乳がん患者のサロン2 - ノエル編

乳がん患者の皆様、このサロンでのびのびと雑談しましょう。くつろぎの場です。

退院しますた。

2013年02月27日 | 生活
2週間ほど前に膝の手術をし、1週間ほど前に退院しました。

主治医は私が一人暮らしだからと、ちゃんと歩けるようになるまで入院した方がいいでしょうと言っていたのですが、、、先週、とんでもない寒波がやってきたせいか、わが町では骨折患者が急上昇。

膝の半月板の手術って、術後は基本的に治療はなし。そーゆー患者は早く退院してちょ、と、翻った主治医。リハビリも受けずに退院させられちゃったんですぅ。今なお、自宅内よろよろ歩きしかできませーん(T*T)。

内視鏡による両膝の手術でしたが、下半身の麻酔のみ。脊髄に1本ブッチュ~と注射され、手術開始、、、って、痛いんだよ。しばらく効きを待っても痛みを感じる。私の皮膚の痛点は、麻酔が効かなかったんです。
んじゃ、しょうがないね、と主治医君は手術を始めちゃいました(T0T)。

内視鏡を皮膚に突き通す際は痛かったけど、膝内部をぐりぐりやった時は無感覚。なんだか変な気分でした。局所麻酔って、腰までは麻酔がかかりません。腰痛持ちの私は、大の字に寝かされるのが大変辛い。麻酔がかからんので、腰痛はしっかり感じるのです。

さくさくやってよねと願ったのですが、、、主治医は助手の医師に説明しながら優雅にやってるじゃありませんか(`⌒´)!
「先生、腰がいたーいっ」って、言ったら、「ちょっと時間がかかりそうだから、眠くなる薬を点滴します」との返事。

一向に眠くならず。それどころか、膝の中をぐりぐりやる感覚が勝ってしまい、目が冴える一方で…(`・ω・´)。
「先生、全然効きませ~ん」と言ったら、「これ以上入れると死んじゃうから」と微笑むのみでした。

結局、腰の痛みに死にそうになり、4時間もの手術の間、全く眠れず。
しかし、、、ここからが地獄の時間となりました。

乳癌の手術を受けた皆様も、同様でござんしょ?
術後一晩は仰向けに寝ないといけない。乳癌の時は全身麻酔なので、術後の仰向け寝は8時間でよいのですが、局所麻酔は一晩必要なんだとか。

午前9時半の手術から翌朝6時まで、まぢで死にたくなるような腰痛を味わいました。痛み止めとか睡眠薬とか、ほっとんど効きませんわね。これがあるから、もう二度と手術はしたくないと、終わるたびに思うのです。なのに私ったら、これで何回手術を受けているのよーっ(T0T)。

術後管理室で腰痛と戦っていたら、午後の手術の患者さんと相部屋になりました。彼女も膝の半月板の手術でした。私がわからないのは、「痛い」と声に出すことです。

隣に患者がいるのに、看護師を呼ぶためでもないのに、なぜ「痛い」と声に出すのでしょうか? 言葉に発しても、痛みが軽減されるわけじゃないでしょう?? 隣に寝ている人がいるんですよ。その人のこと、どーでもいーの???
私は本当に、こういう人の気持ちがわからないのです。

睡眠薬でうとうとしかけると、「痛い」の声で起きてしまう。もー、何回もやられて頭にきてしまい、私も「いったぁ~~いっ」って言ってみました。
やっぱり痛みは軽減されませんでした。

するとお隣さん、「やっぱり痛いですよねえ、どうされたんですか?」。
そこから世間話が始まっちゃって、少しは気がまぎれました。なるほど、こういう効果があったのね (・∀・)。

翌朝から、管が外れ、ご飯が食べられるのは、乳癌と同じでした。が、局所麻酔の副作用の頭痛と吐き気に苦しんでしまい、5日間もぐったりしたままでした。2週間経った今でも、両膝はブーブーに腫れています。歩くと痛いです。

おととい抜糸するまで、入浴はシャワーのみ許可でした。入院中は病棟が25.5度に設定されていたからシャワーでもよかったのですが、自宅の室温は上がって10度。決死の覚悟でシャワーを浴びたら、温水温度を高めても体が温まらず (´д`|||)。以後、3日間、風呂に入るのやめちゃいました。なんだか皮膚病になりそうでしたし、頭も痒かったです。被災地の方々のご苦労の一端を想像した次第であります。
2週間ぶりに昨夜、念願の湯槽へ。いや~~、気持ちよかったです。体の芯から温まりますねえ。

本当はまだ、こたつに入っちゃいけないのですが、この寒さです。アイスノンを両足に巻き付け、こたつに入っています。冬の手術って、大変です。

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なかのひと

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途上国も病抱え長寿化

2013年02月11日 | 社会
フィギア4大陸選手権、浅田真央はすごかったですね。

技術的には他の選手と別格だと思うのですが、、、何といっても彼女の精神力には敬服します。だって、他の選手より悪い成績を取り続けていた果てに、あのような結果を導きだしたのですから。

