乳がん患者のサロン2 - ノエル編

乳がん患者の皆様、このサロンでのびのびと雑談しましょう。くつろぎの場です。

炭水化物ダイエットに糖尿病学会が警鐘

2012年07月27日 | 食と栄養
オリンピック・サッカー男子が、スペインに勝ったのにびっくり!
絶対負けると思っていたもんで…(^^ゞ
なでしこもそうですが、実力同様、気迫も大いに大事なものだなあなんて痛感しています。

そんな私、気迫どころか、滅入っています(≡д≡)。
1年半まえぐらいから持病になっちゃった腰痛が、またまた悪化。今までは整骨院でマッサージと針治療でなんとかしのいできました。この治療を受けると、1日ぐらいは調子がよくなるのですが、、、通院をやめるとぐっと悪くなってしまう。根本的な解決にならないと思い、先日、ようやっと大きな病院へ行ったのです。

事前に病院へ電話をし、受付時間を聞いたはずが、、、8:30-11:00と案内されたのに、8:30-12:00とメモってしまいました。でも、早めに行こうと思い、炎天下の中、自転車こいで病院に到着したのが11:05。
案内係は最初、時間を過ぎたからってだめだと言ったのですが、一応、整形外科に行ってくれました。でも、特にその日は混んでいるから、やはりだめだと。

この病院、数年前の新築工事の前までは、「10分ぐらい遅れてしまうんですけど」と電話で問い合わせると、いいですよと待っていてくれたのです。が、新築になったら患者さんが急に増えたらしく、どこの科もいっぱいなんです。古き良き時代は終わったなあ。

自分でも何でメモを取り間違えたのかわかりません。暑さぼけというより、自分の都合のよいように記憶を書き変えている。これって、まるで物わかりのわるい老人じゃん。ああ、私ってだめだなあ、、、自分がすごーく情けなくちゃっちゃいました。
猛暑となった帰り道、だらだらに汗をかきながら、なんだか涙が出てきちゃいました。で、その日は腰が痛くて、ふて寝。

翌日になっても、ちょっとぐらい寝たからって、腰痛はよくならず。これじゃとても仕事をする気力が出ません。もう死活問題になってきています。なので、本日、他の病院へ行ったのです。
レントゲンを撮って、担当医からヘルニアかもと言われ、MRIの予約を取って終了しました。
この医師、一度も私の腰に触ることもなかったです。

治療がなかったので、腰は痛いままです。MRIを行うまでは、整骨院にはいかないように言われたのですが、、、腰痛に苦しむ私としては、整骨院だけが痛みを緩和してくれる場所なんです。これはすっげー困ります。
痛くなければ、仕事をしていいですよって言われたんですが、、、痛いんです(´;ω;`)。

なんだかとっても疲れて帰宅したところです。

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【極端な炭水化物制限「生命の危険も」…学会警鐘】 Yomiuri online 2012年7月27日(金)08:49

 主食を控える「糖質制限食(低炭水化物食)」について、日本糖尿病学会は26日、「極端な糖質制限は健康被害をもたらす危険がある」との見解を示した。
 糖質制限食は、糖尿病の治療やダイエット目的で国内でも急速に広まっている。
 同学会の門脇孝理事長(東大病院長)は読売新聞の取材に対し、「炭水化物を総摂取カロリーの40%未満に抑える極端な糖質制限は、脂質やたんぱく質の過剰摂取につながることが多い。短期的にはケトン血症や脱水、長期的には腎症、心筋梗塞や脳卒中、発がんなどの危険性を高める恐れがある」と指摘。「現在一部で広まっている糖質制限は、糖尿病や合併症の重症度によっては生命の危険さえあり、勧められない」と注意した。
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ついに日本糖尿病学会からも警告がでましたね。
当たり前です。

“○○ばっか食べ”は、健康によくないです。やめましょう。


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食品添加物とドーピング

2012年07月05日 | 食と栄養
一昨日までチョコレートを食べまくっていたのですが、、、昨日、ピタリと止まりました。

急な暑さと高湿度で、チョコレートを食べたいっていう気分は消去。
これで顔中の吹き出物も収まりそう。こんな高湿度だと、料理を作るのは絶対いや。食欲もなくなるしで、一日中、ぐだぐだになってしまいました。

で、友達に誘われて焼き肉ランチです(*´∀`)。
あああ、どうして他人の作った料理ってこんなにおいしいんでしょう。
牛ロース肉を食べまくったので、別の吹き出物が出そうです。

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【「敗因」で波紋】 yomiuri online 2012年7月4日(水)22:06

 中国浙江省で1日まで開かれていたバレーボール女子のワールドグランプリで、6チーム中5位に終わった中国チームの兪覚敏監督が、敗因について「選手が肉を食べていないから」と釈明し、波紋を広げている。

 中国は初戦でキューバに勝ったものの、第2戦以降は選手がミスを連発し、米国など4か国に連敗した。兪監督は「試合に出る時は、選手に肉を出さず、今回は3週間食べていない」と明かした。

 中国では、「痩肉精」と呼ばれる筋肉増強剤を養豚農家が豚に投与することが問題になっている。赤身の増量が目的だが、中国メディアによると、4年前の北京五輪の際、ドーピング検査で陽性となり処分を受けた中国水泳選手が、「痩肉精入りの肉を食べたせいだ」と主張している例があるという。今回も、ドーピング違反を恐れた監督が、選手に肉の摂取を控えさせたとみられる。
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中国では以前、乳児用の粉ミルクが大きな事件に発展しました。
有害物質のメラミンを故意にミルクに混ぜ、タンパク質量を多くみせかけ、食品検査基準をパスしようとした疑いでした。

スポーツ選手は風邪を引いても、風邪薬を飲めない。ドーピング検査にひっかかることがあるからだと、元柔道金メダリストの谷亮子が言ったのが記憶にあります。ドーピング検査はなかなか厳しいようですが、食肉を食べて検査に引っかかるなんて、、、そんなに食品に添加しちゃっているんでしょうかね。

中国のみならず、日本だって食の安全を揺るがす事件は起こっています。困るのは、食べても気がつかないことですね。一流どころの本物の食品しか食べなければ、あまり注意しなくても大丈夫なのかもしれませんが、毎日グルメの生活ができるわけでもありません。
モラルハザードを食い止めるには、教育するしかないのかなあ。

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栄養指導の効果

2012年03月22日 | 食と栄養
最近、高齢者向きの宅配食のサービスに、バラエティが出てきました。好きなメニューがチョイスできるのが魅力です。スーパーでも、高齢者向けのミニサイズ(お子ちゃまランチじゃなくて)のメニューが充実してきたと実感します。

私は自炊していますが、、、腰痛悪化により、台所仕事がつらい~~ですっ(。≧Θ≦。)。食器洗器はあるのですが、、、1人分だと、器械を使うのがちょっと半端な量になるのです。でも、手洗いすると腰にくる。。。

高齢になると、食事を作るのと片付けるのがいやになるんだろうなと、しみじみ思います。
いつまで自炊する気力があるかわかりません。おいしくて安価で栄養管理の行き届いた宅配食があれば、絶対飛びついちゃいます。料理を作るのって、結構時間がかかりますよね。食べるのはあっという間で、片付けも時間を使うし。。。

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【生活習慣病患者への栄養指導と宅配食の組み合わせは減量とともに血圧・血糖管理に有用】

生活習慣病患者を対象に、栄養管理士による「栄養指導」と適正カロリー・塩分を摂取する「宅配食」(提供食)を組み合わせることにより、2カ月間の短期間の介入で、減量とともに、血圧やグリコアルブミン値の改善が期待できることが示された。「スタイリスト研究」の成果で、福岡大学心臓・血管内科学の朔啓二郎氏らが、3月18日まで福岡で開催された第76回日本循環器学会(JCS2012)で報告した。



 スタイリスト研究は、経済産業省の「平成23年度医療・介護等関連分野における規制改革・産業創出調査研究事業」の一環として行われた。無作為単盲検の多施設共同研究で、生活習慣病患者を対象に、在宅配食と栄養指導による生活習慣病の改善効果を検討した。

 対象は、2型糖尿病または境界型糖尿病を含む耐糖能異常(日本糖尿病学会の診断基準)、高血圧症(2009年の高血圧治療ガイドラインの診断基準)のいずれかを満たす20歳以上の症例で、規則正しく3食を摂取できる人。BMIが20kg/m2未満で身長148cm未満、一般食材にアレルギーのある人、試験期間中に生活習慣の変更や減量を予定している人などは除外した。



 食事については、参加者が日常食べている食事を日常食、コンビニエンスストア(コンビニ)から宅配、あるいはコンビニから持ち帰って食べてもらうものを提供食と定義した。



 この研究では、日常食を4週間食べた後、提供食を4週間食べる、という試験デザインとした。提供食を食べる期間中は、朝食は自由に食べてもらう一方、昼食と夕食はカロリーと塩分を適正とした食事をコンビニから提供し食べてもらった。一般に食事介入を行う研究では、参加者のコンプライアンスを維持することが難しいが、今回の研究は、外食が減って自宅で食事する、いわゆる内食や中食の機会が増えていることを背景に、コンビニで管理した食事を提供した。



