乳がん患者のサロン2 - ノエル編

乳がん患者の皆様、このサロンでのびのびと雑談しましょう。くつろぎの場です。

メモリアル漫画「ななのつぶやき」

2008年10月31日 | 漫画ななのつぶやき
産婦人科医なな先生のブログが修了したのが、2か月ほど前のこと。
激務の産科医の日常の一端が紹介され、なな先生の奮闘ぶりに拍手したり、不条理さに怒ったり。モニターの前で大きな感動を頂きました。
ブログの終了は残念ですが、先生の環境を想像すれば、これも致し方のないことかと。。。

でもやっぱり、残念で残念でなりません。
産科医もブログぐらい、書き続けられるような環境に早くなってほしいと思います。
“ななロス”を抜けるため、私が一番ドキドキしたエントリーを漫画にしてみました。

世界中のななファンの皆様、「イメージぶち壊し」のお叱りの声が聞こえてきそうではありますが、一ファンのつぶやきとして、生暖かい目でスルーして下さいませ。

「ななのつぶやき」
「なな先生自選エントリー」

まあ、読んであげようかと思う人、ここをクリックよろしくね

なかのひと

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情報のセット販売

2008年10月29日 | 社会
東京で起きた妊婦の病院受け入れ不能事件、夫の記者会見が行われたようです。

「妻の死無駄にしないで」夫が会見…妊婦受け入れ拒否(読売新聞) - goo ニュース

 脳出血を起こした東京都内の妊婦(36)が8病院に受け入れを拒否され、出産後に死亡した問題で、女性の夫の会社員(36)が27日夜、厚生労働省で記者会見し、「妻が死をもって浮き彫りにした問題を、医者、病院、都、国が力を合わせ改善してもらいたい。妻の死を無駄にしてほしくない」と、声を詰まらせながら訴えた。

 夫によると、今月4日、 嘔吐 (おうと)と頭痛を訴えた女性が最初に救急搬送された産婦人科医院で、かかりつけ医は電話で受け入れ先を探す際、「頭が痛い」という情報を伝えていたが、なかなか受け入れてもらえなかったという。その時の心境を夫は「医療の発達した東京で、死にそうに痛がっている人を助けてもらえないのかと無力感を感じた」と振り返った。

 女性は、結婚8年で授かった赤ちゃんの誕生を心待ちにし、夫が帰宅すると、「パパ帰ってきたよ」とおなかの赤ちゃんに語りかけていたという。いったんは受け入れを拒否されたものの、女性が帝王切開で長男を出産した都立墨東病院(墨田区)では、入院3日後の7日昼、病院スタッフが病室に長男を運び、意識がない女性の腕に抱かせてくれ、親子水入らずの時を過ごした。女性は、その夜に亡くなった。夫は「医師や看護師には温かい配慮をしてもらった。だれも責める気はなく、裁判を起こすつもりもない。赤ちゃんを安心して産める社会にしてほしい」と話した。
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この文章を読んで不思議に思ったのは、

>夫は「医師や看護師には温かい配慮をしてもらった。だれも責める気はなく、裁判を起こすつもりもない。赤ちゃんを安心して産める社会にしてほしい」と話した。

マイクを向けた人が、「裁判を起こすつもりは?」とでも尋ねたのでしょうか? それとも、妊婦が死亡したら即裁判、の社会概念が既にあるのでしょうか??
会見した男性は、救急体制や産科医の実情を理解しており、その上で「責めるつもりはない」「裁判を起こすつもりもない」と言っている。

彼は誰に向かって言っているのか。

妊婦さんが病院にたらい回しされて死亡した場合(医師の間ではこの単語は不快で、“受け入れ不能”が適当だとする人が多いようです)、まるで裁判を起こすことはセットのような概念を作ったのは、マスコミじゃないですか?

この事件の状況を、汚い例えで考えてみます。

<例1>
強い尿意を感じ、公衆トイレへ入った。間に合ってよかったぁと幸福感に溢れて放尿する最中に、扉をノックする音が。
「おしっこ漏れちゃうから、早く出てちょ」

早くトイレを出る努力はするけど、放尿の中断はできない。

<例2>
トイレに入って踏ん張っていると、やはり扉を激しくノックする音、
「早く出てくれ、俺は腹の調子が悪いんだぁぁーーっ」

お気の毒だと思うけど、やっぱり中断は難しい。
「あと2分待ってちょ」
「う“う”う“、、待てなーいっ」

「このちょっと先に公園のトイレがあるから、そっちへ行くのがいいと思う」

<例3>
便秘が解消しそうでトイレに駆け込もうとすると、後ろから、
「おしっこ漏れそう、先に使わせてちょ」

「はいね」


例1、2はトイレの「受け入れ不能」な状況。例3は優先順位をつけ、順番を変われる状況ですね。

今回の事件では、たとえ当直医の手が空いていても、手術室が塞がっている・麻酔科医が塞がっている・脳外科医が不在・・・などなど、脳出血を起こした妊婦さんを処置する環境が整っていなければ、救命は困難になると私は思います。

この事件に関し、自分の意見などを「責任問題は妊婦の関心事ではない」の本文とコメントに書きました。その中で、おかだ先生が書き込み下さった、脳出血をおこした人の予後については、現実には厳しい問題です。

マスコミが人命救助の旗を振りかざすのは、簡単で格好イイかもしれません。が、予後の実態について全く記載がない。脳出血した妊婦さんの取材や調査もしてみたらどうかと思います。

庶民の立場に立ったつもりで責任問題ばかりを重視するような記事を書くと、読み手の中には、裁判を起こせば自分の身に降りかかった不幸が消失するのかと、勘違いする人も出てきそうです。

この事件は本来、社会生活をする上で表に出せない感情や、人間の尊厳に関わる大変難しい問題など、文字に表現するのに慎重であるべき内容が詰まっていると思います。
好きな部分だけ「つまみ食い」して本人は満足かもしれませんが、つつかれた本体から問題が流れ出す。それを放置するのは、この男性の本意ではないでしょうね。


マスコミもこの妊婦さんの死を無駄にしないでと思う人、ここをクリックよろしくね

なかのひと

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ヨーグルトの整腸作用

2008年10月27日 | 食と栄養
女性と便秘、深い関係を結ぶ人は多い、、、便秘薬を常用する人も結構いますね。できれば薬のお世話にはなりたくないですが、出さなくちゃいかんもんは出したいし。私は便秘すると顔に吹き出物ができるので、とっても格好悪くなっちゃいます。深刻な問題ですわ。

「ビフィズス菌BE80の整腸効果を日本人対象の初の臨床試験で確認」

「今後、食生活や職業など患者背景を明確にし、幅広い年齢層へ対象を拡大した試験が行われることを期待している」と語る昭和大の井廻道夫氏。
 ビフィズス菌は腸内細菌叢の中で最も優勢な菌の一つで、整腸作用があるとされているが、ヒトを対象に腸管への作用を検証したデータはほとんどなかった。このほど、日本人女性50人(平均年齢19.43歳)を対象に、ビフィズス菌BE80入りヨーグルトを用いた、プラセボ対照の無作為割付二重盲検クロスオーバー試験によって、腸管通過時間や排便頻度・排便量が増加することが確認された。試験を行ったダノンジャパンは「健康な若い女性での整腸効果が明らかになった」と話す。

