乳がん患者のサロン2 - ノエル編

乳がん患者の皆様、このサロンでのびのびと雑談しましょう。くつろぎの場です。

失礼なやっちゃピンクリボン

2008年10月15日 | ピンクリボン
行楽の秋ですね。
自分の病気に一息ついたし、病人の介護の疲労も溜まった。ここは一つ、温泉でも言って休息・充電をしたいなあと思ったけど、、、

温泉へ 行きたい時に 胸は無く     ノエル

術後、主治医に「今後、私が一番困ることは何ですか?」と尋ねたら、速攻で
「温泉に入れないこと」。

あ~あ、当たったね。。。
とがっくりしてたんですが、友達が温泉旅行を計画してくれますた。えっへっへ、“客室露天風呂”だよん、今からウキウキ、とってもうれしい~~、みんな、ありがトン!

で、ここのランキングトップのペコさんのブログでびっくり記事を発見。
「ピンクリボン「商品」ですから~」

ふはははっ、この「ピンクリボン宿泊プラン」って、乳がん患者に当てつけでつか???
このプランによると、健康な人が天然温泉大浴場に何度でも入りながら、「これが、乳がんをなくす ほほえみ基金に寄付することになるのね。私って、人のためになってるじゃないの」って満足するんですかね。

いいなあ、私も大浴場でゆったり何度でも入りたいけどさー、さすがにそんな勇気はないわねえ。
いくらこのプランが、ピンクリボンという活動に便乗しただけのプランだとしても、大浴場温泉に何度でも入ってというのは、、、乳がんになっちゃった人から見ると、デリカシー無さ過ぎ。

ピンクリボンって、乳がんになっちゃった人は対象外、だから私には関係なしとスルーしていました。こんなことになっていたとはね。

「あははっ」で書きましたが、グラマラスのセミヌード写真集は、乳がん患者の気持ちを逆なでする行為です。
その後の釈明もいい加減、仕舞いにはバックれちゃったし。

企画が思った通りの結果にならないことは、よくあること。乳がん撲滅のためのイベントが、患者の一部から反発があったら、やはり話を聴き、対策を考えるべきでしょう。想定外の結果になったら対処する、それはこんにゃくゼリーの件も同様です。食して死者が出たら、製品の形状変更や注意の喚起は当たり前でしょ。ピンクリボンはなぜ、乳がん患者を無視するのですか?

「乳がん撲滅運動」は結構なことです。が、一連の行動を見ると、まるで「乳がんになったら、お仕舞いなのよ」と続くんじゃないの?と思わせる企画は、乳がん患者の傷口に塩を塗るようなもの。お下劣です。

お前ら、いい加減にせえよ(#・∀・)

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なかのひと

This blog “The salon of breast cancer women authored by Noe:l” can be read in Japanese only:-)

ピンクリボン

2008年05月06日 | ピンクリボン
ピンク色はあまり好きではありません、、、絵描きに苦手な色があるのは、仕事上、マイナスなんですけど。
どちらかというとシャープな画面がお好み、ピンクを落とすと甘くなるでしょ。それが、「なんか違う・・・」なんですよ、私の作風には。

とはいえピンク色って、女性が最も好む色ではあります。
で、ピンクリボン。

このリボン、そっち系のサイトによると、乳がんの早期発見・早期診断・早期治療の大切さを伝えるシンボルマークだそうです。

この活動が、乳がん撲滅をスローガンに展開しているってことを知ったのは、つい最近のこと。女性が好きそうな色をシンボルカラーにって、なんか安易だなあと思ったのが私の第一印象です。

で、自分が乳がんになり、術後一年間もの長くて高額な補助療法を耐えている時、この関連組織が東京タワーをピンク色にライトアップするイベントを行いました。
これにはガックリしました。

こんなことに人もお金も時間も使ってほしくない。。。

「乳がん」をピンクで自己顕示しているみたいで、乳がんになっちゃった私には、ちと恥ずかしい気分。もっと実のあることにエネルギーを注いでほしいと、生暖かく見守りました。。。

