手術不能または再発の乳癌の抗がん剤が一つ、承認されるようです。
----------
【ジェムザールの乳がん適応追加を承認へ―厚労省】 CNニュース キャリアブレイン 2010年1月28日(木)23:00
厚生労働省は1月28日、薬事・食品衛生審議会(薬食審)医薬品第二部会を開き、日本イーライリリーの抗がん剤ジェムザール注射用について、「手術不能または再発乳がん」の適応追加を承認する方針を報告し、了承された。これを受け、2月中にも正式承認する。ジェムザールは1999年の非小細胞肺がんの適応での承認を皮切りに、膵がん、胆道がん、尿路上皮がんと適応拡大を続けており、「手術不能または再発乳がん」は5つ目の適応となる。
第二部会では、厚労省からジェムザールに関する報告があっただけで、審議案件はなかった。翌29日の薬食審医薬品第一部会では、武田薬品工業のロゼレム錠(予定適応=不眠症)の製造販売承認の可否など、3品目が審議案件となっている。
----------
欧州では、ジェムザールは昨年6月に乳がんの治療薬として承認されたようです。術後補助療法を行った後に再発した乳がんで再手術が不可能な場合、遠隔転移が認められる場合などが対象。セカンドライン(他治療が効かない場合に試してみる治療法)の治療薬としての認可とのことです。
腫瘍縮小というより、患者のQOLの維持・延命に主眼を置き、アンスラライクリン系やタキサン系に比べ、副作用が穏やかというのが特徴です。
肺がんだった家人も3rdラインでジェムザールを使用しました。副作用の白血球減少は、タキサン系ほどではなかったけど、やっぱり避けられません。冬場なんかは風邪を引かせないよう、ちょっと苦労しましたね。
家人は、脱毛は絶対いやだと言ってたし、体の色素沈着も耐えられない性格なので、ジェムザールは希望にそった薬で、安心して使用できました。
ジェムザールの一般的に起こりうる副作用
白血球の減少(感染症にかかりやすくなる)
血小板の減少(出血しやすくなる)
気分が悪くなる(悪心)
嘔吐する
血液検査で肝機能の数値が悪くなる
疲れやすくなる
W腫瘍内科医いわく、「抗がん剤開発は目覚ましいものがあって、粘っていれば薬が出てくる。だから、粘り抜いて生き抜きましょう」。
ちょっと実感です。
日本の場合、海外の承認・使用が先になることが圧倒的に多いので、ある程度、副作用の様子がわかっているというのは、、、メリットと言えないことはないか。
それ皮肉?と思った人、<ここをクリックよろしくね~ >
This blog “The salon of breast cancer women authored by Noe:l” is able to read in Japanese:-)
----------
【ジェムザールの乳がん適応追加を承認へ―厚労省】 CNニュース キャリアブレイン 2010年1月28日(木)23:00
厚生労働省は1月28日、薬事・食品衛生審議会(薬食審)医薬品第二部会を開き、日本イーライリリーの抗がん剤ジェムザール注射用について、「手術不能または再発乳がん」の適応追加を承認する方針を報告し、了承された。これを受け、2月中にも正式承認する。ジェムザールは1999年の非小細胞肺がんの適応での承認を皮切りに、膵がん、胆道がん、尿路上皮がんと適応拡大を続けており、「手術不能または再発乳がん」は5つ目の適応となる。
第二部会では、厚労省からジェムザールに関する報告があっただけで、審議案件はなかった。翌29日の薬食審医薬品第一部会では、武田薬品工業のロゼレム錠(予定適応=不眠症)の製造販売承認の可否など、3品目が審議案件となっている。
----------
欧州では、ジェムザールは昨年6月に乳がんの治療薬として承認されたようです。術後補助療法を行った後に再発した乳がんで再手術が不可能な場合、遠隔転移が認められる場合などが対象。セカンドライン(他治療が効かない場合に試してみる治療法)の治療薬としての認可とのことです。
腫瘍縮小というより、患者のQOLの維持・延命に主眼を置き、アンスラライクリン系やタキサン系に比べ、副作用が穏やかというのが特徴です。
肺がんだった家人も3rdラインでジェムザールを使用しました。副作用の白血球減少は、タキサン系ほどではなかったけど、やっぱり避けられません。冬場なんかは風邪を引かせないよう、ちょっと苦労しましたね。
家人は、脱毛は絶対いやだと言ってたし、体の色素沈着も耐えられない性格なので、ジェムザールは希望にそった薬で、安心して使用できました。
ジェムザールの一般的に起こりうる副作用
白血球の減少(感染症にかかりやすくなる)
血小板の減少(出血しやすくなる)
気分が悪くなる(悪心)
嘔吐する
血液検査で肝機能の数値が悪くなる
疲れやすくなる
W腫瘍内科医いわく、「抗がん剤開発は目覚ましいものがあって、粘っていれば薬が出てくる。だから、粘り抜いて生き抜きましょう」。
ちょっと実感です。
日本の場合、海外の承認・使用が先になることが圧倒的に多いので、ある程度、副作用の様子がわかっているというのは、、、メリットと言えないことはないか。
それ皮肉?と思った人、<ここをクリックよろしくね~ >
This blog “The salon of breast cancer women authored by Noe:l” is able to read in Japanese:-)