乳がん患者のサロン2 - ノエル編

乳がん患者の皆様、このサロンでのびのびと雑談しましょう。くつろぎの場です。

大腸内視鏡検査2回目

2012年04月26日 | 病気・症状
ここのところ暖かくて、私の住む地域では、きのうは夏日になったほどです。
なので、こたつとヒーターをしまうことを決心しますた。←まだ出していた。

ヒーターに灯油をたっぷり入れてしまったので、どうやって消費しようかと困っていたのですが、、、きょうは朝からつけています。
いや、室温はヒーターなしでも20℃以上あるんですけど。本日、大腸内視鏡検査のため、朝から下剤でトイレに引きこもりなんです。ゲリゲリ始まったら、体が冷えてしまって。室温25℃でも体が温まりません。

昨日は検査前日ということで、おかゆ3杯と、ポカリススエット+砂糖ドバドバを数杯飲んだだけ。へたれますた。朝からエネルギーが入らないと、一日中、食べ物のことばかり考えてしまいますね。いらいらしちゃって、結局、何もしない日を過ごしてしまいました。
スーパーモデルって、毎日こんな感じで過ごすのかなあ。私は絶対なれません←いや、その前段階で絶対なれないよ。

というわけで、完全エネルギー切れ、体が冷え冷えです。

昨年、初めてこの検査を行い、しかも将来癌化しそうなポリープをその場で切除していただいたため、今年はその傷口の確認の検査です。二回目なので、こっちも下剤下における準備はばっちりです(笑)。

とても人前では言えないのですが、皆さま、生理用ショーツとナプキン(夜用)を用意しましょう(^^;)。検査体験のある人は、皆、この点を小声でシッカリ指摘します(爆)。
便意を生じたら、さっさとトイレへ直行しましょう。一瞬の迷いは大惨事を招きます。私が利用する病院では、高齢者は病院へ来てからおむつをはき、下剤を飲むことになっています。普通の下剤とは異なる排便症状になりやすい、ということです。

私は昨年、トイレに14回ほど行きましたが、友達のポン子は5回だったと。で、彼女はスコープ中にまだまだ便が残っていて、検査が大変になったと。人により、同じ下剤薬を使用してもこんなにちがいます。

以上を人に説明すると、たいていは「うひゃあ、私は検査したくな~い」と言います。初体験は不安が勝って大変でした。が、2回目はちょっと心に余裕です。

・・・と、ここまで書いていたら、ううう、またもよおしてきますた。

この検査の一番の山場は、検査前処理です。
行ってきま~す。

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なかのひと

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座っている時間が長いと死亡リスクが上昇だってさ。

2012年04月08日 | 病気・症状
1年前から腰の調子が悪くて、整体に通っています。筋力の衰えにより、特に腹筋が弱くて腰回りの筋肉のバランスが悪いとのこと。しゃーないので楽しくない筋トレをやっています。

高速散歩とか球技は好きなんですが、黙々と行う筋トレはつまんないです。でも、筋肉がプリプリとついてくると、楽しい。人に見せたくなりますね。

腰の調子が悪い時は、座っても寝ても痛いです。でも、立ち姿勢は、座り姿勢に比べて血流が半減するので、具合の悪い時はなるべく横になるのがよいそうです。
つまり立ち姿勢は、健康な人ほどきちんと立てるってことですね。

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【座っている時間が長いと死亡リスクが上昇】

Arch Intern Med誌から
運動量にかかわらず全死因死亡の危険因子に

運動 予防医学
 長時間座りっぱなしの生活が健康に良くないことは広く認識されている。では、適度の運動を加えれば、健康でいられるのだろうか。

この疑問の検証を試みたオーストラリアSydney大学のHidde P. van der Ploeg氏らは、1週間の運動時間で調整しても、1日の座っている時間の合計が長くなるにつれて、全死因死亡リスクが有意に上昇することを明らかにした。論文は、Arch Intern Med誌2012年3月26日号に掲載された。



 身体活動量が多い生活は健康に良い。WHOは、中等度以上の強度の有酸素運動を週に150分以上実施する生活を推奨している。これを続けていると、心血管疾患や2型糖尿病、一部の癌などの慢性疾患のリスクが低下するという。