 この試験では、50人を25人ずつA、B二つのグループに分け、まず2週間の観察期間の後、A群はBE80入りヨーグルト170gを2週間毎日摂取し、B群はプラセボのヨーグルト170gを2週間摂取した。その後、6週間の休止期間をはさんで、今度はA群がプラセボ、B群がBE80を2週間摂取し、その間の腸管通過時間、便通の状態、腸内フローラなどを評価した。対象の平均年齢は19.43歳、身長1.59m、体重51.32kg、BMIは20.33だった。

 その結果、BE80を摂取中の腸管通過時間は、観察期間中に比べ、有意に短縮し、特に観察期間中に腸管通過時間が40時間以上だった「通過遅延グループ」では、平均81.16時間から34.17時間へと大きく短縮した(有意差あり)。また、排便の頻度も、通過遅延グループでは、観察期間の5.8回/週から8.0回/週へと増加(有意差あり)、便通量も同グループでは著明に増加した。

 BE80については、既に英国・マンチェスターのWythenshaw病院が、過敏性腸症候群(IBS)の便秘型の女性患者を対象にした、プラセボ対照の無作為割付二重盲検群間平行試験を行い、腹部膨満感やIBS症状を定量化した上で、その改善効果を確認している。この結果は、今年の米国消化器病週間(DDW)で報告された。

 これらの結果について、昭和大消化器内科教授の井廻道夫氏は「便秘型のIBSの患者におけるBE80の効果が示され、また健常者でも便の通過遅延のある人の整腸作用が確認された。これらの疾患や症状はストレスが原因になっていることが多いだけに、その対応は難しかった。今回の試験結果は、臨床での患者指導に有用と考える。また、腸内細菌は、肝機能障害と連関を持つなど、意外な疾患との関連が示唆されている。今後は、食生活、職業など患者背景を明確にし、幅広い年齢層へ対象を拡大した試験が行われることを期待している」とコメントしている。
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便秘の原因にストレスがあるってのが、私には新情報でしたが・・・。
被検者になった日本人は、ちょっと細めの若い女性といったところですね。

BE80を含んだ製品はどれかというと、もちろんこの会社のヨーグルトなんだけど、ちょっと乳脂肪分が多いかな。クリーミィが売りってことだからね。ダイエット中の人は食べる分量の調整をしてちょ。

1日にヨーグルト170gというのは、その製品2個分です。便秘薬を常用するよりは安くつくかな。

次回はぜひ、中高年を被検者に研究してほしいと思った人ここをクリックよろしくね

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責任問題は妊婦の関心事ではない

2008年10月25日 | 社会
「人間離れした産科医」で疑問に思った妊婦の脳出血について、このような記事を見つけました。

「妊婦の脳血管障害184人、10人が死亡 06年」

 お産に関連して脳血管障害を起こした妊産婦が06年に少なくとも184人いて、このうち10人が死亡したことが、厚生労働省研究班(主任研究者=池田智明・国立循環器病センター周産期科部長)の初の全国調査でわかった。脳出血では診断までに3時間を超えると死亡率が上昇。産科だけではこうした患者を救えず、脳神経外科との連携が課題として浮かび上がった。

 奈良県で06年8月に妊婦が19病院に搬送を断られ、脳出血で死亡したため、研究班は、全国1107カ所の病院で06年1~12月、妊娠中か産後1年以内に脳血管障害を起こしたケースを調べた。

 184人の内訳は脳出血39人、くも膜下出血18人、脳梗塞(こうそく)25人など。妊娠中のけいれん、高血圧で嘔吐(おうと)や意識障害が起きる高血圧性脳症は82人いた。死亡の10人のうち7人は脳出血だった。

 脳出血の39人がコンピューター断層撮影(CT)による検査を受けて診断が出るまでの時間をみると、3時間以内に診断を受けた人で死亡したのは8%なのに対し、3時間以上では36%に達した。ただ、重い後遺症が残った人は3時間以内では7割にのぼり、3~24時間がかかった場合の5割よりも高かった。研究班は「診断までの時間が短ければ予後が保たれるわけでもない」とみている。

 脳出血の26%に妊娠高血圧症候群が認められた。妊娠高血圧症候群の妊婦で、頭痛やけいれん、意識障害などの症状が出たら、脳血管障害を疑って搬送するなどの対処も求められるという。

 脳血管障害が起きる妊産婦は1万人に1人程度。妊娠中は胎児に血液をめぐらすために血液量が増えるなどして血管への負担が大きくなり、普通の人よりリスクが高まるとされる。

池田さんは「妊産婦にはすべて産科で対応するという認識を改めなければいけない」と指摘。「総合周産期母子医療センターの指定要件として、脳神経外科との連携態勢を義務づけることなども検討すべきだ」と話している。(武田
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うへ~、妊婦さんの脳出血が184人って、結構多いんですね((゜Д゜|||))。
で、「診断までの時間が短ければ予後が保たれるわけでもない」とは。。。高血圧の妊婦さんやその家族は、万が一の時の腹を決めなくちゃいかんというわけですね。

ただ今、私の従妹が妊婦なんです。で、味付けの濃い料理が好きで血圧高め…(´A`)。注意すれば塩分を控えるんですが、食欲が旺盛でトータルすると塩分量はかなり摂っている(´A`)。なので私は彼女に、
「いいかね、もしもの時は主治医に“赤ちゃんは諦めます、まずは私を助けて下さい”って言え」
って言ってあります。

で、この事件の第一報を聞いた舛添さんと石原さん、医療現場の実態を知るにつれ、言葉がトーンダウンしました。で、現在はこんな感じだそうです。

舛添厚労相と石原知事が火花 妊婦死亡責任めぐり応酬(朝日新聞) - goo ニュース

舛添厚生労働相が「東京都に任せられない」と言えば、石原慎太郎都知事は「医者が足りないのは国の責任」と反発。妊婦が8病院に受け入れを断られて死亡した問題で、大臣と知事が24日、責任のなすりつけ合いを演じた。

 舛添厚労相は閣議後の会見で、「週末に1人しか当直医がいなくて総合周産期母子医療センターと言えるのか」と批判。「事故の情報も都から上がってこない。とてもじゃないけど任せられない」と声を張り上げた。

 これに対し、石原知事は定例会見で、年金問題への舛添厚労相の対応を踏まえて「あの人は大見えきったつもりでいつも空振りする」とし、「医師不足にしたのは誰だ。東京に任せられないじゃなく、国に任せられない。厚労省の医療行政が間違って、こういう体たらくになった」と言い返した。
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産婦人科の現状については、バミュ先生のブログでその一端が書かれています。

産科の現状: 「おとぎの話」
  コメント欄の17番目、小魔法使いさんのコメント「そのとおりだと思います。」が壮絶です。医師の使命感に溢れる産科医なのに、周産期医療に戻るのに大きなためらいを持っています。

妊婦の脳出血について: 「頭痛」


大臣も都知事も応酬している場合じゃない、出産は待ったなしだよと思う人 ここをクリックよろしくね

なかのひと

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人間離れした産科医

2008年10月23日 | 社会
ここの人気ブログランキング<医学>のトップに、バミュ先生の「産婦人科残酷物語Ⅲ」があります。で、最近、バミュ先生が産経新聞で「産科医解体新書」というコラムを書きはじめました。
kei☆さんのブログで毎回アップしてくれるので読みにいってます。