 その上で、参加者200人を無作為に4群に割り付けた。
「日常食・提供食の摂取だけで栄養指導なし」をA群、
「日常食期間中のみ栄養指導を行い、提供食期間中は栄養指導なし」をB群、
「日常食期間中の栄養指導はなく、提供食期間中のみ栄養指導あり」をC群、
「日常食・提供食期間の両方で栄養指導あり」をD群とした。



 なお、提供食については、1200kcal用(昼食、夕食はそれぞれ400kcal)、1600kcal用(各533kcal)、1800kcal用(各600kcal)の3種類を用意し、被験者ごとに適正カロリーを算出して適正カロリーに近いものを食べてもらった。提供食のメニューは20種類で、各食事における塩分量は3g以下に設定した。



 栄養指導については、日常食あるいは提供食の開始時に栄養士が被験者と30分程度直接面談し、被験者の対象疾患に沿うかたちで、適正カロリーを守るための指導が行われた。面談2週間後には電話で10分間の栄養指導を行った。なお、直接面談の際に医師は同席せず、診察に影響しないよう栄養指導の有無については主治医に報告しなかった。



 主要評価項目は体重の変化、副次評価項目は収縮期・拡張期血圧、空腹時血糖、グリコアルブミン、HbA1c、LDLコレステロール(LDL-C)、HDLコレステロール(HDL-C)、トリグリセライド(TG)の変化。



 患者背景は各群間で有意差はなく、年齢は65歳前後、BMIは26~27kg/m2前後、高血圧合併例が7~8割、2型糖尿病合併例は4~6割だった。各群ともに約8割が、食塩摂取量が1日10g以上だった。



 試験の結果、全参加者を対象に、日常食から提供食に切り替えた際の体重変化量を検討したところ、提供食を4週間摂取した後は体重が約0.6kg減少し、日常食中と比較して有意に低下した(P<0.01)。



 次に、栄養指導が体重変化に影響を与えるかを検討するため、栄養指導のなかった群(A群)と1度でも栄養指導のあった群(B、C、D群)に分けて解析した。その結果、栄養指導なし群では体重の有意な減少は見られなかったが、栄養指導あり群では提供食摂取開始時(試験開始4週目)から試験終了時(8週目)の間に有意に減少していた。



 副次評価項目のウエスト周囲径、収縮期・拡張期血圧、グリコアルブミン、HbA1cの変化では、各群間に有意差はなかった。それぞれの群について解析した結果、B群でHbA1cが、C群でウエスト周囲径とグリコアルブミン、HbA1cが、D群でウエスト周囲径、拡張期・収縮期血圧がそれぞれ研究開始時に比べ有意に低下していた。

 さらに、栄養指導なし群と栄養指導あり群に分けて解析したところ、栄養指導なし群に比べ、栄養指導あり群では体重、ウエスト周囲径、収縮期・拡張期血圧、グリコアルブミンのいずれも有意に改善し、栄養指導の効果が確認された。



 朔氏は本研究の留意点として、(1)BMIが20kg/m2以上が参加可能で、肥満症例のデータではないこと、(2)2カ月間と短期間での最小の介入であり、長期的な効果は分からないこと、(3)提供食の摂取率が6~7割だったこと、などを挙げた。その上で、「栄養指導と提供食を組み合わせることは、生活習慣病の非薬物療法として有用」と結論した。
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約2か月間の実験では、栄養指導に効果がありだったんですね。ほどよく管理された生活が、一種の“生活刺激”を作ったんじゃないかしら。

でも、、、人間はまんねりしてくると、惰性に走る生き物でもあります(^^;)。私だったら、、、宅配食を食べつつ、オプションと称して大好きなチョコレートやまんじゅうをどっかり食べてしまいそうです。食習慣はなかなか変えられないと思うんです。管理された生活が苦痛になってくるというか。。。

食べてもノンカロリーのチーズケーキとか羊羹とか、もちろん、味は超一流どころのそれと同じで、そーゆーのの食品開発をお願いします。へへっ。

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ヨーグルトとインフルエンザ

2011年10月09日 | 食と栄養
寒くなったり、暑くなったり…。皆様、体調管理はできていますか?

私は風邪を引いたようです。「ようだ」というのは、発熱や咳、くしゃみの典型的症状はなくて、のどの奥が詰まったみたいな感じがして。熱いものとか、甘みなど濃度のあるものを口に入れると、のどをキュ~と塞がれるような感じがします。おまけに鼻もつまってきて、呼吸するのが苦しいです。
そういえば、数日前、街中の雑踏を歩いた時、急にダル~ンとなったっけ。ウイルスを吸い込んだのは、あの時かなあ。それとも、別の病気か?
ちょっとゆううつな連休になりにけり(=_=)。

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【R-1乳酸菌で免疫力アップ ヨーグルトを食べてインフルエンザ撃退】 産經新聞 2011年9月7日(水)08:00

 「昨年と今年、子供3人ともインフルエンザにかかりませんでした」「風邪をひきやすいのですが、今年はひいていません」「乾燥肌ですが、今年はほとんど症状が出ていません」…。昨秋から今春にかけて行われた、R-1乳酸菌使用のヨーグルトとインフルエンザにかかわる調査を受けた小中学生のお母さんたちの言葉だ。調査では、子供たちがほぼ毎日、乳酸菌をとった結果、免疫力が高まり、インフルエンザにかかりにくくなることがデータでも明らかになったという。新たに見えてきたR-1乳酸菌のパワーとは。

 8月、東京都内で開かれた研究発表会。300人ほどの記者、カメラマンで会場は埋まった。メーンテーマは「免疫力・NK細胞の重要性」、サブテーマが「小児のインフルエンザ感染率にみる乳酸菌摂取の影響」だった。

 調査は有田焼の里として知られる佐賀県有田町と、山形県舟形町で実施されたが、発表は有田町での調査と結果に絞って行われた。同町健康福祉課と共同研究した有田共立病院の井上文夫院長が壇上に。

 「調査は昨年9月から今年3月まで、町の保育園、幼稚園、小中学校に通う児童・生徒に協力してもらいました(解析対象は小中学生の1904人)。給食時に『1073R-1乳酸菌(以下、R-1乳酸菌)』を使ったドリンクタイプのヨーグルト1本を飲んでもらい、インフルエンザによる欠席者数を、調査を行わない周辺地域と比べたところ、明らかな違いが分かりました」
インフルエンザの累積感染率は小学校、中学校とも、左端の有田町が、周辺地域、佐賀県(同町を除く)と比較して、格段に低い。

 「結論として、有田町の累積感染率はインフルエンザA、B、新型とも低かった。同町の小中学校で比べると小学校の方が低い傾向があります。R-1乳酸菌を使ったヨーグルトは、全般的なインフルエンザウイルス感染に対する予防効果が期待できそうです」

 こうした調査結果を受けて、免疫学の権威で順天堂大学医学部免疫学特任教授の奥村康氏が講演した。
 「対象人数、調査期間ともに規模が大きく、貴重な研究です。地方自治体、学校が協力したことも意義深い。ヒトによるヨーグルト、乳酸菌の摂取とインフルエンザ感染抑止の関係が今回、初めて分かったといえるでしょう」などと、調査結果を高く評価した。

【用語解説】免疫力

 生体を保全する防御システム、その力。私たちの体に備わっているもの。外から侵入する微生物、異物、ほかの個体の細胞や組織から自己を防衛する。また、がん細胞など体内に生じた変異細胞、ウイルス感染細胞などを排除する。

【用語解説】NK細胞(NK活性)

 がんやウイルスの感染細胞を標的として破壊する細胞のこと。NKはナチュラルキラーの略。「NK活性」はNK細胞の働きの強さを表す、生体の免疫力の指標。

【用語解説】1073R-1乳酸菌

 通称は「R-1乳酸菌」。ヨーグルトなどに含まれるブルガリア菌の一種。免疫力を高める作用があるとされるEPS(多糖体)を多くつくりだす。風邪やインフルエンザにかかりにくくなる効果などが発表されてきた。さらに新しい可能性の解明が期待されている。

 ■心のあり方とも関係

 今回の調査・研究でカギを握る言葉は、「R-1乳酸菌」「NK細胞(NK活性)」、そして「免疫力」になるだろう。
 半年間、R-1乳酸菌使用のヨーグルトを飲み続けた子供たちの“中”で何が起きたのか。なぜインフルエンザにかかりにくくなったのか。

 体と心を分けて考えるのなら、まず、体内ではR-1乳酸菌がEPSという多糖体を多く生み出し、それがいくつかの段階を経て、ウイルスなどに感染した細胞を破壊するNK細胞を活性化した結果、免疫力を高めた-というメカニズムが見えてきた。

 そして、子供たちの心の中では、「おいしいヨーグルトを給食の度に飲める」という楽しみな気持ちがあった。多くの児童・生徒がそう話している。だから半年間の調査にも協力的で、週末は親に頼んでヨーグルトを買い、飲む子も少なくなかったという。

 順天堂大学医学部免疫学特任教授の奥村康氏は、「本当のメカニズム解明はこれからですが、生きた乳酸菌がNK活性を上げています。それが腸だけでなく体全体で起こり得ると思います。免疫力は私たちの心のありようとも密接な関係があります」と話す。