 反対に、長時間座っている生活は健康に良くないと考えられており、肥満や心血管疾患、糖尿病、癌のリスクの上昇と関連づけられている。しかし、仕事や学習のために座っている時間や、通勤・通学中(自動車を運転中、または電車やバスなどに乗車中)に座っている時間、また、余暇の楽しみ(テレビ、映画、スポーツ観戦、魚釣りなど)のためにゆったりと座る時間などの合計と、全死因死亡の関係を示したエビデンスは限られていた。



 著者らが分析対象にしたのは、健康的な加齢をテーマに行われた、南半球では最大規模の前向きコホート研究「45 and UP Study」に登録されたオーストラリア・ニューサウスウェールズ州在住の45歳以上の一般男女だ。06年2月1日から08年11月30日までに質問票を用いたベースラインの調査を完了した22万2497人(52.4%が女性)を前向きに追跡した。



 質問票の中の「1日のうち、どのくらいの時間を座って過ごしていますか?」という質問に対する回答に基づいて、対象者を、4時間未満、4時間以上8時間未満、8時間以上11時間未満、11時間以上に層別化した。22万2497人のうち、座っている時間が4時間未満だった人々は全体の26.3%、4時間以上8時間未満は48.5%、8時間以上11時間未満は18.7%、11時間以上は6.4%だった。



 質問票の中の身体活動量に関する質問は、1週間に行った10分以上のウォーキング、その他の中等度の運動(軽い水泳やテニスなど)、強度の高い運動(ジョギング、サイクリング、テニスの試合など)の時間をそれぞれ分単位で記入させた。それらを合計して1週間の身体活動時間とし、これに基づいて対象者を層別化した。1週間の身体活動時間が0分だった人々は全体の5.4%、150分未満が19.5%、150分以上300分未満が20.1%、300分以上が54.9%だった。



 死亡に関する情報は、同州の出生・死亡・婚姻登録から入手した。平均2.8年、62万1695人-年の追跡で、5405人が死亡していた。



 交絡因子候補(性別、年齢、学歴、居住地域が都市部か地方か、身体活動レベル、BMI、喫煙歴、自己評価した健康状態、身体障害レベル)で調整し、Cox比例ハザードモデルを用いて、全死因死亡と座っている時間の関係を調べた。

 座っている時間の長さと全死因死亡の間には用量反応関係が存在していた。この関係は、性別、年齢、BMI、身体活動レベルや健康状態(健康、または心血管疾患や糖尿病の既往あり)などにかかわらず、有意性が認められた。



 座っている時間が4時間未満のグループを参照群とし、身体活動レベルを含む交絡因子候補で調整して全死因死亡のハザード比を求めたところ、4時間以上8時間未満は1.02(95%信頼区間0.95-1.09)、8時間以上11時間未満が1.15(1.06-1.25)、11時間以上は1.40(1.27-1.55)となった。座っている時間の分類の1ランク上昇当たりのハザード比は1.11(1.08-1.15)で、全死因死亡リスクが11%ずつ上昇することが示された。



 1週間の身体活動時間が0分という、最低レベルのグループでは、座っている時間の1ランク上昇当たりの全死因死亡のハザード比は1.18(1.11-1.26)。1週間に150分未満のグループでは1.12(1.06-1.19)、150分以上300分未満では1.03(0.95-1.11)、300分以上では1.11(1.05-1.18)となり、身体活動量が多い人でも座っている時間が長ければ全死因死亡リスクに有意な上昇が見られた。



 なお、ベースラインで心血管疾患、糖尿病、癌ではなかった健康な人々14万5713人に限って1週間の身体活動時間で層別化し、1日に座っている時間と全死因死亡の関係を調べると、運動をしていない(身体活動時間が0分)のグループでは、座っている時間が長くなるほど全死因死亡リスクの有意な上昇が見られた。だが、運動をしている人々では用量反応関係は有意にならなかった。



 一方、心血管疾患または糖尿病の既往があり、一般集団より全死因死亡リスクが高い人々(5万2229人)でも、座っている時間が短く運動量が多くなれば、死亡リスクは低下する傾向が見られた。



 座っている時間が長い生活が全死因死亡に及ぼす影響を人口寄与割合で表すと6.9%になった。



 1日のうちの多くの時間を座って過ごす生活は、身体活動レベルにかかわらず、全死因死亡の危険因子であることが明らかになった。ただし、身体活動量が少ない人ほど死亡リスクは高く、心血管疾患などを有する人々でも座っている時間を減らし運動する時間を増やせば、死亡リスクは低下することも示された。