昨日、「産科医解体新書9」を読み、その後、都内で妊婦が死亡したテレビニュースを見て大変驚きました。


「七転八倒」尋常でない頭痛=産科医療の現状に理解を-妊婦死亡で掛かり付け医(時事通信) - goo ニュース

脳内出血を起こした妊婦(36)が7病院に受け入れを断られ死亡した問題で、妊婦が通院していた五の橋産婦人科(東京都江東区)の医師らが22日夜に記者会見。妊婦が尋常でない痛がり方で頭痛を訴えていたとし、脳神経外科のある病院に搬送を依頼した経緯を説明した。

 川嶋一成院長は、搬送受け入れ先が決まるまで1時間ほどかけて依頼することは常にあるとし、「複数の科にまたがる搬送は非常に難しい。現状がこういう状況であることを皆さんに理解していただきたい」と述べた。

 同院長と、当日対応した塩野結子医師によると、4日午後6時ごろ、妊婦の夫から下痢と嘔吐(おうと)を訴える電話があり、具合が悪ければ救急車で来院するよう指示。午後7時少し前に到着した時には、激しい頭痛を訴えていたという。

 妊娠状態に問題はなく、頭部疾患を疑って搬送を依頼。都立墨東病院には「当直が1人で対応できない」と断られた。電話した塩野医師は「頭を抱えて痛い痛いと七転八倒している状態をそのまま伝えた。脳出血とは言っていない」と説明。電話を受けた医師がどう判断したかは「分からない」とした。

 並行して救急隊員が病院を探し、脳疾患だけなら受け入れ可能な病院があったが、妊婦には対応できず、最終的に墨東病院が受け入れるまで約1時間20分かかった。

 複数の病院に断られたことに対し「みんな頑張ってるとしか思えなかった」と塩野医師。搬送する際、目の前で急激に妊婦の容体が悪化していき、「自分の無力さを感じた」とつらそうに話した。死亡翌日に来院した夫からは「この病院に来てよかった」と言われ、涙したという。
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バミュ先生のブログの方を読むと、バミュ先生の病院(都内)で対応できない患者の場合、担当した産科医が病院を探すために電話をする、10病院ぐらい電話していると2時間ぐらは軽くかかってしまうそうです。病院探しの電話に産科医が一人、張り付きにもなる。

また、医師数は何とか足りるから手術をしようとなっても、手術室が全部ふさがっている。近所の病院の手術室を借りての“出張手術”のエピソードもありました。自病院が満杯なら、出張手術までやらなくても…と私は思ったのですが、医師の使命感につくづく感心しました。

今回の事件は、医療に一番恵まれているとされる東京でも、医師不足による救急車受け入れが不可能の事態もあるというにショックです。脳出血だけなら、出産だけなら受け入れ可能の病院はあるかもしれませんが、同時に起こると双方に対応できる医師が待機する病院が思っていたより少ない。。。で、出産時に脳出血は起こりうることなんですよね。

ERはあるけど医者がいない。。。どのみち、治療する医師がいなければ、救急車が搬送可能であっても、病院に設備があっても役に立ちません。
石原都知事の「初めて聞いた。あってはならないこと。そういうことのないために東京ER(救急室)をつくった」って、ちょっとゆるいんじゃないの??

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この事件に関し、多数の医師がブログを書いています。医師の目から見ると、この事件は平方眞先生のコメントにまとまるかなと思います。参考になさってください。
「『うちが取らなくても』は憶測では?」
平方先生のブログは左のブックマークから

なかのひと

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乳がんブログは役立つか?

2008年10月21日 | 生活
ここの人気ブログランキング<病気・症状>編、次々とおもしろそうなブログがランクアップしてきますね。その中でも、乳がんブログはたくさんあって内容もバラエティに富んでいます。

がん友リカコに言わせると、このブログは硬派なノリなんだそうな。
あ、ブロガー本人は、非常にふにゃふにゃした性格なんですけど…(^^;)A 文字に願望がこもっちゃうのかなあ。。。

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「インターネットで広がる新しいがん医療の可能性」
成松宏人(日本対がん協会がん対策のための戦略研究推進室室長補佐)

なりまつ ひろと氏○1999年名大医学部医学科卒業。2008年名大大学院医学系研究科分子細胞内科学(血液・腫瘍内科学)修了。2008年4月より現職。
【がん医療における情報伝達の研究は世界的にも注目されはじめている】

 このたび筆者らの研究グループは、「がん関連ウェブサイトの訪問者特性」について解析を行い、その結果がJournal of Clinical Oncology誌9月1日号に掲載されました。

 『Journal of Clinical Oncology』誌はアメリカ腫瘍学会の機関誌で、臨床腫瘍学の分野で最も読まれている学術雑誌の一つです。今回の研究成果の掲載は、がん医療における情報伝達が世界的のがん研究者にも注目されはじめていることを示しており、今後ますますこの分野の重要性が増してくると思われます。

 そこで本稿では、私たちの今回の研究を紹介させていただきたいと思います。なお、この研究は厚生労働省の班研究(主任 中田善規 帝京大学麻酔科教授)の一環として行われました。

【インターネットから情報を得るがん患者が増えている】
 がん患者さんにとってインターネットは貴重な情報源です。自分自身や家族が初めてがんと診断されたとき、手術や抗癌剤の治療を受けるときなどをきっかけとして、インターネットでがんに関する情報を集めることが多いと思います。しかし、インターネット上には情報があふれており、自分に本当に重要な情報を得るのは簡単ではありません。

【患者にとって使い勝手のよいウェブサイトとは?】
 がんに関する情報を提供しているサイトは、提供する情報の種類によって大きく二つに分類されます。

 一つは、一般的ながん情報を提供する国立がんセンターのホームページなどのサイト。もう一つは、闘病記サイト(もしくはブログ)といった、提供する情報の範囲は狭いものの、より特殊な情報を提供するサイトです。

 患者さんの個別のニーズに対応できる使い勝手の良いウェブサイトを構築するためには、いろいろな種類のウェブサイトが有機的に連携することが必要です。

 そのためにも、「いつ訪問するか」「どのような頻度で訪問するか」などの訪問者の特性をウェブサイトの種類毎に把握して、患者の個別のニーズに合致したウェブサイトを作っていく必要があります。

【影響力の強いがん関連100サイトを抽出】
 そこで私たちはまず、「がん」や「悪性腫瘍」といった、がんに関係するキーワードを使用してYahoo!検索を行い、ヒットする2000ウェブサイトを抽出しました。そのなかで、より検索されやすいウェブサイトを独自の基準で100サイト選びました。

 そして、これらのサイトに対してアクセスログ(訪問者がウェブサイトに残す「足跡」)の解析をお願いしました。結果、匿名を条件に25のウェブサイトに協力に応じていただきました。


【患者闘病記サイトは今後重要なカテゴリーに】
 今回協力25サイトの内訳は病院関係6サイト、製薬会社関係5サイト、闘病記関係14サイトでした。今回の研究で私たちは特に闘病記サイトに目をつけました。

