな効果を生むことを示す初めての結果だ。

 東大の田中助教と合原一幸教授は、新型インフルエンザの感染力が、通常の季節性よりやや強く、感染者1人が平均1・4人にうつすと仮定。感染者の半数が発症するとして、感染の広がりを計算した。

 その結果、特別な対策をしないと、最悪の場合、1回の大流行で国民の4分の1に当たる3300万人が新型インフルエンザを発症する。一方、マスク着用や外出を控えたりすることで他人にうつす割合を10%減らすと、25%の患者を減らせることがわかった。うつす割合を20%減らせれば、患者の減少は60%にも達した。

 仙台医療センターの西村秀一・ウイルスセンター長は、「患者全員がまじめにマスクをすれば、感染の広がりを止める力は大きい。簡単な実験では、せきなどの 飛沫 ( ひまつ ) は、マスクで20分の1から100分の1程度に減らせた」と強調する。

 慈恵医大の浦島充佳・准教授(公衆衛生)も「南半球の調査では、感染者の半数以上に自覚症状がなかった。少し具合が悪い、家族に患者がいるという人がマスクをすることで感染拡大を防げる」と話している。
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家族にうつさないために、マスクは効果がありそうですね。

で、出入りする職場の入り口には、除菌スプレイが置いてあります。「新型インフル対策のため、ご協力をお願いします」って、貼紙付き。お客さんは、出入り時に徹底したチェックを受けるわけです。

ところが、、、室内で、ぶゎっくしょんと見事なくしゃみをしている職員が、マスクをしていません。。。お、電話を取って話を始めたぞ。あ、またくしゃみだ。おおお、あの受話器、すんごいことになってません?


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新型インフル「陰性証明」?

2009年09月21日 | 新型インフルエンザ
先日、咳が出るようになり、まさか新型インフルか?と不安が過ぎりました。で、熱が出てきたら医者へ行こうと思い、しばらく待ったのですが。。。
結局、熱は出ず。咳もちょっと落ち着きました。

新型インフルか、、、様子を見た方がよいのか、それとも早めに診断してもらったほうがよいのか、微妙なコンディションだと困りますね。

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【新型インフル「陰性証明」求め無用受診殺到】 9月15日15時35分配信 読売新聞

 新型インフルエンザの流行が広がる中、「感染していない」証明のために簡易検査を求める人の受診が相次ぎ、医療現場で混乱を招いている。

 幼稚園や保育園、学校、会社などが、感染の拡大を恐れ、検査を受けるよう求めるためとみられるが、医師らは「少しの発熱で受診して、医療機関で逆に感染したり、重症者の治療が遅れたりする危険もある」として、無用な検査受診をしないよう訴えている。

          ◇

 東京・文京区の森こどもクリニック。新型インフルエンザが増え始めた夏ごろから、「微熱程度でも、幼稚園に行くのには、検査で陰性の証明が必要と言われた」「子どもの発熱がインフルエンザでないという検査結果がないと、夫が出社できない」などの理由で受診する例が増えた。

 インフルエンザは高熱やせきなどが特徴だが、症状から明らかに違う人もいる。森蘭子院長は「検査は不要と説明して理解いただくのに時間がかかり他の患者の待ち時間も長くなる」とため息をつく。さいたま市で先月開かれた日本外来小児科学会でも、全国の医師から同様の声が上がった。

 同区教育委員会は「季節性インフルエンザなどでも治癒証明書は求めているが、検査結果を必要とはしていない」と話す。文部科学省でも「出席停止などは校長の判断だが、検査は指導していない」としている。

 大阪府門真市のばば小児科でも9月に入り、「幼稚園のクラスで感染者が出て、園から検査を求められている」「家族が感染したので、子どもにうつっていないか、保育園に証明を出さなければならない」などの受診が増え、これまでに約30人を検査したという。だが、「簡易検査キットが不足し始めている。出荷を制限せざるを得ないかもしれない」と、検査機器業者に聞かされ、症状がない人の検査は行わないことを決めた。

 沖縄県では、検査などを求める受診者の増加が医師の負担につながるとして、先月中旬、「完治証明書などは必要ありません」との県知事メッセージを発表。症状のない人の受診を控えるよう求めている。

 そもそも、簡易検査で陰性だからといって、「感染していない」ことの証明にはならない。米疾病対策センター(CDC)によると、感染していても陽性となる確率は10~70%。感染当初は検査しても陰性に出ることも多い。

 日本小児科学会長の横田俊平・横浜市立大小児科教授は「このままでは検査キットが足りなくなり、ピーク時に重症の患者の検査に使えなくなる危険もある。必要のない検査は控えてほしい」と呼びかけている。
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>そもそも、簡易検査で陰性だからといって、「感染していない」ことの証明にはならない。米疾病対策センター(CDC)によると、感染していても陽性となる確率は10~70%。感染当初は検査しても陰性に出ることも多い。