 同氏が監修した「免疫年齢」チェックリスト。日常生活に関する20の質問に答え、足し算・引き算をすると、自分の「免疫年齢」が分かる。「免疫に関心をもっていただくために作ったもので、あまり結果にとらわれ過ぎないで」と奥村氏はほほ笑む。

 「免疫年齢」は若いほどいいとされるが、質問項目の意図するところを考え、実践できることからやってみることも「年齢」を若返らせそうだ。
 奥村氏は免疫、NK活性について、事例を挙げながら平易な表現で話した。
 「NK活性には個人差があります。例えばNK活性が低い人は高い人に比べて発がん率が圧倒的に高い。昼夜逆転の生活を続けると下がり、ちょっとしたストレスでもドスンと落ちます。トップアスリートの中にはストレスなどから風邪をひきやすい人も多い」

 さらに、「英国の研究では、失敗を自分のせいにするより人のせいにするほうが長生きできるといったことも。こちらもNK活性で説明できます」と語ると、会場から笑いが起きた。

 奥村氏は、東日本大震災の被災者に「NK活性の低下が心配です」と心を向けつつ、「R-1乳酸菌使用のヨーグルトは、社会の第一線で働いている人やお年寄りへの活用も期待できるのではないか」と近い将来を展望した。
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ヨーグルトが体によさそうだというのは、何となく理解できる話ですが、、、ここまで“商品売り込み”色をプンプンに匂わせなくても…。というような文章に見えちゃって。かえって香ばしさが出ちゃっています(^^;)。

>「英国の研究では、失敗を自分のせいにするより人のせいにするほうが長生きできるといったことも。こちらもNK活性で説明できます」

これはいいですね。NK細胞の活性化のため、私もこの手でいきましょう。

悪いのは私じゃない! あんただ! 国だ! 世界だ!!

・ ・・。

ほとんどスッキリしませんが。。。


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ダークチョコレートと心代謝障害の発症リスク

2011年09月18日 | 食と栄養
朝、トイレをつまらせてしまいますた(≧へ≦)。
修理の人に、トイレを何人で使用しているか、つまらせたモノは何かを尋ねられ、、、私は一人暮らしで、もちろんウンチをつまらせたんだよ、というのは恥ずかしくて。。。つい、中学生の息子がいて、そいつがブツをつまらせたんだろうということにしておきますた(|||▽||| ) 。

修理代8000円。いたいわ~。
なんだかここずっと、トイレの水の流れが悪いような気がします。これじゃ、またつまらせてしまいそうです。これから毎朝、ドキドキしながら用をたすのって、精神衛生的に悪い。で、工事するとなると、家の老朽化を考えると配管からとっかえて、100万円以上かかるんじゃね?とのこと(゜◇゜ )。

ものすご~く暗い気持ちになったので、デパ地下で買い物しちゃいますた。で、デパートのトイレを使ったのですが。。。あれ、我が家のトイレと流水量が変わらない感じ!
友達のポン子に話したら、取水制限じゃね?と。

そういえば、、、台風騒ぎがなければ、この時期、この地域は節水のよびかけが必要になるほど、雨量が少ないのです。ひょっとしたら、そーかも。。。(・∀・)。
ポン子いわく、誰だってそんな経験はある、気にすんな。

修理代がイタくて、超気になっちゃったけど、そーよね。こんなこともあるさr(^ω^*) 
ということで、コーヒー飲んで帰ろうと思ったら、、友達のヒラ子からメール。「おはぎを作りすぎたので、どよ?」。

悪いことばかりも続きませんね。大好物のおはぎにありつけて、かなりうれしくなっちゃったのであります(*´∇`*)。

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【ダークチョコレートに心代謝障害の発症リスクを減少させる効果が示唆】
     
  第33回欧州心臓学会 2011年8月27日~31日 Paris, France

 カカオ豆をベースにしたダークチョコレートには、心代謝障害の発症リスクを減少させる効果があることが示された。関連論文の系統的レビューによるメタ解析で明らかになったもので、英ケンブリッジ大学のO.H. Franco Duran氏らが、8月31日までパリで開催されていた欧州心臓学会(ESC2011)で発表した。

 これまで、いくつかの論文でカカオ豆をベースにした菓子類は血圧低下や血流改善に関連していることが報告されている。カカオ豆に含まれる抗酸化物質の効果と考えられてきたが、機序については不明な点が多かった。Oscar Franco氏らは、心代謝障害の発症リスクに関してチョコレート消費の影響を評価することを目的に検討を行った。

 2010年10月に、さまざまなデータベース(Medline、Embase、Cochrane Library、PubMed、CINAHL、IPA、Web of Science、Scopus、Pascal)を用い系統的レビューを行った。成人に対して行われた横断的、症例対照、コホートおよび無作為化試験を選び、心血管疾患、糖尿病およびメタボリック症候群などの心代謝障害に関連したアウトカムについてチョコレート消費の影響が報告されている試験を抽出した。その上で、チョコレート消費の一番多いグループと一番少ないグループとを比較して、心代謝障害を発症するリスクを評価するためにメタ解析を行った。

 4576報の文献から、7報が選定基準に合致した(参加者総数は11万4009人)。この7報の試験間にはチョコレート消費の測定法、方法およびアウトカムに大きな違いが認められた。7試験のうち5試験において、心代謝障害のリスクに対し、チョコレート消費がより多いグループに有益な効果があることが報告されていた。一番チョコレートの消費量が多いグループは、一番少ないグループに比べ、心血管疾患を37%(オッズ比:0.63、95%信頼区間:0.44‐0.90)、脳卒中を29%(オッズ比:0.71、同:0.52‐0.98)、それぞれ減少させていた。

 これらの結果から演者らは、「今回のレビューの結果、チョコレート消費は心代謝障害リスクの大きな減少と関係があることが示唆された」と結論。その上で、チョコレート消費の有益な効果を確認するために、さらに検証が必要であると、コメントした。また、健康に良い成分はビターカカオに含まれており、砂糖や脂肪分に含まれているのではないとし、「市場に出回っているチョコレートは非常にカロリーが高いので、食べ過ぎは、肥満や糖尿病ばかりか心臓病のリスクをも上昇させる恐れがある」と注意も促した。
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さて、おはぎにも特別な効果ってあるのでしょうか?
豆も米も体によさそうですから、期待は持てるような気がします。

…と、ここまで書いて、あら、私ったら!
食べ物とその成れの果ての話を一緒にするなんて |)゜0゜(| ホェー!!

どーも、すんませんです。あまりの衝撃体験だったので、書いてみますたm(_ _)m

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和食と塩分摂取

2011年02月15日 | 食と栄養
血圧の高まる季節です。
私は閉経に伴い、値が上がってきますた。これって不可抗力ですよね。だって、私は塩辛い食べ物は嫌い。甘いものばっかり食べているし(笑)。高速散歩も筋トレも、ちゃんとやっていても上がってきちゃいますた。。。

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【日本人は1日食塩摂取量の半分以上を和風の高塩分加工食品としょうゆから摂取】

 日本人は1日に摂取する食塩の半分以上を和風の高塩分加工食品としょうゆにより摂取しており、和食を好む人は洋食を好む人より食塩摂取量が多い傾向があることが明らかになった。10月15日から福岡市で開催された第33回日本高血圧学会で、公益財団法人結核予防会第一健康相談所生活習慣病予防・研究センター副センター長の奥田奈賀子氏が発表した。

 日本人の食塩摂取量は欧米諸国と比較すると依然として高く、さらなる減塩の必要性が指摘されている。奥田氏は、血圧と食事因子に関する国際共同疫学研究INTERMAPのデータを用いて、日本人の食塩摂取に関連する食品摂取や食事のパターンを検討した。

 国際共同疫学研究INTERMAPは、1996~99年に、米国8カ所、イギリス2カ所、日本4カ所、中国3カ所の計17カ所で行われた血圧と食事に因子に関する国際共同疫学研究。4回の24時間思い出し法による栄養調査と2回の24時間蓄尿により栄養・食品摂取のデータを集めた。今回の検討には、INTERMAP研究における日本人集団(一般集団より募集した40~59歳の男性574人、女性571人の計1145人)のデータを用いた。

 食塩摂取の特徴を解析するために、栄養調査で聞き取られた食品を食材、加工状態、調理法に応じて75群に再分類し、対象者ごとに食品群別摂取量および食塩摂取量を計算した。対象者が1日の食塩をどのような食品群から摂取していたか調べるために、1日の食塩摂取量に対する食品群ごとの食塩摂取量の寄与割合を計算した。

 その結果、食塩摂取量への寄与割合が大きい食品は、しょうゆ17.2%、塩8.6%などの調味料、漬物10.9%、塩干魚8.1%、みそ汁・スープ7.1%などの高塩分加工食品、高塩分調味料だった。

 次に、体重1kg当たり24時間尿中Na排泄量(nmol/24hr/kg)により対象者を4分位に分類し、食品摂取量および食塩摂取割合との関連を検討すると、高塩分摂取者では日本食の高塩分加工食品の摂取が多いとともに、米飯の摂取量や野菜を煮物やおひたしで食べる量が多く、和食パターンの食事傾向にあった。一方、低塩分摂取者では、パン、乳・乳製品など洋風の食材の摂取が多かった。

 これらの結果から奥田氏は、「高塩分の加工食品の摂取を控えるよう勧めるとともに、ご飯に合う洋風のおかずを勧めるのも、減塩指導として受け入れられやすく有効なのではないか」との考えを述べた。
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お寿司の「すし飯」には結構な量の塩分が含まれています。「味付けご飯」って、意外と塩分量が高いのです。で、大方の人は、しょうゆをつけて食べますよね。あなごとかいくらとか、、、既に塩分が多く含まれているネタもあります。これにしょうゆをつけたコラボレーションはウメー! でもまあ、こんなところから塩分量がかさんでしまいます。

そうそう、大腸検査をする前述、「検査前日食」を食べさせられました。朝と晩に味噌汁、昼にスープがついていました。つまり、毎食「汁物」がついていた! 検査食なので、一定量の栄養素を摂るためにはこんなメニューも仕方ありません。
んが、毎食に汁物をつけると、塩分量がグンと高まります。これを基本スタイルとするのは、ちと問題があります。お茶とか牛乳に変換したほうがベターです。

東北のある地方の栄養調査をした際、やけに塩分量が多いので食事記録をじっくり読んだら・・・、

朝「味噌汁2杯」。昼「味噌汁2杯」。夕「味噌汁2杯」。
え”--っ、味噌汁を1日に6杯も飲んでるの!?