 このカテゴリーは今までの研究ではほとんど注目されていませんでしたが、私たちの今回の調査ではがん関連サイトの中で約1割の影響力を占めるまでになっていました。

 ウェブサイトで闘病記を書けば、時空を超えた患者同士の情報伝達が可能になり、従来の対面型の患者会よりも利便性がよく低コストでコミュニケーションを図ることができます。

 また、医療者からは提供されないが患者にとって有用な情報が、このような媒体を通じて提供されている可能性もあります。このように闘病記のサイトは今後、重要なカテゴリーになってくるでしょう。

【ウェブサイトの種類によって訪問者の特性が違う】
 つぎに、ウェブサイトがいつ訪問されるかについて、病院系ウェブサイトと闘病記サイトで比較しました。病院系ウェブサイトは平日午後に訪問頻度が多く、休日に低くなっていました。

 一方の闘病記ウェブサイトはほとんど曜日変動がなく、夜間にアクセスが多いことが分かりました。病院系ウェブサイトへの訪問のピークは実際に病院に受診する時間と一致していますので、受診目的の利用が多くを占めるのではないかと推測できます。

 また他方、夜間にアクセスが多い闘病記ウェブサイトでは、訪問者が余暇の時間を利用して訪問する傾向があると推測されます。これは闘病記ウェブサイトが一方向の情報発信だけではなく、患者や家族同士の情報伝達のツールになっていることを反映しているのかもしれません。

 また、闘病記ウェブサイトの訪問者がそのサイトを再度訪れる割合(リピート率)は、一般的な情報提供型のウェブサイトよりも高いことがわかりました。これは特に乳がんの闘病記で顕著でした。

 さらに、訪問者がどれだけウェブサイトに対して熱心に訪問しているかを評価する訪問者親密度解析でも、乳がんの闘病記サイトには熱心なファンが多いことが分かりました。

【訪問者の特性を考慮したウェブサイトの構築が必要】
 私たちの今回の研究では、がんのウェブサイトの訪問者の背景や行動は、ウェブサイトの種類により様々であることが分かりました。これは訪問者が多様なニーズを持っているからだと思われます。がんのホームページを利用者にとって使いやすく有益なものにするためには、訪問者の背景や行動をふまえたウェブサイトの構築が必要だと考えます。

【研究の詳細は・・・】
 がん医療における情報伝達、なかでもインターネット(ウェブサイト)の重要性は、今後ますます増してくるはずです。私たちの今回の研究の詳細については、下記URLより論文(「Detailed Analysis of Visitors to Cancer-Related WebSites」)をご参照ください。
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私が親のがんと付き合って十数年、、、がんとはどんな病気なのか、色々と本を読みました。知識を体系的に得るのに、書物は私にはぴったりのツールでした。ネットでも同様の情報は得られますが、普段の空き時間に、本をパラパラとページを開けばいいっていのは、PCをブートアップするよりずっとお手軽です。

しかし、抗がん剤治療の項目でつまずきました。
抗がん剤の情報を揃えた本として、原稿を執筆するのに多少の時間が必要ですよね。で、そこから出版されるのに更に時間がかかる。なので、書店で一般人が本として入手した薬や治療の方法は、幾分、実際の現場で使用しているものよりちょっと古かったりもします。

最新情報を得るには、ネットは便利です。
このブログでもASCOから時々記事をピックアップしていますが、そうです、専門家と一般人と、同時に同じ情報を入手することができる! しかもかなりの低コストで。たとえ入手した報告が英文で読みたくないなあと思っても、ネットのどこかに親切な人がいて、和訳して披露しているサイトまであります。
これって、コペルニクス的展開だと思うんですよねっ!! ←かなり興奮している

で、ネットで得た情報がどんだけ価値のあるもんなのか、、、素人考えじゃ不安ですよね。
最近は医師のブログがたくさんあって、丁寧に解説してくれたり、お尋ねすると返事をもらえるサイトもあります。はっはっは、ネットって使えるじゃん(^0^)!

>訪問者親密度解析でも、乳がんの闘病記サイトには熱心なファンが多いことが分かりました

このブログはアバウトな解析しかつけていないので詳しいことはわかりませんが、ここを訪問してくださるのは、主にご家庭のPCからのようです。で、やっぱりリピーター率が高そうなんです。書き手として、これはうれしい(はぁと)。

私の場合、病理結果で自分と同じher2+++の患者さんのブログを探しましたが、なかなかヒットせず。まして、ハーセプチンとタキソールの術後療法を受けている人のブログはみつからず、情報が得られませんでした。ま、非標準治療法だから、探すのは最初から困難だったんですけど。
乳がん患者さんのブログはたくさんありますから、自分と同じ状況の人のブログなど、他のがんの闘病記より見つけやすいと思います。

あ、ここは「ほとんど役に立たない、くつろぎのブログ」を目指していますので、あしからず(^^;)。

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なかのひと

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こんにゃくゼリーの応酬なるか?

2008年10月19日 | 社会
「こんにゃくのリベンジはあるのか」で取り上げたこんにゃくゼリー、市民の声が加速度的に大きくなってきたようです。


「こんにゃくゼリーメーカーに激励の声殺到 ネットでは販売中止反対の署名活動」
10月17日19時45分配信 J-CASTニュース

 「こんにゃくゼリー」で高齢者や乳幼児の窒息死亡事故が相次いでいる問題で、最大手の製造メーカーは、大部分の製造を一時中止することになった。ところが、その直後から「こんにゃくゼリーだけが悪者になるのはおかしい」といった声が相次ぎ、ネットでも販売中止に反対する署名活動が行われ、メーカーにも「普通では考えられない数」の激励の声が寄せられているというのだ。

■ネットの反対署名1万1000を突破

 1歳10ヶ月の男児が2008年7月、凍らせた一口タイプのこんにゃくゼリーを飲み込んで窒息、08年9月に死亡した事故を受けて、野田聖子消費者行政担当相が08年10月2日、こんにゃくゼリーメーカー最大手「マンナンライフ」の鶴田征男会長らを内閣府に呼び、再発防止策の提示などを求めた。その席で野田氏は「(従来の)小さな警告マークのみの商品は自主回収し、一から出直すことも考えては」などと促した。

 一方のマンナンライフは、「行政の要望に対し、時間的に早急な対応が困難」などとして、事故があった「ミニカップタイプ」の製造を、10月8日から当面の間、中止することになった。

 ところが、これと時期を同じくするように、「もちや米も窒息のリスクがある」という指摘も出て、「こんにゃくゼリーの『狙い撃ち』はおかしい」といった「こんにゃくゼリー擁護論」が広がりを見せているようなのだ。

 例えば、J-CASTニュースが掲載した「『こんにゃくゼリー』法規制混迷 『もち』『米』も危険という声も」という記事にも、多くの「擁護コメント」が寄せられているほか、ネット上で署名活動を行うサイト「署名TV」では、10月3日から、こんにゃくゼリー販売中止への反対を呼びかける署名活動が始まっている。当初の目標が1000だったのに対して、10月17日午後には、1万1000を突破している。

 署名には、

  「時々しか食べませんが、無性に食べたくなる時があります。その時食べられないのは、辛い」

  「今回は確実に消費者側に落ち度があったと思います」

などといったコメントが数多く添えられている。署名は11月3日まで受け付けており、相当な数の署名が集まるものとみられる。

■「98%は激励の声」

 「擁護論」は、ネット上にとどまらない。マンナンライフの品質保証室によると、事故以降、電話・メール・葉書などで、同社を激励する声が相次いでいるのだという。同社では、