 原題は「Sitting Time and All-Cause Mortality Risk in 222 497 Australian Adults」、概要は、Arch Intern Med誌のWebサイトで閲覧できる。
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こういう報告を読むと、んじゃ、美容師さんとか看護師さんのような、1日中立ちっぱなしの職業の人は長生きするんかい?と思ってしまいます。

私が面白いと思ったのは、

>身体活動量が多い人でも座っている時間が長ければ全死因死亡リスクに有意な上昇が見られた。

これって、まさに立ちっぱなしがいいんだと主張しているように見えるんですけど。
まぢかよ。。。立ち仕事の人って、腰痛持ちが多いんだぞ(ボソッ)。

腰を痛めてしまった私は、長時間立つのはますます腰痛がひどくなってしまうのでできまへん。この報告を正面から受け止めてよさそうなのは、若い人だけ???

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なかのひと

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癌サバイバーのアルツハイマーリスク

2012年04月05日 | 病気・症状
先週は6年目検診の結果待ちで、ドキドキの日々を過ごしました。結果を聞きに病院へ行くはずが、当日は凄まじい暴雨風で、行くのをやめました。
この病院では、検査結果に異常があれば、主治医が自宅に電話をしてくれることになっています。なので、電話の呼び鈴におびえてしまい、午前中は仕事が手につかず。

気にしないようにと思っても、ず~~っと続く腰痛なんかを抱えちゃうと、やっぱり不安は大きくなってしまいます。
というわけで、知らせのないのは、よい知らせ。データがわからないのは不満ですが、とりあえずたまった仕事を片付けなくちゃ。

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【アルツハイマー病と癌の罹患に逆相関】

   BMJ誌から
癌サバイバーはADリスクが低く、AD患者は癌リスクが低い

 高齢者の癌サバイバーは、癌の既往がない高齢者に比べてアルツハイマー病(AD)の罹患リスクが33%低く、AD患者の癌罹患リスクもまた、ADでない患者に比べて61%低いことが、米Brigham and Women’s HospitalのJane A Driver氏らがFramingham研究の参加者を対象に行った前向きコホート研究で明らかになった。論文は、BMJ誌電子版に2012年3月12日に掲載された。



 癌サバイバーのADリスクは低く、AD患者の癌リスクは低いことを示唆した報告はこれまでにもあった。パーキンソン病と癌の間にも同様の関係が指摘されている。ADやパーキンソン病などの神経変性疾患ではアポトーシスが活性化されており、癌では逆にアポトーシスは起こらず異常な細胞増殖が続く。

これら2通りの疾患では相反する経路が活性化されていることから、それぞれの罹患リスクにも逆相関の関係が見られる可能性は想定できる。しかし、これまでに行われた研究については、「癌サバイバーはAD発症前に癌で死亡しているのではないか」との疑念が提示されたり、「ADを発症すると癌のスクリーニングを受ける機会が減るだろう」という推測に基づく批判が行われてきた。



 そこで著者らは、想定されるバイアスを極力排除して、ADと癌の関係を調べようと考えた。対象に選んだのはFramingham Heart Studyの登録者だ。



 この研究は1948年に始まったコホート研究で、オリジナルコホートに登録された人々は2年ごと(子孫研究に登録された人々は4年ごと)に医療歴の調査と診察、一連の検査を受けた。その際に、癌の罹患と、認知症またはAD罹患についても、情報収集や検査を受けた。



 今回の分析はまず、Framingham Heart Studyに登録された人々のうち、1986~90年(ベースライン)に65歳以上で認知症ではなかったオリジナルコホートの1278人を対象に、ベースラインで癌の既往があった癌サバイバーのその後のAD罹患リスクを調べる前向きコホート研究を行った。次に、オリジナルコホートと子孫コホートを対象に、AD罹患者とそうでない人々のその後の癌罹患リスクを評価するネステッドケースコントロール研究を行った。



 1278人中38.8%が男性だった。癌サバイバーは176人で、平均年齢は77歳。癌の既往がない人々の平均年齢は76歳だった。



 追跡期間は最長22年で、平均は10年だった。その間に認知症と診断された患者は323人で、それらのうち221人(86%)がprobable AD(ADの高可能性例)と診断された。また36人はpossible AD(ADの可能性例)と判断された。ADではない認知症患者66人のうち、24人はレビー小体型認知症、15人が脳血管型認知症、2人が前頭側頭型認知症、25人がその他の認知症に分類された。