その家だけかと思いきや、回りの家も皆、似たような味噌汁の頻度。その地方はお米がとってもおいしい場所で、ご飯と味噌汁さえあればいいわ、というような地域だったんです。ま、こういうスタイルだと、これに漬物がつき、ますます塩分量が増えることが多いんですが。

洋風の食事を勧めるのは、確かに減塩につながるかもしれません。んが、一方で脂質の摂取が増加しやすくなりますので、ご注意を。


んじゃ、何を食べたらいいのよ?と思った人、<ここをクリックよろしくね~ >


それは「日本人の栄養摂取量」で検索してちょ。んじゃ、ね。

なかのひと

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いたチョコ

2011年02月13日 | 食と栄養
みなさ~ん、明日の準備はできましたか~?
もちろん、私はドッサリ用意しましたよ、☆自分用☆ですけど何か???

私がチョコ好きなのは友人なら誰でも知っているので、プレゼントされることも多いです。うしし。海外土産で総じてレベルが高いなと思ったのは、イタリアのチョコです。フランス、ベルギーまではおいしいチョコが多い。でも、ドイツ、ポーランド、北欧…と、それより北上するとわたし的に味はイマイチ。

チョコなんて、究極の嗜好品。生きるために特に食べる必要のないもんなので、そんなもんにまで気を使って作るという姿勢に、その国の食文化への情熱を感じてしまいます。
チョコにまつわるおもしろいコラムを見つけました。
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【ピュア・チョコレート バレンタインデー】

 明日は聖バレンタインデー。恋人にチョコレートを贈り、一緒に食事して赤ワインを飲むカップルにはうれしいことだが、チョコも赤ワインも、がんや動脈硬化の原因の一つとなる活性酸素を抑えるポリフェノールをたくさん含んでいる。
 一般にチョコレートと呼ばれている固形のチョコは、1820年に英国で発明され、それまでチョコレートといえば飲み物、現在の「ココア」の一種だった。仏王妃のマリー・アントワネットがお抱えのチョコレート職人に作らせたものも、モーツァルトのオペラ「コシ・ファン・トゥッテ」に登場するものも、“飲料チョコ”だった。
 イタリアは欧州連合(EU)加盟国でも、食品に関する規則が厳しい。中欧諸国ではブドウ酒の発酵を助けるための砂糖添加が許されているが、イタリアでの使用は禁止されている。
 EUが2000年、チョコのカカオバターの含有を減らし、5%の植物性油脂の添加を認めたのに、イタリアは反対。同国のチョコはカカオ35%、カカオバター18%以上で、他の植物性油脂は混入していない「ピュア(純粋な)チョコレート」を誇ってきた。
 だが、最近、EUの裁判所から規則違反と中止勧告を受けた。「イタリア料理が健康に良い」と言われるのも一理あるわけだ。(坂本鉄男)
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なるほどね、、イタリアは食品関係の規制が厳しいんですね。
実際にイタリアで生活してみれば、なんで厳しいのか、その感触はわかりそうです。
私はお隣のギリシャに旅行したことがありますが、、、食材が自然そのままというか、日本の農家のように美しい芸術品を出荷するという概念がありません。畑や海でとれたものを、そのままドサッと食卓へ出す、という感じ。
米国のように、子供むけのお菓子に毒々しい着色をほどこすということも少ない。多分、イタリアもそんな感じなのかもなと想像します。

イタリアは食事をするのに、すんごく時間をかけて楽しんで食べるお国柄です。食品に厳しくなるのももっともなもかも。


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塩分摂取と生活環境

2011年01月18日 | 食と栄養
お正月、いかがお過ごしでしたか。

私は年末の忘年会から、ご馳走の食べっ放し。タンパク質はしばらく食べなくてもいいかな。。。

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【若い女性の食塩摂取量は食事の回数や生活環境に影響される】

 若い健常女性の食塩摂取量は、体重とは関連を認めず、食事の回数や生活環境に影響される可能性が示唆された。欠食頻度が高い人の食塩排泄量は低い傾向があったが、食塩排泄量が高い人よりも体重が軽いという訳ではなく、チョコレートやクッキーなど食塩相当量の少ない食品からエネルギーを摂取している可能性が考えられた。国立病院機構九州医療センター栄養管理室の増田香織氏が10月15日から福岡で開催された第33回日本高血圧学会で発表した。

 高血圧の発症・進展予防のために減塩は重要であり、青少年期から適正な食習慣を形成することは極めて重要である。そこで増田氏らは、若年健常女性の食塩摂取量とその規定因子について調査を行った。

 対象は、九州医療センター付属看護学校に在籍する女子学生29人(平均年齢19.4±0.8歳)。

 対象者のうち、寮に住んでいる人は17人、実家から通っている人は9人、一人暮らしの人は3人。平均身長は158±5cm(150~167cm)、平均体重は50.3±6.0 kg(37.3~62.4 kg)、平均BMIは20.2±2.0kg/m2(15.9~24.4 kg/m2)、平均血圧108±9/66±7mmHgだった。

 夜間尿(8時間相当)から1日食塩排泄量を推定する減塩モニタを用いて30日間食塩排泄量の自己測定、欠食の有無や間食の有無を含めた簡単な食事内容の記録を依頼した。さらに、開始時と終了時に血圧測定とN-scanによる身体測定を行った。

 調査の結果、30日間の平均食塩排泄量は8.4±1.2 g/日(5.5~11.4g/日)だった。寮生の食塩排泄量は8.9±1.2g/日であり、実家から通っている学生や一人暮らしの学生の食塩排泄量7.6±0.9 g/日に比べて有意に高かった(p<0.01)。

 30日の平均食塩排泄量の分布をみると、一人暮らしの人では5~6gが1人、7~8gが2人であり、実家から通っている人は7~8gが5人、8~9gが4人だった。これに対し、寮に住んでいる人は7g未満の人はおらず、7~8gは4人、8~9gは6人、9~10gが3人、10~11gが3人、11~12gが1人と、寮生で明らかに食塩排泄量が多い傾向が見られた。

 期間中に1食以上の欠食があった日は、寮に住んでいる人は30日の調査期間中に6.7±5.1日、実家から通っている人・一人暮らしの人では、12.1±10.7日と、実家から通っている人・一人暮らしの人で多かった。

 欠食頻度と尿中食塩排泄量の関係を調べたところ、欠食した日が15日以上ある人の群では、30日の平均食塩排泄量が7.2±1.1g/日だった。一方、欠食が15日未満の群では、8.6±1.2gと、食塩排泄量は欠食が15日未満の群で有意に低かった(p<0.05)。両群に体重に差はなかった。また、食塩排泄量と体重の間に全く相関を認めなかった。

 増田氏は、寮に住んでいる人の一例(平均食塩排泄量が8.3±1.7g/日)と、平均食塩排泄量が最も少なかった一人暮らしの例(5.5±1.5g/日)の食事状況を紹介。一人暮らしの例では、30日中に17食の欠食があり、その代わりに間食としてチョコレートやクッキー、アイスクリームなどを食べていた。

 増田氏は、「若い健常女性の食塩摂取量は食事の回数や生活環境に影響される可能性が示唆された。欠食頻度が高い人の食塩排泄量は低かったが、食塩排泄量が高い人よりも体重が軽いという訳ではなく、間食としてチョコレートやクッキーなど食塩相当量の少ない食品からエネルギーを摂取している可能性が考えられる」と話した。

(日経メディカル別冊編集)
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>欠食頻度が高い人の食塩排泄量は低かったが、食塩排泄量が高い人よりも体重が軽いという訳ではなく、間食としてチョコレートやクッキーなど食塩相当量の少ない食品からエネルギーを摂取している可能性が考えられる

ふっはっは、、、真剣に研究してこの結果って、どーよ???(・∀・;)

実験する前から学生へのインタビューで、アウトラインは掴めちゃったというぐらいの内容だと思うんですけど。

栄養学部の学生時代、親元を離れて一人暮らしを始めた私は、、、米をどうやって炊くかも知りませんですた。学校ですばらしい料理、技術、理論など学びますが、、、んじゃアパートで実践するかって? 