  「具体的な数については控えさせていただきたいのですが、通常では考えられない数です。非常にびっくりしています。とても励まされています」

と話す。そうは言っても、事故で死者が出ているだけに、批判の数も相当数にのぼるのではと想像されるが、実際のところは「批判の声は全体の2%で、残り98%は激励の声」という、異例の事態を迎えている。

 なお、今回の事故の原因となったこんにゃくゼリーは、同社が82年に発売。94年に「蒟蒻(こんにゃく)畑」のテレビCMで人気に火が付き、「こんにゃくゼリー」の名前が全国的に広まったが、製造方法は「こんにゃくの中にフルーツ果汁を混ぜる」というもので、元々の呼び名は「フルーツこんにゃく」。同社に取材する限りでは、「こんにゃくゼリー」は、「ゼリー」というよりも「こんにゃくそのもの」と言った方が正確だ。

 同社では、生産の再開について、

  「表示も、容器も、中身も検討し直す必要があって、生産再開については、なんとも申し上げられない状況です」

と話しており、見通しが立たない状況だ。

 同社が本社を置く群馬県は、こんにゃくの原料である、こんにゃくいもの生産日本一で知られ、04年度の統計では全国の生産量の82.1%を占めている(日本こんにゃく協会調べ)。
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会社に寄せられるコメントの98%が「激励」というのは、すごいですね。
そして、1万人以上の人が署名という行動に出るっていうのも、かなりの潜在的なパワーを感じます。

コメントの詳細内容が発表されていないようです。製品の味など、品質に関するコメント、もしくは消費者側のモラルに関するものなど、その比率に興味を持ちました。

ゼリーというより、こんにゃくそのものであるのなら、今後はオーソドックスな延べ棒の形状にして、こんにゃく売り場に置くっていうのはどうでしょうか? 消費者の意識が少し変わるかも??

この騒動は、消費者が消費者のモラルを問う展開になりました。“消費者目線”で見ると、1万人以上がお上の指示に反対したってことになるし。。自浄作用とでもいうのかな。

裁判員制度がいよいよ開始されますが、裁判だけでなく、こういった消費者の問題も、一般人の意見を大いに取り入れる必要がありますね。国会議員も役人も、高齢者や幼児が何をどのような状況で食べたら危険か、いまいちピントがズレているような気がしてなりません。

こういう問題は消費者目線で考えてちょと思う人、ここをクリックよろしくね

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ゾメタの効果

2008年10月17日 | 病気・症状
既製の抗がん剤に、新たな可能性が見つかるかも?と思わせるような記事を見つけました。

「ゾレドロン酸で早期乳癌の骨髄中の腫瘍細胞が減少」

 ビスホスホネート製剤であるゾレドロン酸(商品名「ゾメタ」)が、早期乳癌において骨髄中の腫瘍細胞を減らし、遠隔転移を防ぐ可能性のあることが2年間の治療結果で明らかになった。米国University of California at San FranciscoのA.Y. Lin氏らが、9月12日から16日にスウェーデンのストックホルムで開催された欧州臨床腫瘍学会(ESMO)で発表した。

 ビスホスホネート製剤は、前臨床試験で、細胞増殖の阻害やアポトーシスの誘導などにより、抗腫瘍効果を示すといわれ、ビスホスホネート製剤のclodronateでは骨転移の発生を減少させ、生存を改善したことが報告されている。

 今回の試験は、ステージ1から3の乳癌で、術前補助療法あるいは術後補助療法を受け、骨髄中の腫瘍細胞(disseminated tumor cell、DTC)数が4/mLを超える患者を対象とした。ゾレドロン酸を月に1回4mg静注し、2年間継続した。その間、ホルモン治療は継続可能とした。

 45人が登録され、平均年齢は46歳。追跡期間の平均は19.8カ月(2~38カ月)で、試験開始時の平均DTC数は25.6/mL(4.9~332)だったが、12カ月目では7.9/mL(0~28.5)、24カ月目は14.4/mL(0~168.6)といずれも試験開始時に比べて有意に減少した(それぞれp=0.0006、p=0.0026)。

 また投与1年目で評価のできた32人のうち、25人では開始時に比べてDTCは減少しており(p=0.0018)、2年目では24人中17人で減少していた(p=0.0026)。

 6人で再発が認められ、DTCは平均で101.5/mL(14.2~332.9)、再発までの期間は18カ月(5~40カ月)だった。試験開始時のDTC(>30/mL)は遠隔再発と有意な相関のあることが示された(p=0.007)。

 安全性については、発熱や骨・筋肉の痛み、疲労感などのグレード1/2の有害事象が33人(73%)、副作用のために治療を中止したのは1人だけで、「月1回のゾレドロン酸投与は高い忍容性がある」とした。

 また、45人のうち26人で、末梢血でもDTCが得られており、試験開始時の末梢血DTCも遠隔再発と相関が見られた(p=0.011)。詳細な分析を現在行っているという。
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被検者が45人というのは、こじんまりとした試験だったのですねえ。治療を中止した一人の副作用が何だったのか、とても気になります。

ゾメタの副作用の一つに、あご骨壊死があります。ゾメタを含むビスフォスフォネート(BP)製剤を使用した医師のブログを拾って読んだのですが、薬の服用者が国内で100万人以上、あご骨壊死が少なくとも30人にのぼると報告(日本口腔外科学会)があったが、実際の割合はもっと大きいのではないか?の書き込みをいくつか読みました。特に歯科医がそんなコメントを寄せていたと記憶しています。

ビスフォスフォネート(BP)製剤の副作用が出たのは、抜歯後が16人、インプラントや義歯装着でも発症。歯周病など口内に問題があって発症したケースが5人だったそうな。飲み薬が5人、注射が25人で、注射のほとんどは乳がんなどの骨転移に対して投与されたとのこと。

もちろん、この副作用に出くわさなかった医師は、こんな内容は書かないわけです。必然的にあご骨壊死の副作用を体験した医師が、この副作用があったと書くわけですけど。
あご骨壊死は自分にとってはかなりつらい副作用な気がします。なので、私はちょっと気にしています。もし、自分がゾメタの服用を勧められたら、副作用について楽観視はしないと思います。まあ、抗がん剤治療ですから、最悪の副作用も頭の隅に入れて決断しないといけませんよね。

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失礼なやっちゃピンクリボン

2008年10月15日 | ピンクリボン
行楽の秋ですね。
自分の病気に一息ついたし、病人の介護の疲労も溜まった。ここは一つ、温泉でも言って休息・充電をしたいなあと思ったけど、、、

温泉へ 行きたい時に 胸は無く     ノエル

術後、主治医に「今後、私が一番困ることは何ですか?」と尋ねたら、速攻で
「温泉に入れないこと」。

あ~あ、当たったね。。。
とがっくりしてたんですが、友達が温泉旅行を計画してくれますた。えっへっへ、“客室露天風呂”だよん、今からウキウキ、とってもうれしい~~、みんな、ありがトン!