今週、いよいよ膝の手術をするにあたり、やっぱり手術っていやだなあと、気分的に落ち込んでいました。乳癌の手術の時はオリンピックの時で、フィギアスケートの荒川静香選手の演技をテレビ観戦していました。前年、荒川選手は脚の故障でマスコミに引退か?なんて騒がれました。
浅田選手も荒川選手も、いい時期があれば悪い時期もあります。克服したのは自分の力。その強さが美しさになるんですねえ。

手術前の不安な気持ちが盛り上がるたびに、私も精神的に強くなりたいなあと思います。そしてなぜかいつもフィギアスケートの世界大会の時期にあたり、日本選手のがんばりに元気をもらっています。

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【<世界の病気統計>途上国も病抱え長寿化 国際チーム、187カ国分析】 2012年12月14日(金)18:00

 この20年間に、途上国を含め人類は幼少期の死亡が減少する一方で、生活習慣病など病気を抱えながら長生きするようになったことが、日本を含む国際チームの調査で分かった。世界全体で疾病構造が激変したことを示しており、高齢化に伴う生活習慣病を中心とした保健医療政策が求められそうだ。14日付の英医学誌ランセット(電子版)に発表した。

 187カ国の死亡や病気のデータなどを分析した。その結果、1990年の出生1000人当たりの5歳未満死亡率は男8%、女6・6%だったのに対し、2010年には男4・7%、女3・9%に減少していることが分かった。理由として、経済成長に伴う栄養の改善やワクチンの普及などを挙げた。

 平均寿命は男67・5歳、女73・3歳で、20年前より4・7歳、5・2歳延びた。特に途上国が顕著で、インドなど南アジアは男63・4歳、女67・7歳と5・8歳、8歳それぞれ延びていた。

 また、2010年のけがや病気による治療期間など苦しみを独自に指標化すると、最も高かったのは虚血性心疾患(狭心症など)で、肺炎、脳卒中と続いた。1990年の上位3位は肺炎、下痢、未熟児合併症だった。心疾患や脳卒中は肥満や高血糖などに起因することが多く、生活習慣病による社会影響が深刻化していることを示した。このほか、エイズは33位から5位に、うつ病は15位から11位に上昇した。

 チームの渋谷健司・東京大教授(国際保健政策)は「これまで感染症対策を重点にしていた。これからは、生活習慣病や精神疾患の対策も視野に入れた保健医療に変えていく必要がある」と話す。
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医療技術の発達に伴い、病気の種類が変わるのがわかりますね。

生活習慣病と精神疾患が増えているなあと、私のような庶民でも実感します。
私が身を持って体験しているのが、肥満です。

術前の爆食で2キロの体重増加を行ったのですが、、、てっとり早く太るため、エンプティカロリー系の食べ物、つまり菓子類を大量に摂取しています。最初はくそ甘いもんばっか食べるのが苦しくて(私は甘党なんですけど)、おせんべいとか焼き肉とかも食べたくなりました。
が、しばらく続けているうちに、甘いものをたくさん食べないと満足しないようになりました。

塩辛い食べ物でもそうですが、最初は塩辛くて食べられないと思っていても、続けると舌は慣れます。甘いものも同様です。これが生活習慣の恐ろしい点です。

手術が終わればその日から、ダイエットした方がよさそうな状況なんですが、、、なんか今の食習慣をやめられない予感(^^;)。人間は、楽な方に流れる生き物ですなあ。
んぢゃ、手術の準備をしまーす。

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なかのひと

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肥えています。

2013年02月04日 | 病気・症状
来週、両膝の手術をするので、ただいま爆食中です。

友達のエム子が、節分豆を持って我が家に来てくれました。私は二階の仕事部屋に上れないので、エム子に上がってもらい、重要書類を持ってきてもらったんですが、、、あー、みつかっちまったよ(*0*)。

私の趣味はヒカリ物集めです。つまり、宝石が大好きなんですぅ。長年集めたコレクションを机の上に並べ、眺めながら仕事をするんですぅ。だって、美しいもんを見ると元気が出るんだもん。
先日、2階のパソコンを降ろしてくれたヒラ子にも、「あらっ、何、これはっ」とみつかってしまったのでした。

ヒラ子もエム子も、ヒカリ物好き。皆、相手が何カラットのダイヤのネックレスをつけていて、いくらぐらいのものなのか、パッと見でチェックできてしまうほどです(笑)。

あのね、ユダヤ人は夜になると、金貨を数えてから寝るんですってよ。「金」みたいなヒカリ物を眺めるのって、健康にいいらしいです。なので私も、ヒカリ物を眺めて癌予防です←かなり怪しい情報

というわけで、昨日はエム子の車で薬局へ行ってもらい、手術前にやっておかなくちゃならない大切な用事を済ますことができました。結局、クリスマスから正月、節分まで、イベント料理は友達たちにより、全て食べることができたのであります。はっはっは。

あとはもっと肥えるだけです。エム子にはトンカツを御馳走になっちゃいました。バイキングだったので、ガンガン食べまくりました。

半身麻酔で行うため、意識はある。太って皮下脂肪をつけておかないと、寒がりの私はかなり辛いです。以前、やはり膝の手術をした時も半身麻酔だったので、その寒さといったら半端なかったです。