しませ~ん!(|||゜▽゜||| )

授業では病理学とか精神保健学とかもたっぷり学びますが、、、拒食症の学生だって出現します。

知識と生活は別モノです。(╬☉д⊙)

看護学校の学生も間食するし、甘いものを食べるし、欠食もする。なんだか同じだなあと安心しちゃいますた。
まあ、この世代の人は多少の乱れた食生活をしても、あまり表だって影響がでてきませんね。体にがんばりが利いてしまいます。


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癌と食習慣

2010年11月28日 | 食と栄養
乳がん患者の皆様、癌と診断されて以来、食生活を変えましたか?

私は少し変えました。
癌になるまでは、栄養学的に大変整った食事を作っておりました。外食なんて、滅多にしません。仕事で疲れて帰っても、いちいち1汁3菜作りまくり。ジャンクフィードは大好き、特に甘いもんとお酒には目がないけど、正しい食生活第一です、適度に食べるに留めて我慢の日々ですた。

で、乳がんになりますた。

もー、やってらんねー。

主治医には、私がいかに栄養学的にすぐれた食事をし続け、どしゃぶりの雨の中でも毎日散歩をかかさなかったことなど、とーとーと語りました。「なのに、なんで私が癌になったんだ?!」と、ぶちまけちゃったぐらいです。

「そんなに頑張って癌になったんなら、んじゃ、不健康な生活をしたらどよ?」と、さわやか笑顔で主治医。

これだっ! 私に足りなかったモノは!

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【5つの良好な生活習慣が大腸癌を予防する】 BMJ誌より

 西洋型の生活習慣が普及したために日本でも大腸癌が増えたのではないかといわれている。デンマーク対癌協会のHelene Kirkegaard氏らは前向きコホート研究を行い、シンプルで一般的なライフスタイル指針、すなわち、非喫煙、適度な運動、適量の飲酒、大きすぎない腹囲、健康的な食事内容という5要因を満たした生活と大腸癌罹患の関係を調べた。得られたデータは、集団全体がこれら指針に沿った生活をすれば、大腸癌罹患が23%減ることを示唆した。論文は、BMJ誌2010年11月6日号に掲載された。

 著者らはデンマークの中年男女を対象に、好ましい生活習慣が実践できていたかどうかと大腸癌リスクの関係を調べ、さらに、好ましくない生活習慣に起因する大腸癌がどの程度存在するのかを推定しようと考えた。

 93~97年にDiet, Cancer and Health Cohort Studyに参加したCopenhagenとAarhusに住む5万5487人を分析対象とした。ベースラインで50~64歳、癌の既往がない男女で、生活習慣や健康状態、社会的な要因などに関する情報や、過去12カ月の各種食品の摂取頻度に関する情報が収集されていた人々だ。

 ライフスタイル指針は、大腸癌危険因子に関する知見と、健康を維持するために役立つとして国際的に推奨されている好ましい生活習慣を組み合わせて著者らが作成した。ベースラインで以下の項目を満たしているかどうかを尋ねて、1項目ごとにYesなら1ポイントを加算した。

 (1)非喫煙者である。
 (2)1日に30分以上運動する、または体をある程度動かす職業に就いている(郵便配達など)、あるいは身体活動量の多い職業に就いている(林業など)。
 (3)飲酒量が女性で7ドリンク/週、男性では14ドリンク/週以下。
 (4)腹囲が女性で88cm未満、男性では102cm未満。
 (5)健康によい食事をとっている(以下の4項目の全てが満たされていれば1ポイントとした。野菜と果物を合わせて600g/日以上摂取、赤身肉と加工肉は500g/週以下、食物繊維は摂取熱量1MJ(239kcal)当たり3g以上、エネルギー摂取の総量に占める脂肪由来エネルギーの割合(=脂肪エネルギー比率)が30%以下)。

 スコアの合計が0は「最も不健康」、5は「最も健康」と判断した。

 全員をメラノーマ以外の何らかの癌の診断を受けるまで、または、死亡、転居、もしくは06年4月27日の試験終了まで追跡した。

 主要アウトカム評価指標は、ライフスタイル指針の実践度と大腸癌リスクの関係とし、Cox回帰モデルを用いて分析した。交絡因子候補として、癌家族歴(1親等の親族)、学歴(7年以下、8~10年、10年超)、非ステロイド性抗炎症薬の使用、女性のホルモン補充療法歴などで調整した。

5万5487人中3万5512人(64%)は非喫煙者だった。3万2737人(59%)が、指針が示す限度内の飲酒習慣を持っていた。4万5499人(82%)が、指針が示すレベルの運動を行っており、4万2170人(76%)の腹囲が指針の範囲内で、1110人(2%)の食事内容が指針に沿ったものだった。

 生活習慣スコアが0または1は4570人(8%)、スコア2は1万4173人(26%)、スコア3が2万2428人(40%)、スコア4が1万3806人(25%)、スコア5は510人(1%)だった。

 中央値9.9年の追跡で678人(1.22%)が大腸癌と診断されていた。420人(0.76%)が結腸癌、258人(0.46%)が直腸癌だった。

 交絡因子候補で調整して罹患率比を求めたところ、ベースラインの生活習慣スコアが1ポイント上昇するごとに大腸癌リスクは11%下がることが示された。罹患率比は0.89(95%信頼区間0.82-0.96)。同様に結腸癌の罹患率比は0.88(0.80-0.98)、直腸癌の罹患率比は0.89(0.78-1.02)となった。

 スコア1ポイントの人口寄与割合を推定したところ、13%(4-22%)になった。これは、対象となった人々のベースラインの生活習慣スコアが1ポイント高ければ大腸癌罹患者は13%少なかったことを意味する。

 さらに、集団全員がスコア5つであれば、大腸癌症例の23%(9-37%)は発症を回避できたと推定された。

 結腸癌で同様に推定すると、ベースラインで対象者のスコアが1ポイント高ければ10%(1-18%)の大腸癌が回避でき、全員がスコア5であれば14%(3-25%)の罹患が避けられたと考えられた。

 直腸癌についてはそれぞれ9%(-2から19%)と13%(-2から27%)で、結果は有意にならなかった。

 良好な生活習慣は心血管疾患を予防すると考えられている。今回の結果は、広く知られている健康維持のための良好な生活習慣を実践すれば、大腸癌リスクも減らせることを示唆した。シンプルなライフスタイル指針は周知が容易で公衆衛生的な効果が期待しやすいと著者らは考えている。

 原題は「Association of adherence to lifestyle recommendations and risk of colorectal cancer: a prospective Danish cohort study」、全文は、BMJ誌のWebサイトで閲覧できる。
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大腸がんは食事と関係が深いんじゃないの?といわれる癌の一つです。北欧の国は気候柄、野菜や果物などの生鮮食料品が品薄です。が、デンマークは大陸続きの国なので、流通システムが整っています。北欧の中では比較的、生鮮食料品は豊富に売られています。

でもね、北欧は消費税が2割近く取られます。野菜や果物の値段は、日本人が見ると高っ!って感じでしょう。家庭菜園をやっても、トマトやきゅうりなど、ゴロゴロできそうにない環境です。

先日、デンマーク人の一般家庭の昼食をTVで観たら、、、小さな鳥を一羽、丸々ローストし、フライドポテトとクレソンを添えたお皿をドンと食卓へ出していました。家族みんなで食べるのかと思いきや、、、これで一人分ですた。
え?これだけ?? スープは?サラダは?そしてパンとかご飯はつかないの??と思ってしまいました。

日本人の私から見ると、汁もサラダもそして主食もつかない献立って、すごーく寂しい感じがしちゃいます。この映像に映った家庭は、「肉食」って言葉がピッタリな気がします(^^;)。
寒冷地に住む人は、体温を保つためにはたんぱく質を多めに摂取すると体が温まりやすいです。同様、アルコールも一時的には温まりますね。
一方、肉食の人とか動物とかは、大腸がんや腎臓疾患が多いという報告もあります。


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子供と食塩摂取

2010年10月07日 | 食と栄養
「三つ子の魂100歳まで」と言われますが、、、この年齢の頃は、人間の体は急速に細胞分裂しています。「味覚細胞」も同様です。食べ物の好き嫌いがハッキリしてくる頃でもあります。「嗅覚」もとっても鋭いので、緑黄色野菜のような匂いの強い野菜を食べさせるのは難しくなりがちです。

この時期に、どれだけ食物の「味」のバリエーションを体得するか、、、が、味覚細胞を刺激し、活性化することにもなります。

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【日本人は3歳児でも塩分の過剰摂取例が多い】2010. 9. 30

高血圧を予防、あるいは管理する上で塩分摂取制限は重要だが、成人になってから食事習慣やライフスタイルを変えることは容易ではない。そのため、小児期に塩分摂取量の低い食習慣を身に付けることは重要といえる。今回、国立病院機構九州医療センターの守永友希氏らは、日本人の3歳児の塩分摂取量と、それに影響を及ぼす背景因子を調べ、その結果を9月26日からバンクーバーで開催中の第23回国際高血圧学会のポスターセッションで報告した。

 対象は2008年4月から2009年3月までの期間に3歳児健診を受けた3歳児1424例(男児745例、女児679例)。早朝第一尿を採取して、尿中のNa、K、クレアチニン値を測定した。さらに対象児の保護者から、質問票を用いて子供の食習慣を聞き取り調査した。