で、ここのランキングトップのペコさんのブログでびっくり記事を発見。
「ピンクリボン「商品」ですから~」

ふはははっ、この「ピンクリボン宿泊プラン」って、乳がん患者に当てつけでつか???
このプランによると、健康な人が天然温泉大浴場に何度でも入りながら、「これが、乳がんをなくす ほほえみ基金に寄付することになるのね。私って、人のためになってるじゃないの」って満足するんですかね。

いいなあ、私も大浴場でゆったり何度でも入りたいけどさー、さすがにそんな勇気はないわねえ。
いくらこのプランが、ピンクリボンという活動に便乗しただけのプランだとしても、大浴場温泉に何度でも入ってというのは、、、乳がんになっちゃった人から見ると、デリカシー無さ過ぎ。

ピンクリボンって、乳がんになっちゃった人は対象外、だから私には関係なしとスルーしていました。こんなことになっていたとはね。

「あははっ」で書きましたが、グラマラスのセミヌード写真集は、乳がん患者の気持ちを逆なでする行為です。
その後の釈明もいい加減、仕舞いにはバックれちゃったし。

企画が思った通りの結果にならないことは、よくあること。乳がん撲滅のためのイベントが、患者の一部から反発があったら、やはり話を聴き、対策を考えるべきでしょう。想定外の結果になったら対処する、それはこんにゃくゼリーの件も同様です。食して死者が出たら、製品の形状変更や注意の喚起は当たり前でしょ。ピンクリボンはなぜ、乳がん患者を無視するのですか?

「乳がん撲滅運動」は結構なことです。が、一連の行動を見ると、まるで「乳がんになったら、お仕舞いなのよ」と続くんじゃないの?と思わせる企画は、乳がん患者の傷口に塩を塗るようなもの。お下劣です。

お前ら、いい加減にせえよ(#・∀・)

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こんにゃくのリベンジはあるか?

2008年10月13日 | 食と栄養
こんにゃくゼリーの製造中止の知らせ後、私が住む地域のスーパーでは安売りが続いています。「子供と高齢者は食べないように」と、でかでかと札が立っていますが・・・(^^;)。
こんにゃくゼリー存続を求め、署名運動をする人もいるようです。

形は国が決める? こんにゃくゼリー 自民、議員立法へ 消費者行政迷走(産経新聞) - goo ニュース

 こんにゃく入りゼリーを食べた子供が窒息死した事件を受けて、自民党内で10日、ゼリーの形状などを規制する新法制定を検討する動きが出てきた。消費者庁設立のきっかけともなったゼリー被害の防止に焦点を絞った新法だが、窒息による死亡事故が多いモチの規制との兼ね合いなど課題は山積する。新法制定の背景には、政府が消費者の安全をはかるため国会に提出した「消費者安全法案」でも根本的解決にはならないとされる事情があり、ゼリー規制の議論は政府・与党肝いりの消費者庁構想にも影を落としそうだ。(酒井充)
                   ◇
 「子供が見て、食べたら死ぬと分かるようにしないと。それぐらいはできるでしょ!」
 こんにゃく入りゼリーの規制を議論した10日の自民党消費者問題調査会(会長・岸田文雄前消費者行政担当相)は、河野太郎氏ら出席議員らが怒声を発するなど、さながらゼリー糾弾の場となった。ほかにも「外国並みに規制する法律をつくるべきだ」といった意見が続出し、議員立法による新法の国会提出を目指す方針が確認された。
 政権与党の議員がゼリー規制に熱くなるのには事情があった。9月に兵庫県の1歳の男児がこんにゃく入りゼリーを食べ、のどに詰まらせて死亡する事件があり、平成7年以降で17人目の犠牲者となったためだ。
 国外では、EU(欧州連合)が独特の硬度を生み出すこんにゃく成分を添加物とし、ゼリーへの使用を禁止しているのに対し、日本国内では食品衛生法の対象は食中毒などに限られる。
 このため、今回のような死亡事故を防止する取り組みが「生産者重視から消費者の安全を重視する行政への転換の象徴」(中堅)と位置づけられている。
 そのためか、この日の会合では厚生労働省側が「製造中止や回収させる法制度はなく、強制力のない指導が限界」と説明しても、議員の怒号は消えなかった。

 だが、新法でゼリーの形状などを規制するには「法の下の平等」という点で大きな壁が立ちはだかる。こんにゃく入りゼリーはだめで、モチは規制しなくてもいいのか-という問題だ。
 実際、10日の調査会でも谷公一衆院議員が「モチは昔から死亡事故が多い」と指摘した。一方、野田聖子消費者行政担当相は10日の会見で「モチはのどに詰まるものだという常識を多くの人が共有している」と強調したが、「ゼリーだけを規制し、モチやアメを規制しない合理的な根拠は見つかりにくい」(厚労省)というのが実態だ。
 厚労省の調査では、平成18年中に食品を原因とする窒息で救命救急センターなどに搬送された事例は、把握できた計803例のうち、モチの168例が最多で、「カップ入りゼリー」は11例だった。
 政府が今国会に提出した消費者安全法案には首相の権限で商品販売などを最大6カ月禁止できる項目が盛り込まれた。だが、法案審議は民主党の難色でめどは立っていない。どの商品がどれだけ危険かという判断も容易でなく、ゼリー規制新法も、「なぜゼリーだけかと野党に突っ込まれても答えようがない」(政府関係者)のが現状だ。
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1歳の男児がこんにゃくゼリーで窒息死したことが、製造中止の発端となったようですが、、、こんな小さな子供に、こんにゃくはまずいでしょう。ゼラチンのゼリーはOKですが、寒天もチト早い。
この年齢では離乳食として与える食品は限られている、、、ってこと、親ならどこかで教わったはずですよねえ。ゼリーだから、与えてもOKと思っちゃったのかなあ。

「外国並みに規制する法律をつくるべきだ」として、EUのこんにゃく成分添加禁止をあげるのは?と思います。欧米人はそもそも、こんにゃくを食べる食習慣がありません。日本人の食習慣と照らし合わせるのは、いかがなものでしょうか。
こんにゃくと似たようなテクスチャーを有する食品にお肉がありますが、欧米人とて、1歳の子どもにサイコロステーキを食べさせたりはしません。幼児には噛み切れない危険性があると考えているからです。

お餅が危険な食品でありうるのは、日本人の知るところですね。で、「危険」の表示はなし。こんにゃくゼリーには「危険」の表示があるし、私が買うスーパーの商品棚には、やはり大きな字で「幼児と高齢者には危険」と書かれていました。なので、このスーパーでこのような事件は起きていないとも言えるかも。

幼児期の死亡原因の第一位は、「不慮の事故」です。死亡に至らずとも、誤飲の事故は大変多い。1歳ぐらいの、特に歯が生え出す頃は、子どもにとって歯茎がムズムズし、何かを噛みたくなる時期です。また、好奇心から何でも口に入れます。

昔は子どもが不慮の事故で亡くなっても、今ほど詳しい報道になることは少なかったように感じます。報道で注意を喚起するのは良いことですが、事故製品の紹介が詳しくても、ユーザー側の使用状況が詳しくないのに私は不公平感を持ちます。

こんにゃくゼリーが世に出た時は、こんにゃくの消費を伸ばすべく、関連会社が新製品にしのぎを削っていた時期でした。お菓子としてこんにゃくが登場したのは、非常に画期的なことでした。こんにゃく独特の臭みや歯ごたえを、菓子にするには相当の企業努力があったでしょう。

しかしながら、企業の大変な製品開発・技術力も、表示を読まない人たちの前には無力なんだということがこの事件からわかります。残念ですが、注意書きを読まない人たちも存在します。今後、彼らにも安全に食べられる食品の開発が必要でしょう。

大腸がん罹患率の増加する今日において、こんにゃく自体は、現代人が食べた方が良い食品の一つだと私は思います。だから、この事件にめげず、こんにゃくゼリーより更に進化したこんにゃく食品を開発してほしいと願います。

こんにゃくのリベンジ、待ってるよ~~~っ!