ぬうう、、、簡易検査の精度って、こんなもんなのね。
ひょっとしたら、検査で陰性判定が出て、でも後から新型インフルだったと判定しなおされると、かなりウイルスを撒き散らしたことになりそうです。こうしてウイルスが広がっていくのかな。

実際、咳なんかすると、皆に白い目で見られるって職場は、結構あるのでは? 
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新型インフルワクチンの治験結果(海外)

2009年09月19日 | 新型インフルエンザ
新型インフルのワクチン、日本で臨床試験が開始されました。一方、海外ワクチンの効力がどんなものか、治験の結果が出たようです。

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【輸入の有力候補? 海外ワクチンの治験結果が明らかに】 2009. 9. 3

 スイスNovartis社は、100人の健常人を対象とした新型インフルエンザワクチン(商品名:Celtura)の治験の結果を発表した。このワクチンは、国内でノバルティスファーマが治験を計画しており、日本でも使われる可能性がある。なお、現在のところ、国内でワクチンの治験を実施すると発表しているのはノバルティスファーマだけだ。

 治験は、18歳から50歳の健常人100人を対象にし、英国Leicester大学とLeicester大学病院で実施された。いくつかの接種回数や接種時期が試みられた結果、ワクチンを2回接種した被験者で血清抗体反応がもっとも高かった。ただし、1回接種した被験者でも、同様の反応が誘導された。

 インフルエンザウイルスは赤血球凝集能を持っているが、血清中の抗体によって赤血球凝集能が抑制される。一般的に、赤血球凝集抑制抗体価が40倍を超えていると感染防御が期待できるとされており、治験では被験者の血清中の抗体価を調べた。

 その結果、ワクチンを1回接種した被験者の80%、2回接種した被験者の90%以上で、40倍以上の赤血球凝集抑制抗体価が認められた。治験の結果は、1回の接種後2週間以内に、感染防御抗体が誘導できることを示しているという。同社はさらに、このワクチンについて、世界中で6000人以上の成人や小児を対象とした治験を実施中だ。

 治験に使われたワクチンは、7.5μgの表面抗原に、アジュバントとしてMF-59が加えられたもの。培養にはMDCK細胞(イヌの腎臓由来の培養細胞)が用いられている。MF-59は、oil-in-water型の乳剤でオイル成分であるスクワレンが非イオン系界面活性剤で覆われた微粒子。MF-59は、国内での使用実績はないが、海外では既存のインフルエンザワクチンに使われているという。

 Novartis社は、このワクチン以外にも、アジュバントを加えていないワクチンや、孵化鶏卵で培養したワクチンなど、いくつかの新型インフルエンザワクチンを開発している。

 なお、国内では、化学及血清療法研究所、北里研究所、阪大微生物病研究会、デンカ生研の4法人がワクチンを製造中。どれも培養に孵化鶏卵を用いており、アジュバントは使っていない。4法人とも、従来の季節性インフルエンザワクチンと同様、治験は行わない方針だ。
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このワクチンの特徴はこんな感じでしょうか。
1)1回接種した被験者の80%、2回接種した被験者の90%以上で感染防御抗体の誘導が期待できる。

2)1回の接種後2週間以内に、感染防御抗体が誘導される。

3)国内での使用実績はないが、海外では既存のインフルエンザワクチンに使われているという。


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新型インフルで香港とソ連が消える?

2009年09月09日 | 新型インフルエンザ
新型インフルの予防接種、私は絶対適応外だぁっ!
というわけで、せめてマスクを用意しておこうと思ったのに、薬局でマスクは売り切れ。焦ってネット通販で買いますた。

届いたマスクは、私が通常使用しているマスクの値段は2倍、なのに1/2の薄さ。ペラペラで雑な作りですわ。
こんなんで本当に、ウイルスを99%もカットできるんでしょうか? どー見ても、便乗商法に引っかかっちゃたんじゃね??

と思って「マスクについてあれこれ」「マスクについてあれこれ2」を読んだら、、、あら、そーなの! マスクの機能はウイルスのカットにあらず、だそうです。
んじゃ、今年も季節型インフルの予防接種は、打っておこうかなと思ったんですが、、、気になる記事を発見しますた。

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【新型ウイルスでA香港型とAソ連型は消滅か】 CB news キャリアブレイン 2009年9月7日(月)18:30

「インフルエンザウイルスで、おそらく“政権交代”が起ころうとしている。A香港型とAソ連型は、ほぼなくなるだろう」―。国立感染症研究所感染症情報センターの元主任研究官で東北大大学院医学系研究科講師の森兼啓太氏(感染制御・検査診断学)は、このほど東京都内で開かれた講演会で、こう指摘した。