 対象児の背景は、身長93.1cm、体重13.7kg、小児の発育状態の指標であるKaup指数は15.7g/cm2(標準値は15~19g/cm2)で、母親の年齢は33.7歳、初産例は52%を占めた。尿検査の結果は、尿中クレアチニン値67.9mg/dL、尿中Na値139.5mmoL/L、尿中K値66.6mmoL/Lで、尿中Na値とK値には有意な関連性は認められなかった。

 クレアチニン補正後の尿中Na排泄量は75mmoL/日、グラム換算では4.4g/日だった。尿中Na排泄量の分布を見ると3g/日未満が45%、3~6g/日が31%、6~10g/日が20%、10g超/日が4%で、6g/日以上の子供が24%を占めた。一方、クレアチニン補正後の尿中K排泄量は36mmoL/日であった。

 背景因子が尿中Na排泄量、K排泄量などに及ぼす影響を検討したところ、第1子群(734例)では尿中Na排泄量は72.1mmoL/日で第2子以降群(690例)77.8mmoL/日に比べて有意に低く、尿中Na/K比は有意に低かった。

 また、間食を毎日食べる群(1029例)では食べない群(386例)に比べて、尿中Na排泄量は有意に多く、Kaup指数は有意に高かった。さらに、果物を毎日食べる群(655例)では食べない群(730例)に比べて、尿中K排泄量は有意に多く、尿中Na/K比は有意に低く、Kaup指数は有意に高かった。

 なお、保護者への質問で、「塩分を取り過ぎないように注意を払っている」と回答した保護者の年齢は、「注意を払っていない」と回答した母親に比べて有意に高かった。また、尿中Na排泄量は、保護者が塩分を取り過ぎないように注意を払っているかどうかにかかわらず有意な差は見られなかったが、尿中K排泄量は前者で有意に多かった。

 以上の検討から、日本人の3歳児では塩分過剰摂取例が少なくないことが明らかとなった。守永氏は、兄や姉の存在、間食や果物の食習慣がNaやK摂取量に影響を及ぼしたという今回の結果から、保護者には子供が塩分を摂り過ぎないよう注意喚起することが重要だと結論した。
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日本の食生活を考えさせられるような報告ではありますが、、、んじゃ、日本人より塩分摂取量が少ない国の人、例えばデンマーク人の食生活をちらりんこと見てみると、、、砂糖の消費量は日本人の2倍!(笑)。

塩分も糖分も、ある程度は食品自体の摂取量に比例しますから、“薄味”の食品をたっくさ~ん食べちゃうと、一日の塩分や糖分の摂取量は多くなります、当然ですけど(笑)。

そうそう、私がわざわざトウモロコシの裏ごしからキッチリ作ったコーンポタージュスープを、東北出身の義弟に出すなり、彼は塩をパカパカ振り入れやがった(゜o゜;; 
こーゆーのは作った人に失礼だし、味を確かめる前に自分で味付けすんなっっ!(`ロ´)ノ


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食い物の恨み

2010年02月17日 | 食と栄養
“刑務所に入ったら健康を取り戻した”という元受刑者の手記を読んだことがあります。糖尿病や高血圧など、いわゆる生活習慣病の受刑者の病状が改善した話は時々聞きます。

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【肥満受刑者「おかゆ減量」強制は人権侵害 弁護士会勧告】 2009年12月14日21時32分

 大阪刑務所(堺市)が肥満の受刑者らに「おかゆダイエット」を強制したのは人権侵害にあたるとして、大阪弁護士会は14日、同刑務所に改善を求める勧告書を送ったと発表した。30~50代の男性受刑者5人が、弁護士会に人権救済を申し立てていた。

 弁護士会によると、大阪刑務所は05年末以降、肥満や高血圧などの症状がある5人に対し、医師の診断を経たうえで「減量目的」を理由に主食の米飯をおかゆに切り替えた。刑務所の記録では、高血圧の男性(50)には1年4カ月続き、体重が70キロから55キロに減ったという。

 弁護士会は、本人が望んでいないのにおかゆを食べさせたのは不当と判断。生命の危険などがない限り、本人の意思に反した医療措置をとることを禁じた受刑者処遇法に抵触するとしている。

 大阪刑務所の担当者は「勧告書が届いておらず、コメントできない」と話している。
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他人の人権を奪った犯罪者が、食事のことで「人権侵害」を訴えるのって、、、わたし的にはしっくりこないのですが。。。
健康になりたくなければ、たくさん食べて持病を悪くしたら?とも思うのですが、その食費は血税なんですよね。

こーゆー訴えこそ、裁判員裁判みたいに、一般人を混ぜて検討するのがいいんじゃないでしょうか。


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乳がんと食生活

2010年02月05日 | 食と栄養
またまた出ました、乳がんと食事の関係報告。

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【乳がんリスク 食生活で低減 大豆、魚介、乳酸菌…抑制・予防効果】 産経新聞 2010年1月28日(木)08:05
 
日本女性のがんの中で患者数が最も多く、死亡者数が年間1万人を超える乳がん。患者数・死亡者数ともに年々増加していることに加え、発症年齢の低下が心配されている。発症にはさまざまな要因が絡んでいるが、これまでの研究で、食事や運動などのライフスタイルの改善で、リスク(乳がんになる危険性)が減らせる可能性が指摘されている。どんなことに気をつけたらよいのだろうか。

 ◆初潮時期と関係

 乳がんは40代から50代の中高年の患者数が最も多く、比較的若い時期に発症する。聖マリアンナ医科大学ブレスト&イメージングセンター附属クリニックの福田護院長は「乳がんを引き起こす“がんの芽”は、10代から20代のかなり若い時期にできていると考えられている。乳がん予防に関心の高いのは中高年世代だが、予防という観点からはもっと若い世代にも関心を持ってほしい」と話す。

 乳がんは女性ホルモンのエストロゲンと関係しており、早い年齢での初潮は乳がんリスクの一つに挙げられる。初潮年齢と関係するのが子供時代の栄養状態で、日本女性の初潮年齢が早くなったことについて、食事の欧米化を指摘する声は多い。ただ、「初潮年齢への影響が欧米化によって食べる内容が変わったためなのか、カロリーを多く取ったためなのか、実はよく分かっていない」と福田院長。

 ◆負けない体づくり

 発症のリスクを減らすとみられている食品として、よく知られるのが豆腐やみそ、納豆などの大豆食品だ。これは大豆の胚芽(はいが)部分に含まれる「大豆イソフラボン」がエストロゲンとよく似た化学構造を持ち、健康な若い女性が摂取すると体内のエストロゲンと拮抗(きっこう)してエストロゲンを抑える作用があるためだ。

 また、魚介類に多く含まれるEPA(エイコサペンタエン酸)やDHA(ドコサヘキサエン酸)と呼ばれる不飽和脂肪酸の抗がん作用も有名で、乳がん予防にも有効とみられている。さらに、乳酸菌や食物繊維は腸内環境を整え、腸内でのエストロゲンの再吸収を抑えるとみられ、予防効果が期待されている。

 福田院長は「食事だけで乳がんが予防できるわけではないが、がんに負けない体づくりのためにも毎日毎回の食事を大事にしてほしい」とアドバイスする。

                   ◇

 ■腸内細菌の役割に注目

 がんのリスクを下げるのではないかと注目されているのが、腸内細菌との関係だ。昨年12月、米テキサス州で開かれたサンアントニオ乳がんシンポジウムで、東京大学大学院医学系研究科の大橋靖雄教授(生物統計学)らが「10代から乳酸菌シロタ株を含む飲料(ヤクルトなど)を日常的に摂取していた日本女性は乳がんのリスクが低い」とする研究結果を報告。腸内細菌と乳がんの関係がクローズアップされた。

 この研究は、乳がん患者とそうでない女性約1000人に大豆食品と乳酸菌飲料の過去の3時期の摂取頻度を調査し、統計的に解析。乳酸菌飲料を週4日以上飲んでいた女性は3日以下に比べ、乳がんになるリスクが3割以上少なかった。大橋教授は「乳酸菌飲料の摂取は腸内環境を変える。大豆イソフラボンの代謝に良い影響を与えたのではないか」とみる。

 欧米に比べ、日本を含むアジア地域では乳がん発症が少なく、その理由として大豆食品摂取の多さが挙げられてきた。大橋教授は「アジアでは乳酸菌を含めた発酵食品が盛んに食べられてきた。腸内環境が良い状態に保たれていることががんの発症を抑制しているのかもしれない」とし、今後は他のがんと腸内細菌の関係も研究していく。
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>「乳がんを引き起こす“がんの芽”は、10代から20代のかなり若い時期にできていると考えられている。乳がん予防に関心の高いのは中高年世代だが、予防という観点からはもっと若い世代にも関心を持ってほしい

“がんの芽”に関し、ある保険会社の食事調査を思い出します。
病気で死亡した人の食事内容とか生活スタイルとかを調べた結果なんですが、食事と癌との関係が深かったと結論づけたのがありましたっけ。和食中心、野菜の摂取量が比較的多い、ちょっと前の日本人の食生活を送った人が一番長生きしたとのこと。
“ちょっと前”というのは、レトルトや冷凍食品など、お手軽料理済みの食品があまりない頃です。もちろん、コンビニもありまへん。かろうじてインスタントラーメンが出てきた頃のこと。つまり、食材が自分で確認できる料理を多く食べていた頃と考えられます。