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失敗! 催眠商法

2008年10月11日 | 生活
きつねが人間に化ける時、どこかしらおかしいところがある。。。
例えば、きれいな娘に化けたきつねが、着物を“死人”合わせに着ていたり、葉っぱの“お金”を払おうとしたり、・・・。きっちり化けきれないんですねえ。

「駅前で開店する記念に、花を無料で配っています。すぐそこですから来て下さい」。
お昼時、お腹の出た中年男性が私の家にやってきて、こう言い残し、お隣さんへと歩いていっちゃいますた。ご近所をこう言って回って歩いている様子です。

「? 無料なら、なんで花をここへ持ってきてくれないの??」と私は不思議に思ったんですが、花の嫌いな女性なんていないですよねえ。タダでもらえるんならと、外へ出たんですが・・・。

「あ、どうぞ、あっちですから・・・」
さっきの男性の相棒でしょうか、茶髪ロン毛の若い男性が道の先を指差します。口は笑っているんだが、つり上がった目が笑ってないよ。。。

で、お隣さんやご近所さんたちが、大通りの向こう側へと歩いていく姿を見ますた。“すぐそこ”って言ったのにずっと先じゃん、それならいらないやと、私はムッとして家に戻ってしまいました。昼ご飯を食べかけだったので気が短くなっていたのです。

で、お隣さんが帰ってきたのは、3時間後ですた。

「花をお渡ししますから」と、ご近所さん数人はワゴン車に乗せられ、近くのモデルルームへ連れて行かれたそうです。そこには別の男たちが待っていて、
「腰の悪い人はいますかっ?」
「はいっ」と、ご近所さんの一人が応えると、ゲルマニウム入りの布団の購入を勧められたそうです。

「お金、持っていますかぁっ?」(゜∀゜)
「はいっ! 私は60万円持っていますっ!!」(・`ω・´)☆
「をををっっ! あなたはお金持ちなんですねぇっ!!」(゜∀゜)

などなど、やけにテンションの高い男4人がご近所さんらを取り囲み、そして27万円の健康布団セットの契約をしつこくしつこくしつこぉぉ~く勧められたそうな。断ると、スゴイ顔をして睨まれ、とても怖かったといいます。

これって、狭い空間に人を閉じ込め、「買え買え買えよ~っ」と丹念に脅して賺して商品を勧めることにより、相手がいい加減いやになる。買えばここから出してくれるのならと、フラフラとお金を出させてしまう「催眠商法」です。

「これが特殊加工の健康布団の中身ですって」
お隣さんがサンプルにもらった布団の端し切れは、どー見たって台所スポンジとそっくり。これのどこが27万円もする素材なのかと。。。(-_-)

もし、私が玄関を出た時、お隣さんに「一緒に行こうよ」と声をかけられていたら、おそらく、気楽な気分になって同行したでしょう。「なんで車に乗るの?」と訝しがっても、ご近所さんが何人も乗っていたら、やっぱり乗っちゃうと思います。

あ~あ、失敗した!(`×´)
あの時、お腹が空いていなければ・・・。(-_-)

催眠商法の体験って、滅多にできるもんじゃありません。
職業柄、そーゆー場で体を張った取材をしないと、なかなかリアリティのある作品って描けないのよね。←で、結構、痛い目にもあっている
あー、行きたかったです。ヽ( )`ε´( )ノ

そうそう、最初の中年男はふくよかな柔和顔だったけど、服装がだらしなかった。ポロシャツにチノパンのカジュアルラインだったけど、商いするなら、もちっと小ざっぱりした方がいいのにと思って見つめていましたっけ。二番目のニーちゃんはチンピラ風だったし。
二人並んでいたら、やはりどこかしら変な感じがしたでしょうね。

人を騙そうとする人って、まともな人に化けきれないのかも。。。(ー公ー)

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ラパチニブの併用効果

2008年10月09日 | 病気・症状
海外ではラパチニブの臨床試験が盛んになってきました。
新薬ハーセプチンが登場して間もなく、他剤との併用で奏功率が劇的に高まることを報告した経緯があります。ラパチニブにもそんな効果が隠れているといいですね。いや、ぜひそうであってほしい。

「転移性乳癌でラパチニブとトラスツズマブの併用はラパチニブ単独より予後を改善」 2008. 9. 24

治療経験のあるErbB2陽性で転移性の乳癌において、ラパチニブとトラスツズマブの併用はラパチニブ単独に比べて、無増悪生存期間は27%改善し、生存期間も改善傾向にあることが、多施設無作為化フェーズ3臨床試験(EGF104900)で明らかになった。米Duke University Medical CenterのK.L. Blackwell氏らが、9月12日から16日にスウェーデンのストックホルムで開催された欧州臨床腫瘍学会(ESMO)のポスターセッションで発表した。

 試験は、ErbB2陽性の転移性乳癌で、アントラサイクリン系薬剤やタキサン系薬剤による治療の経験があり、トラスツズマブを含む前治療で進行した患者を対象とし、ラパチニブ(1500mg/日)の単独投与と、ラパチニブ(1000mg/日)とトラスツズマブ(週に2mg/kg)の併用投与の2群に割り付けた。

 患者の年齢は単独群(148人)が平均で51歳(29~78歳)、併用群(148人)が52歳(26~81歳)。前治療数は中央値でそれぞれ4回と5回で、6回以上の患者が28%、34%を占めた。治療4週間後、ラパチニブ単独投与で進行した73人は、併用投与に切り替えた。

 主要評価項目である無増悪期間(PFS)は、単独群で8.1週、併用群は12.0週で、ハザード比は0.73(95%信頼区間0.57-0.93)、p値は0.008と有意な違いを示した。奏効率(CR+PR)はそれぞれ6.9%と10.3%で有意差はなかったが、クリニカルベネフィット(CR+PR+SD)は12.4%と24.7%で、併用群のほうが有意に高かった(p=0.01)。

 生存期間の中央値は単独群が39.0週であるのに対し、併用群が51.6週だったが、ハザード比は0.75(同0.53-1.07)、p値は0.106と有意ではなかった。死亡はそれぞれ69人、56人だった。

 有害事象は、下痢が最も多く、単独群で48人、併用群は60人で、グレード3/4の下痢はいずれも7人だった。このほか、発疹、悪心、疲労感、嘔吐、呼吸困難、食欲不振、頭痛、咳などが見られた。心イベントは単独群が5人、併用群が8人と、併用群で多かった。

 これらの結果から、研究グループは「ラパチニブとトラスツズマブの併用は、細胞毒性のある化学療法やトラスツズマブによる治療で進行した転移性乳癌に対して、効果がある」と結論付け、「このEGF104900試験は、2つの薬剤によるErbB2受容体の完全な阻害が、患者の予後を改善することを示した最初のフェーズ3臨床試験である」とした。
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ぬうう・・・、ラパチニブとトラスツズマブの併用はラパチニブ単独に比べて、無増悪生存期間が27%改善といっても、、、併用の副作用がちょっと強くない?