 ベースラインで癌の既往があった癌サバイバーのprobable ADリスクは低かった。年齢、性別、喫煙歴と追跡期間中の癌罹患で調整したハザード比は0.67(95%信頼区間0.47-0.97)。Possible AD(ハザード比0.81、0.59-1.11)とあらゆる認知症(0.83、0.63-1.10)のリスクも低下傾向を示した。



 Probable ADのハザード比は、喫煙関連の癌(口腔癌、咽頭癌、喉頭癌、食道癌、胃癌、膵臓癌、肺癌、子宮頸癌、膀胱癌、腎臓癌)のサバイバーで顕著に低く、0.26(0.08-0.82)だった。一方で、喫煙と関係しない癌のサバイバーでは、probable ADリスク低下は有意にならなかった(ADのハザード比は0.82、0.57-1.19)。

 著者らは、生存バイアスを排除するために、80歳以上の生存者のみを対象に同様の分析を行った。癌サバイバーの方がより早く死亡するため、ADとの関係が有意になっていると仮定すれば、より高齢の人々を分析対象にすることによって、これらの関係は弱まるはずと考えたからだ。80歳以上になるまで生存した995人を分析したところ、有意にはならなかったものの、リスク低下傾向は見られた。

癌サバイバーのprobable ADのハザード比は0.88(0.64-1.20)、possible ADは0.81(0.46-1.46)、あらゆる認知症は0.87(0.65-1.16)になった。



 続けて著者らは、癌サバイバーのより早い死亡がADリスク低下の原因であるなら、癌サバイバーの脳卒中罹患率も癌の既往がない人々に比べ低くなるだろう、と考えて、脳卒中罹患についても調べた。だが、喫煙関連の癌のサバイバーには脳卒中のリスク上昇が見られた(ハザード比2.18、1.29-3.68)。80歳以上の生存者においてもリスク上昇は有意だった(ハザード比2.25、1.29-3.95)。



 次に、認知症罹患者のその後の癌罹患リスクを調べる、ネステッドケースコントロール研究を実施した。こちらはオリジナルコホートと子孫コホートの両方を対象にした。癌の既往がない認知症患者(495人)1人につき、年齢と性別が一致するコントロール(1485人)を3人ずつ選出、Coxモデルを用いて喫煙歴とBMIで調整し、認知症患者の癌罹患のハザード比を求めた。



 Probable AD患者は、コントロールに比べ、その後に癌と診断されるリスクが有意に低かった(罹患率は8%と14%、ハザード比0.39、0.26-0.58)。possible AD患者(0.38、0.25-0.56)とあらゆる認知症の患者(0.44、0.32-0.61)についても、やはり癌罹患の有意なリスク低下が見られた。癌リスクの低下は、喫煙関連の癌とそれ以外の癌の両方に、同様に見られた。



 両群が罹患した癌の種類を比較したところ、スクリーニング関連の癌は認知症患者に少なかった(認知症患者は3.4%、コントロールは6.9%)このことから、癌罹患リスクの低減の一部は診断機会の減少に起因する可能性が示唆された。



 癌サバイバーに見られたADリスク低減は、癌による死亡率の上昇では説明できなかった。この逆相関関係に関する研究が進めば、これらの疾患に関する理解が深まり、新たな治療法の開発にも結びつく可能性がある、と著者らは述べている。



 原題は「Inverse association between cancer and Alzheimer’s disease: results from the Framingham Heart Study」、全文は、BMJ誌のWebサイトで閲覧できる。
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なんだか、、、こーゆー報告を読むと、癌になっても悪いことばっかりじゃないのかな、なんて気分になりますねえ。
まだまだ研究は続くようですが、少なくとも、癌サバイバーがアルツハイマー病になりやすいということはないようです。

>アルツハイマー病やパーキンソン病などの神経変性疾患ではアポトーシスが活性化されており、癌では逆にアポトーシスは起こらず異常な細胞増殖が続く。

なるほどね~と思ってしまいます。
私は一人暮らしなので、認知症やアルツハイマー病になることをとても恐れています。火事なんか出しちゃったらどうしようとか、お金の管理ができなくなったら、とても一人暮らしはできません。
困るのは、生活の管理ができなくなったということを自覚できないことじゃないかしら。

とはいえ、最近特に記憶力が劣ってきて、きょうが何日だったか、時々すっぽり忘れるのでありました。とほほ。

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なかのひと

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