10-20代の女性というと、悲惨なダイエット体験をする人も多そうな時期ですね。この頃に既に芽が…ですか。

>大橋靖雄教授(生物統計学)らが「10代から乳酸菌シロタ株を含む飲料(ヤクルトなど)を日常的に摂取していた日本女性は乳がんのリスクが低い」とする研究結果を報告。腸内細菌と乳がんの関係がクローズアップされた。

腸内細菌と乳がんの関係調査は、最近ちょっとはやってきたような気がします。ヨーグルトを多く摂取するブルガリアやトルコなんかの乳がん罹患率が気になります。

10代の終わり頃に栄養学を学び、割と実践してきた私としては、、、真面目な食生活を送ってきた結果が乳がんだった、ふっ・・・(-ー-|||)って感じです。


ま、食事だけが乳がんと関係するわけじゃないし、100%の絶対ってこともないんだからさ・・・と、ふと思った人、<ここをクリックよろしくね~ >

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乳癌と大豆

2010年01月19日 | 食と栄養
以前、「植物性プラセンタ」は変だ、と書きました。「植物性エストロゲン」はあります。「イソフラボン」です。

大豆から抽出した“プラセンタ様” 物質、化粧品に入っているのをお肌に塗ると、プル肌になります。動物のプラセンンタより、抽出が容易で効力も高めなんだそうな。で、原料が大豆だから、品質管理が楽そうです。

大豆イソフラボンが脚光を浴びたのは、数年前ですよね。「女性ホルモン様」物質として、なんでもかんでも食品に入れちゃった時期がありました。
大豆の栄養価が高いのは、多くの人の知るところ。でも、料理に使うとなると、案外レパートリーが少ない。だから、食品なら何でもかんでも入れちゃえ・・・ってな感じだったんでしょうか。

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【大豆食品の摂取が乳癌サバイバーの死亡と再発リスクを低減】 2010. 1. 4

 大豆食品は、植物エストロゲンのイソフラボンを豊富に含む。一方、女性ホルモンのエストロゲンは、乳癌の発生と進行に大きくかかわることが知られている。では、乳癌サバイバーが日常的に大豆製品を摂取すると、臨床転帰にどのような影響が及ぶのだろうか。

 米Vanderbilt大学のXiao Ou Shu氏らは、中国の乳癌サバイバーを対象とする最大規模のコホート研究を実施して、大豆食品の日常的な大量摂取が、総死亡と乳癌再発のリスクを低減することを明らかにした。ただし、中国人の大豆食品摂取量は日本人よりかなり多いことに留意する必要がある。詳細は、JAMA誌2009年12月9日号に報告された。

 イソフラボンは体内でエストロゲンと拮抗するため、乳癌リスクを下げると考えられてきた。しかし、乳癌を発症した女性に対する作用は明らかではなかった。

 また、乳癌の治療にエストロゲンの作用を遮断するタモキシフェンなどが用いられること、in vitroとin vivoの実験でイソフラボンがタモキシフェンと相互作用を起こす可能性が示されたことから、乳癌サバイバーが発症前と同様に大豆食品を摂取してよいのかどうかを明らかにする研究の実施が求められていた。

 著者らは、上海市癌登録に登録されている乳癌患者の中から、外科的治療を受けており、エストロゲン受容体の過剰発現の有無とタモキシフェン投与歴が明らかな女性を選出し、乳癌診断後の大豆食品摂取と総死亡、癌再発の関係を調べた。

 20~75歳で、02年3月から06年4月に乳癌の診断を受け、診断から約6カ月が経過している女性5042人を登録、09年6月まで追跡した。

 登録時に、癌の診断と治療、癌診断後のライフスタイル、病気の進行に関する情報を構造的質問票を用いて収集。診断から18カ月時、36カ月時、60カ月時にも同様に調査した。

 同時に食物摂取頻度調査を実施。6カ月の時点では過去6カ月間、18カ月の時点では過去12カ月間、36カ月の時点では過去18カ月間の食習慣を尋ねた。肉、魚、アブラナ科の野菜などとともに大豆食品の摂取量を調べて、大豆たんぱく質の摂取量とイソフラボン摂取量を推定した。

 主要アウトカム評価指標は、総死亡と、乳癌再発または乳癌関連死亡に設定。既知の予後予測因子やほかのライフスタイル要因(診断時の年齢、TMNステージ、適用された治療、BMI、閉経前か後か、エストロゲン受容体とプロゲステロン受容体の発現状況、タモキシフェン使用の有無、学歴、収入、アブラナ科野菜の摂取、肉の摂取、ビタミンサプリメントの摂取、茶の摂取、運動量など)で調整し、Cox比例ハザードモデルを用いて分析した。

6カ月時(登録時)に大豆食品を多く摂取していた女性では、そうでない女性に比べ、肉や魚、アブラナ科の野菜の摂取量が多かった。化学療法と根治的乳房切除術のいずれかまたは両方を受けている割合も高く、BMIは高いものの運動量は多く、ビタミンサプリメント摂取者の割合も高かった。

 分析に必要な情報がそろっていた5033人の追跡期間の中央値は3.9年。444人が死亡しており、534人が再発または乳がん関連死亡を経験していた。

 大豆たんぱく質摂取量と死亡、再発の間には逆相関関係が見られた。

 大豆たんぱく質摂取量が最低四分位群(5.31g/日以下)と比較すると、最高四分位群(15.31g/日超)の総死亡のハザード比は0.71(95%信頼区間0.54-0.92)、第2四分位群(9.46~15.31g/日)では0.72(0.55-0.94)、第3四分位群(5.32~9.45g/日)では0.77(0.59-1.00)だった。

 再発または乳癌死亡のハザード比は、最高四分位群が0.68(0.54-0.87)、第2四分位群が0.69(0.54-0.87)、第3四分位群が0.77(0.61-0.98)。

 多変量調整した4年死亡率は、最低四分位群が10.3%、最高四分位群が7.4%。4年再発率はそれぞれ11.2%と8.0%だった。

 イソフラボン摂取量と死亡、再発との関係は幾分不明確だった。

 総死亡のハザード比は、最低四分位群(20.00mg/日以下)に比べ、最高四分位群(62.68mg/日超)が0.79(0.61-1.03)、第2四分位群(36.51~62.68mg/日)は0.77(0.59-1.00)、第3四分位群(20.01~36.50mg/日)は0.73(0.56-0.95)。

 再発または乳癌関連死亡のハザード比は、最高四分位群が0.77(0.60-0.98)、第2四分位群が0.65(0.51-0.84)、第3四分位群は0.84(0.67-1.06)。

 こうした逆相関関係は、エストロゲン受容体陽性と陰性の患者の両方、またタモキシフェン使用者と非使用者の両方に見られた。

 乳癌サバイバーを対象に乳癌の臨床転帰と大豆食品摂取の関係を調べた今回の研究の結果、大豆食品の摂取が死亡と再発のリスクを有意に低下させる可能性が示された。大豆食品の摂取量と死亡・再発の逆相関関係は、大豆たんぱく質の摂取が11g/日以上になると直線的な用量反応関係を示した。

 ちなみに、中国の人々の大豆食品摂取量は他国に比べて多い。イソフラボン摂取量に換算すると、米国人女性は平均1~6mg/日、中国人女性は47mg/日。2002年の国民栄養調査によると、日本人の平均摂取量は16~22mg/日で、これは中国人の最低四分位群~第3四分位群に相当する。中国の最高四分位群と同程度のイソフラボンを摂取するためには、日本人の平均摂取量の3倍を超える量を食べる必要がある。

 原題は「Soy Food Intake and Breast Cancer Survival」。
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>乳癌サバイバーを対象に乳癌の臨床転帰と大豆食品摂取の関係を調べた今回の研究の結果、大豆食品の摂取が死亡と再発のリスクを有意に低下させる可能性が示された。大豆食品の摂取量と死亡・再発の逆相関関係は、大豆たんぱく質の摂取が11g/日以上になると直線的な用量反応関係を示した。

日本の豆腐は柔らかいですが、中国の豆腐は硬いです。大豆がギッシリ詰まった感じがします。
中国では、簡単な食事が取れる屋台でも、豆腐や大豆を使った料理の品数が豊富です。私が中国を旅した印象では、ごくごく普通の農民は、大豆料理をよく食べるけど、肉料理はそんなに食べない。日本のように、ステーキとして1枚どーんと出てくるというより、細切れ肉となって野菜にまぶされた料理というほうが圧倒的に多かったです。野菜の摂取量は日本人よりずっと多かったですね。特に、日本人の若者と中国人の若者とを比較したら、すんごい差がありそうに思います。

とはいえ、中国も最近の急成長に合わせ、食生活に変化があると聞きます。もともと大豆が好きで食べているというより、安いからだったとしたら、、、今後、経済力に合わせて嗜好が変わる可能性もあると思います。

日本人に乳がんが増えているのか、それとも他の病気で死亡する確率が減ったからなのか、食生活との関係があるか、、、今後の中国人の乳がん発症率は、その点から私の大きな関心事です。