生存期間も、中央値が単独群39.0週、併用群51.6週っていうのも、併用による延命の分、副作用で苦しむ期間が延びちゃったら、どーなんだろうか??

とはいえ、うんと奏功する人もいるかもしれないし、自分がその時になったら、やっぱり試みたいと思うかもしれません。私はハーセプチンの副作用がちょっと強く出たので、微妙に不安なんですけど。。。

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モンスター狩り 海外編

2008年10月07日 | 生活
治療費を払わず、逃げる患者が増えている。
彼らは「モンスターペイシェント」と呼ばれる。

例えば自分が治療した医師だとしたら、ハラワタ煮えくり返りそう。。。で、街なんかでその患者とバッタリ出っくわしちゃったら、襟元掴んで「金払えーーっ」と大声で叫ぶ・・・というシチュエーションを妄想しちゃうのである。

あくまでも、頭の中での“妄想”止まりなんだけど・・・。
ホントにやっちゃったとしたら、それはスゴイ(*_*;)。妄想で止まるか、実行に移すかは、そこにはとても深くて暗い谷がある、、、と思います。

不払い患者宅に押しかけ抜歯の疑い 独歯科医逮捕へ(朝日新聞) - goo ニュース

ドイツで治療費を支払おうとしない患者(35)の家に押しかけ、治療した歯を抜いたとして歯科医(53)が強盗傷害の疑いで警察の調べを受け、話題になっている。歯科医はアリバイを主張しているが、警察は複数の目撃者がいるとして近く逮捕する方針だ。

独南部ノイウルムの警察によると、歯科医は先月22日、女性患者の家を訪問。応対に出た患者のほおを押さえて口を開かせた上で、奥歯を抜いて立ち去った。歯科医は終始無言で、女性は「怖かった」と漏らしているという。

患者は数週間前に義歯を入れた際に、保険で賄われない自己負担分約400ユーロ(約6万円)を支払っていなかった。警察は「こんな事件は初めて。ちゃんと督促して、それでも支払わなければ裁判とか方法は他にもあるのに」(広報担当)と、あきれている。
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この歯科医が産婦人科医だったら、ホラー漫画になっちゃう。。。いや、歯科医のままでも十分、ホラー入ってない??

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A kind of patient who runs away from a hospital without paying the treatment expense is increasing in Japan. They are called "Monster patient".

If I were a doctor who had treated such patients, I would get very angry with them.
If I came across one of such patient in a town, I would grasp her on her collar and cry out "Pay the treatment money, or I will …"

I might have a delusion such above-mentioned situation. However, this is only a delusion in my head. If this were really executed, it would be a large problem…

There is a deep, dark valley between a delusion and reality.

Today’s topic can be temporally read in English.
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“A dentist of Germany will be arrested. He thronged to the house of the patient who did not pay him the treatment expense, and extracted her teeth.”

asahi.com international news Japanese correspondent ‘s report from Berlin

The dentist (53) received the examination of the police in Germany on the suspicion of the burglar injury. He went to the house where one of his patients (35) was living. She did not try to pay the treatment expense. Then he pulled out her tooth that she had been treated. The dentist insisted on his alibi. However, the police plan to shortly arrest him. They are sure that there are some witnesses.

According to the police in a German southern part, the dentist visited female patient's house on the 22nd of last month. When she went to the entrance, he held her cheek and opened her mouth. He pulled out of her back tooth and then left her. He was from beginning to end silent. She said "It was scary".

The patient put his artificial tooth several weeks ago. She did not pay the self-load money about 400 Euro (about 60,000 yen), which cannot be financed by insurance.
The police are amazed. `Such a case is the first time. He should have urged her on paying in the beginning. If she didn’t pay it, he was able to have other some methods still, for instance, a trial etc.’

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高齢テロリスト、キタ━(゜∀゜)━!!

2008年10月05日 | 生活
一日中雨の夕方、デパ地下で買い物をしていた時のことですた。
買い物客でごった返しちゃって、人を避けながらお目当ての成城石井のブランデー入りオレンジケーキの売り場へあと一歩のところで、向こうから70歳ぐらいのお爺がやって来るのが視界に入りますた。

両手で空手チョップをしてる。。。(*_*;)

小柄で体重の軽そうなお爺なんですが、両腕を左右にチョッピング。ズンズン歩いて来ます。ノ(`(エ)´)ノ
あふれる客が前途をふさぐと、いきなりシャドウボクシングスタイルになりますた。
で、拳をブンブン振り回す。“@(`O´)ノ”

側のお客も私も皆、唖然です。(*0*;)
当たったら痛いと思う。もしくは、お爺の拳の指が骨折するかのどちらかだな。。。

この食品売り場は高級食材を揃えています。お客もお上品なマダム風の人が多い。なので、このお爺の行為はとても目立ちます。
従業員もこのような客は想定外です。口を開けて拳を見つめちゃってます。?(゜▽゜;

私はお爺の握り拳の先を見つめながら、なぜか、このお爺は今までとってもハードな人生を過ごして来たんじゃないかと、妄想入りますた。で、お爺と目が合いますた。(╬☉д⊙)

きさまっ・・・、 ヽ(゜◇゜ )
おっ、やるか・・・。 (。+・`ω・´)☆ キラーン

互いに睨みあい、しかしお爺は私を一瞥すると、拳は相変わらずブンブン回しながら行ってしまいますた。
私は胸にチェーンがついたミリタリー調の厚手のレインコートを着ていて、少々のパンチ程度では、反って拳の方が痛くなるような格好だったのです。テヘッ(。・∀・。)

お爺ごときに殴られない自信のある人は、毅然とした態度を取りましょう。殴られちゃうかもって思う人は、さっさとよけましょう。君子危うきに近寄らずです。

「テロある」と新聞社にうそ電話=70歳男を逮捕-兵庫県警(時事通信) - goo ニュース

 新聞社に「深刻なテロがある」とうその電話をかけ、警察官に警戒などをさせたとして、兵庫県警捜査1課などは3日、偽計業務妨害容疑で、神戸市北区唐櫃台、無職池田浩容疑者(70)を逮捕した。容疑を認めているという。

 調べによると、池田容疑者は2日午後1時35分ごろ、自宅から東京都内の新聞社2社に電話。兵庫県警幹部の名前を出し「(県警幹部の)凶暴な犯罪からわたしと家族の命を守るためにテロをすることを選択した。きょう午後6時半に深刻なテロがある」と話し、連絡を受けた兵庫県警の警察官に神戸市内の繁華街の警戒などをさせ、業務を妨害した疑い。 
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まったく~~っ、私が出合ったお爺もこの記事のお爺も、こんなことをしたらどうなるかって想像力が全く無いですね。いい歳して、小さな子供より知恵がないっていうのは情けない。

自分より弱い人へ暴力を振るうのも、うそ電話するのも、心理学的には「愛情を求める」行為なのだそうな、、、他人から見たら、はた迷惑なだけじゃんねえ。

彼らの人生に何があったのか、、、何十年も生きた集大成がコレじゃ、知りたくもなしですわ。

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なかのひと

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