というわけで、私はこの組織の活動方向には全く馴染まないので、その後はずぅっとノーチェック。
んで、昨日、この一番下にある「人気ブログランキング」の上位の人たちはどんなブログを書いているのだろうかと(今頃ですが)、乳がんブログをざっと斜め読んだら、この組織の活動について書いた内容を発見。

ブログによると、ピンクリボンの公式ブログに書き込まれたコメントが、全て削除されたようです。

繰り返しになりますが、私はこの組織も活動もほとんど知らないし、全く興味がありません。なので、サイトに書き込まれたコメントの内容もほとんど読んでいません。
しかしながら、ピンクタワーをぶちあげた程の組織で、大手の企業やメディアなどが協賛する規模でありながら、一般人からのコメントを一括削除というのは・・・

なぜですか???

コメント欄にアラシはつきものですが、中には一生懸命考えてコメントした人もいるはずです。アラされた部分も全て残した方が、誰がどれだけ誠実な意見を述べたのか、後々の活動の参考として使えたはず。

コメントが気に入らないから、荒れたから、ブログだから、、、という理由で消去したのであれば、ネットのいたるところにある名も無き人々が作った非公式サイトと同じです。
あれほど大きなイベントを行った組織ですから、一般の方へ誠実な対応をするのが礼儀でしょう。

乳がんに直接関与している患者やその家族を無視し、乳がん撲滅を訴えるというのは説得力に欠けます。‘ピンクリボン’と名を売ったからには、それはもう個人のブログと他人は思わないものです。
このやり方は感心しません。

「商売に影響がでるから止めたんじゃぁ」と、勘ぐられないためにも、ここでドロンしない方が賢明です。


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なかのひと

あははっ

2008年03月06日 | ピンクリボン
10人の美女タレントがひと肌ぬいだ、乳がん撲滅を訴えるキャンペーンって…???
で、ページを見ますた、、、、
オセロ中島ら、乳がん撲滅へひと肌脱いだ

いや~、目の保養になりますなあ(o´∀`o)

皆さん、きっちりボディをメンテしてるもんね。美しいものを見るのは、私は大好きなのよー、一応絵描きだし~。。。

「乳がん検診を受けてちょ」ってキャンペーンなら、まだ検診を受けたことのない人とか病気になっていない健康な人が対象なんでしょう。
でもね、ネットで「乳がん」って文字に一番反応しちゃうのは、上記の人たちじゃなくて、なっちゃった患者さんたちなんよ(´-`)。

んで私、片胸全摘出なのん。もし、彼女らに乳がん患者さんを励ます気持ちがおありならば、ミスキャストなんだわ。

私が勇気づけられるのはおそらく、乳がん患者さんのヌードだわね(ΦωΦ)

そういえば最近、フランス人の乳がん患者さんが、夫と娘に励まされてヌードになったわねえ。

「ママのヌードは同じ病気で悩む人に勇気を与える」って娘さんが言ったのに触発されてのことだったんじゃなかったっけ。

片胸無いと、「私って、ばけ者みたいに見られてるのかなあ…(´д⊂) 」って思ったりするんよ。
失った人が持っている人の健康的なヌードを見ると、「あ~あ、本当に失ったんだなあ」ってダメ押しになっちゃうの。
そこまではまだいいの。事実、病気になっちゃったんだもん、仕方ないの。

でもね、これを乳がん撲滅っていうのは・・・
単に写真集の広告なんじゃないのぉって思っちゃうのよ。

失った人の気持ちは、失った人でないとわからない。。。

だから企画を考えた時点で、実際に患者さんにアドバイスをもらえばよかったのよ。

乳がん患者さんは、過剰反応してエネルギーの無駄使いをしないようにね。胸切って命が助かった&延命しているってことなんだから、こんなことはスルーして終わりましょ。

失った人の気持ちは、失った人でないとわからない。。。

だからいちいちメゲないで。
ワット隆子さんが言ってたけど、「乳がん患者は、強く、そして美しく」

こんな話題は美しく笑い飛ばしましょ、、、  o( ̄O ̄)ノ゜ おぅ!!


ヌード作品自体はなかなかの出来栄えなので、(患者は喜ばないでしょうが)探して見てもいいかも。

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