で、ジャンクフードを食べまくって、、、2キロ太ったところです。でも、お尻は小さくなる一方です。もう2か月も自宅に引きこもりなので、筋力が相当落ちているようです。逆に、腹は出てきました。太もももぷよぷよです。

体組成計で測ったら、皮下脂肪率もちょっと上昇。なぜか筋肉量と骨量も、上昇(笑)。この体組成計、大丈夫なのか???(爆)。
というわけで、私の体組成計によると、散歩しないで引きこもりしていた方が、体組成はよくなるという結果になりました(苦笑)。

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【肥満でもBMIが35未満なら死亡リスクの上昇みられず】

JAMA誌から
過体重者は正常体重者よりも低リスク、米のメタ分析

 BMIを指標とする正常体重者に比べ、過体重者の全死因死亡リスクは有意に低く、肥満者でもBMIが35未満なら有意なリスク上昇はないことが、米疾病管理予防センター(CDC)のKatherine M. Flegal氏らによるメタ分析で明らかになった。論文は、JAMA誌2013年1月2日号に掲載された。



 このメタ分析は、正常体重、過体重、肥満の相対的な死亡リスクを推定し、臨床現場での意思決定に役立てる目的で行われた。著者らは、PubMedとEMBASEに12年9月30日までに登録されていた研究の中から、一般成人を対象とした前向き研究で、BMIを指標とする正常体重群と比較した過体重群、肥満群の全死因死亡のハザード比を報告していた研究を選んだ。特定の疾患の患者や特定の手技を受ける患者に対象を限定していた研究などは除外した。



 BMI値に基づく正常体重、過体重、肥満の分類には、米国立心肺血液研究所の基準を用いた。具体的には、正常体重=BMI 18.5以上25未満、過体重=BMI 25以上30未満、あらゆる肥満=BMI 30以上、グレード1の肥満=BMI 30以上35未満、グレード2の肥満=BMI 35以上40未満、グレード3の肥満=BMI 40以上とした。



 条件を満たした研究は97件で、北米で行われた研究が41件、欧州で行われた研究が37件、オーストラリアが7件、中国または台湾が4件、日本が2件、ブラジルが2件、イスラエルが2件、インドが1件、メキシコが1件だった。登録患者の合計は288万人を超え、27万件を超える死亡が報告されていた。



 ランダム効果モデルを用いてメタ分析を行った。


 正常体重群と比較した全死因死亡のサマリーハザード比は、過体重群が0.94(95%信頼区間0.91-0.96)、肥満群は1.18(1.12-1.25)、グレード1の肥満群は0.95(0.88-1.01)、グレード2とグレード3の肥満を合わせたグループは1.29(1.18-1.41)だった。



 個々の研究のうち、ハザード比を推定する際の調整が適切に行われていたと著者らが判断した53件の研究を対象に、上記と同様に全死因死亡のサマリーハザード比を求めたところ、過体重群は0.94(0.90-0.97)、肥満群全体では1.21(1.12-1.31)、グレード1肥満群は0.97(0.90-1.04)、グレード2とグレード3の肥満群は1.34(1.21-1.47)になった。



 やはり調整が適切に行われていた研究の対象になっていた人のうち、65歳以上の高齢者に限定してサマリーハザード比を求めると、過体重群が0.90(0.86-0.95)、肥満群全体では1.05(0.92-1.21)、グレード1肥満群は0.88(0.69-1.12)、グレード2とグレード3の肥満群は1.28(0.93-1.76)で、グレードに関わらず肥満者の死亡リスク上昇は有意ではなくなった。



 なお、ハザード比は、実際に身長と体重を測定してBMI値を求めていた研究よりも、自己申告された身長と体重の値に基づいてBMIを計算していた研究の方が高い傾向が見られた。



 得られた結果は、正常体重群と比較すると、あらゆる肥満患者の全死因死亡リスクは有意に高いが、これはグレード2と3の肥満者の死亡リスク上昇に由来することを示唆した。一方で、過体重群は正常体重群より全死因死亡リスクが有意に低いことも明らかになった。



 原題は「Association of All-Cause Mortality With Overweight and Obesity Using Standard Body Mass Index Categories: A Systematic Review and Meta-analysis」、概要は、JAMA誌のWebサイトで閲覧できる。
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私は現在、最高に太っているんですが、、BMIは20ありません。もともと17~18ぐらいだったので、自分としてはかなりでぶでぶな暮らしをしているのですが。。。でぶったら、やはり寒さは感じにくくなりました。体の芯が温かい感じがします。しもやけも治ってきたし。冬の間はこの体型を維持したいところです。

でも、これ以上太るのは、ちょっとどうしようかと。LDLコレステロール値がかなり上がってきているし、顔の吹き出物が半端ないです。また、暖かな部屋に入ると、とたんに汗が噴きでます。太っている人は汗かきって、こういうことなのね。これさえなければ、もう少し太りたいところです。

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