こういった研究は、必ずと言っていいほど逆方向の研究結果も出てきます。それだけ食べ物で病気をどうこうするのは難しいということでしょう。事実、食生活には細心の注意を15年以上行っていたはずの私も乳癌になりました。ま、こんなもんです。


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水道水

2009年10月24日 | 食と栄養
古いアパートに住んでいた頃、水道水が臭くて生で飲む気がしませんでした。
で、ミネラルウォーターを買ってはみたものの、、、1週間ですんごいペットボトルごみが出るし、お金もかかる。結局、すぐに挫折。湯冷ましでしのぎました。

現在、住んでいる家は、主水道管を換えたばかり。でも、主水道管から自宅へ分かれる水道管は古いままです。気のせいか、あまりおいしくないような。。。なので、湯冷ましにして飲んでいます。
水を沸かして10分間グツグツやり、不純物をやかんに吸着させて湯冷ましを作ります。

あ、湯冷ましっておいしくないです。傷むのも早いし。なので、お茶とかコーヒーにして使います。一日だけの使いきりです。


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【<水道水>もっと飲もう エコで味、質とも向上/自治体が販売しPR】 毎日jp 2009年9月17日(木)13:00

 なぜ、使い捨てのペットボトル水を買って飲むの? 足もとに安くて安全な水道水があるじゃない――そんな「水エコ運動」が広がり始めた。水道水を再評価する動きだ。【小島正美】

 市民に水道水を供給する名古屋市上下水道局の職場。冷蔵庫や机にカラフェと呼ばれるガラス製の水差しが置かれている。蛍光管をリサイクルした再生ガラスで、中には透明な水道水がたっぷり。職員たちは「市販のボトル水を飲めば、あとに残るのはプラスチックボトルのごみだけですから」。のどが渇くと、水差しからコップに水道水を注いでうまそうに飲む。

 名古屋市は昨年5月、市庁舎内では原則として水道水を飲むことを決めた。会議でもボトル水を出さない。いわば「脱ペットボトル水」宣言だ。

 市販のボトル水は工場で詰めてトラックで運んだり、遠く海外から輸入するなど、製造と輸送に多大なエネルギーが費やされている。同局の試算によると、市販のボトル水の価格は水道水の1000倍前後も高い。さらにペットボトル水の加工、運搬、焼却過程などで排出される二酸化炭素の量は、水道水の浄水過程などで生じる量に比べて約1600倍に上るという。

 水質のよい木曽川から取水した名古屋の水道水は、かつて国の水コンテストで青森に次いで2位だった名水。馬渕幸男・同局企画部主幹は「蛇口をひねるだけでおいしい水道水が飲めることを、市民にも知ってほしい」と話す。

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 他の自治体でも、もっと水道水を飲んでもらおうという活動が活発になってきた。日本水道協会によると、約70の自治体がボトルに詰めて販売し、水道水の良さをアピールしている。

 地下水100%の水道水を供給する熊本市は「安全のための塩素処理を除けば、熊本の水道水は市販のボトル水と同じレベルの水だ」とPRする。山口県下関市も、ゆっくりと微生物の力で浄水した水道水(緩速ろ過処理水)を「天然の水」とのうたい文句で販売している。

 以前はかび臭などで水道水のイメージが悪かった大阪市でも、2年前から塩素を除去した水道水を「ほんまや」という名のボトル水(500ミリリットル100円)で販売、これまでに43万本が売れるほどの人気ぶりだ。

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 水道水への不信感が高まったのは、80年代後半から90年代のことだ。塩素処理で発生する発がん性物質やかび臭などが問題となった。代わってボトル水の販売量は伸び、07年の生産・輸入量は20年前の約30倍の約250万キロリットル(日本ミネラルウォーター協会調べ)にまで増えた。

 その一方、大都市の自治体は、かび臭などを除去するオゾン殺菌や生物活性炭処理などの高度浄水処理技術を取り入れ、おいしい水作りに努めてきた。成果は出ている。ミツカン水の文化センター(東京)が今年6月、東京、大阪、名古屋圏の620人を対象に実施した水道水の意識調査では、水道水の評価は10点満点で平均7・5点。95年(5・7点)の調査以来、最も高くなった。

 水道水の質は見違えるほど良くなってきている。世界約30カ国を歩き「世界が水を奪い合う日・日本が水を奪われる日」(PHP研究所)を著した水問題ジャーナリストの橋本淳司さんは「日本の水道水のおいしさ、安全性は世界でもトップクラスで、水道料金も安い」と話す。

 環境への負荷と値段の両面からみて、水道水をもっと高く評価してもよい時代に入ったといえそうだ。

 ◇世界で進む「脱ボトル」
 脱ペットボトル水の動きは、世界中で始まっている。米国サンフランシスコ市は2年前、ボトル水を公費で購入することをやめた。ニューヨーク市やソルトレークシティーは市民に水道水を飲むよう呼びかけている。シカゴ市は2年前からボトル水に税金をかけている。豪州ではボトル水の販売を禁止する自治体も現れた。

 橋本さんは「ボトル水を排除する動きは西欧の自治体やレストランでも盛んだ。今や水道水を瓶に入れて提供することがエコファッションになっている」と話す。現に西欧の家庭では、ろ過機能のついた卓上ポットに水道水を入れて飲む傾向が強まっている。
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私の住む地域では、「マイボトル」が流行りだしました。スーパーでは無料・または有料のミネラル水のサービスも。
ペットボトルをバッグに入れて持ち歩く、、、のは、既に行っている人は多い。ですので、マイボトルに容器が変わっただけという感覚、流行るかも。


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ビタミンDと乳癌

2009年09月13日 | 食と栄養
乳がんの公開講座に参加すると、必ず出る質問に食生活に関するものがあります。「何をどれだけ食べれば病気に有効か」は、患者のみならず、一般の人にとっても大きな関心事ですよね。

私も栄養相談をしていた時は、ほとんどの人が「何を食べたらよいか」に多くの時間を費やしました。その延長で健康食品に関する質問、といった流れになることが多かったです。
回答する際、「特定の食品を勧めない」、「食品はバランス良く」なるよう指導するのが王道でした。食事の聞き取り調査をすると、同じ地域でも人により、食事の内容はかなり差があります。みんな同じスーパーで食材を買っていたとしても、選ぶ食材や調理法は様々です。

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【乳癌患者のビタミンD 欠乏は、不良転帰の予測因子】 2009. 8. 19


 ビタミンDの欠乏は、乳癌の遠隔転移や死亡リスクの予測因子になるようだ。カナダ・マウントシナイ病院のPamela J. Goodwin 氏らの研究結果が、Journal of Clinical Oncology誌8月10日号(2009,27,3757-3763)に掲載された。

 研究の対象は、1989年から1996年に早期の乳癌と診断された平均50.4 歳の512人で、平均11.6 年の追跡調査を行っている。ビタミンD(25-ヒドロキシビタミンD)濃度は、保存血液を使用して測定された。

 対象者の血中ビタミンD濃度は平均 58.1nmol/Lで、37.5%の患者で欠乏(50nmol/L未満)しており、38.5%の患者が不十分(50~72nmol/L)、 24.0%の患者が十分(72nmol/L超)なレベルだった。追跡期間中に、116人の女性が遠隔転移を経験し、106人の女性が死亡した。

 ビタミンDが欠乏していた女性は、十分なレベルに達していた女性と比較して、遠位転移のリスクが 94%、死亡リスクが73%高かった。この傾向は交絡因子で調整しても変わらなかったが、多変量解析では同71 %、64%高いという結果になった。

 血中ビタミンDレベルと乳癌の発症リスクとの関連についてはこれまでにも報告されているが、今回の結果で、血中ビタミンDレベルが予後にも影響することが示された。

 ビタミンDは、皮膚が紫外線に当たることで体内で合成できる栄養素。食品では、サケやウナギのような脂肪の多い魚、キノコ類に多く含まれる。
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> ビタミンDは、皮膚が紫外線に当たることで体内で合成できる栄養素。食品では、サケやウナギのような脂肪の多い魚、キノコ類に多く含まれる。

学校で栄養学を学んだ際も、教授は上記と同じことを言いました。
日本は、緯度的に太陽光線がよく当たる地域が多いため、ちょっと日光浴をすることでもビタミンDが合成されやすい。和食にキノコ類、魚類を使うことも多い。日本では、ビタミンDの欠乏症になる人は少ない。しかし、年中曇っているような気候の国では、欠乏症が見られることがある。

と、学んだのですが、、、
この研究を行ったカナダの病院、気候や食習慣が不明なので、日本人と比較は出来ません。
んが、、、最近の日本人で、特に女性で美白にこだわる人がいますよね。日光浴なんてとんでもないと、一日中室内にとじこもっていると、当然、ビタミンDは体内合成されません。

もう一つ気になるのが、キノコ類や魚類は昔のように食べられているかです。ファーストフードにこれらの食品はほとんど入っていません。

、、、と書くと、この食品ばっかり食べだす人もいます。しかし、栄養素には「過剰症」もあります。栄養素を錠剤で摂るとなると、かなり濃縮されていますし、体内で合成された栄養成分と全く同じというわけでもありません。

というわけで、私は「適量」に留めて食べています。


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参考
食事摂取基準を設定した栄養素と策定した指標

第6次改定日本人の栄養所要量について
 
なかのひと

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