森兼氏は講演で、インフルウイルスは歴史的に、「新しいものが出てきた時に、それまで主流だったウイルスが駆逐されてきた」と指摘。

1957年のアジア型インフル発生時には、それまで流行の主流だったスペイン型インフルウイルスが、68年の香港型インフルの時にはアジア型インフルウイルスが、それぞれ新たに発生したインフルウイルスに取って代わられたと説明した。
その上で、「新型インフルウイルスの勢いがこれだけ強いと、(季節性のA香港型とAソ連型は)駆逐される可能性がある」とした。

一方、Aソ連型が発生した時にA香港型が消滅せず、併存する状態が続いてきたのは、「歴史的にも珍しいこと」と指摘。かつて流行したスペイン型インフルウイルスとAソ連型インフルウイルスの系統が似ており、スペイン型インフルの免疫を持っている人が多くいたことで、Aソ連型の「勢い」が弱まった可能性があるとした。

また、B型インフルウイルスについては、「A型とは違う世界の話」とし、新型インフルの発生に伴って消滅することはないとの見方を示した。
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新型インフルはA型なんですよね。で、A香港型とAソ連型の混合ワクチンを接種しても、新型には効果なし。

ん~ん~ん~…、もーこうなったら新型インフルに罹患した人に接触して、早めに発病しちゃえば免疫も獲得できるんじゃないの?!


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ワクチン接種に消極的な国

2009年09月07日 | 新型インフルエンザ
「流行していたのは知っていたが、周囲にマスクをした人がいなかったので、つい、用意したマスクをしなかった」。
海外で新型インフルに罹患した、ある日本人のコメント。確かに、現地の人が誰もマスクをしていなかったら、日本人だけ集団でマスクをするのは、すんごい違和感がありますね。「ここは大丈夫なんじゃないの?」って、思っちゃうし。

マスクをする習慣が、あまりない国もあります。
中国のゴビ砂漠を旅行中、私はマスクをして歩いていました。すると米国人の旅行者が、「あんた、なんでマスクしてるの?」と。
「砂埃を吸い込んじゃうから」と応えたら、「東京の排ガスより、ずっときれいだぜ、お前はアホか」と。こーゆー人は、砂嵐が吹いたって、インフルエンザがやって来たってマスクなんかしませんな。

「お国柄」というのはあると思います。新型インフルの罹患者を、一人ひとり速報で取り上げた日本。ある高校が吊るし上げをくい、薬局からマスクが消えました。
で、現在はワクチンに話題が移っています。マスコミ報道を聴くほどに、私は無性にワクチンを接種したくなります。

ワクチン接種の副作用や、接種に消極的な人たちがマスコミに取り上げられたら、、、接種希望者も減るのでしょうか。
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【新型インフルエンザワクチンの接種希望者は半数以下】) 2009. 8. 28
  香港の医療従事者対象のアンケート調査


 新型インフルエンザの流行に伴い、わが国でもワクチン接種の優先順位についての議論が高まっているが、医療従事者は必ずしも接種を歓迎していないかもしれない。香港の病院に勤務する医療従事者を対象に行われたアンケート調査の結果が、British Medical Journal(BMJ)誌電子版に8月25日に発表された(全文は。

 調査は、2009年1~3月(A/H5N1のフェーズ3段階)、および同年5月(A/H1N1のフェーズ5段階)の2回にわたって行われた。回答率は1回目が46.6%、2回目が48.0%。回答者数は1回目が1866人、2回目が389人だった。回答者の内訳は、看護師が73%、医師が18%など。

 A/H5N1ワクチンの接種を受容すると回答したのは、1回目28.4%、2回目34.8%、A/H1N1ワクチンの接種を受容すると回答したのは47.9%(2回目)で、いずれも半数以下だった。

 ワクチン接種を拒否する理由としては、A/H5N1ワクチンでは「副作用が心配」が最も多く、A/H1N1ワクチンでは「副作用が心配」「ワクチン接種に適した時期ではない」「単に希望しない」がそれぞれ20%を超えていた。「ワクチンの効果に疑問」という回答も20%近くあった。

 多変量解析の結果、若年者(30歳未満)、季節性インフルエンザのワクチンを接種している人、パンデミックインフルエンザの脅威を感じている人では、A/H1N1ワクチン接種に肯定的な人が有意に多かった。
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日本の医療従事者のデータがないので比較はできませんが、なんだか、台湾の医療従事者は冷静な感じがします。ワクチン接種に、副作用は回避できない問題だからです。

メリットとディメリット。
もし、自分がディメリットを被ったら、、、リスクを取る覚悟を決めなくては、接種するのはどうかと思います。

感染者で重症化した人と、ワクチンで重篤な副作用を起こした人と、どんな割合になるのでしょうか。
どっちみち、私の分までワクチンは回って来なさそうです。ですので、今年は感染予防に力を入れます。皆様、なんとか新型インフルを乗り切りましょう。


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なかのひと

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