乳がん患者のサロン2 - ノエル編

乳がん患者の皆様、このサロンでのびのびと雑談しましょう。くつろぎの場です。

疾患啓発CM

2012年02月29日 | 社会
は~い、皆さん、おひさしぶりぶりです(・∀・) 。

見事に風邪を引きました。寒い時は用心していたのですが、、、
ちょっと暖かくなった時、油断しますた。ヒーターなくても夜遅くまで起きていれたので、その時に思いっきり体を冷やしてしまいました(●´ω`●)ゞ
今は花粉症との合併症で、鼻がずるずるです。

こういう場合、今までの私なら市販薬を買ったのですが、、、昨年秋、喉の奥の詰まりを感じて耳鼻科にかかった時、医師に喉に炎症と診断されました。で、処方してもらった薬を飲んだら、、、すっげー効いたんです。

私は花粉のいくつかにアレルギーがあるらしく、年中、鼻がぐずぐずしちゃいます。で、ここ1年でひどくなり、時折鼻血が出る始末。

それが、医師の炎症止めを飲んだら、ぴたっと鼻血が止まっちゃったんです!(o´∀`o)
これって、すごくね?というわけで、以来、効き目がいまいちな市販薬より、さっさと医者にかかって薬を処方してもらったほうが、結果的には早く、値段はとんとんぐらいにつくと思うに至りました。

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【製薬企業の疾患啓発CMで患者に変化】

治療意欲向上も、過度に“患者”を掘り起こす面も

タレントなどを起用して一般の人々への疾患啓発を図る製薬企業の広告が急増している。患者の治療への理解の促進や早期発見につながる一方で、治療が不要な人の受診を惹起する面もあるようだ。

 中高年世代にはおなじみの鉄腕アトムが、「胸やけがする、苦い水が上がる…そんなときは、お医者さんに相談しよう」と呼び掛け、逆流性食道炎を啓発するテレビコマーシャル(CM)。最近、製薬企業によるこうした広告活動が目立つようになっている。

一般の人々への疾患啓発を目的とする広告は、「DTC(direct to consumer)マーケティング」と呼ばれる。テレビや新聞などの広告のほか、市民公開講座や街中での無料検診キャンペーンなども当てはまる。

DTCマーケティングが行われる背景には、特定の疾患を一般に周知して潜在患者の受診促進を図り、自社の薬剤の処方増につなげようとする製薬企業の狙いがある。



 医療用医薬品の使用を前提とする疾患啓発CMは、2001年には3社・3タイトルだったが、10年には15社・16タイトルに増加した(図2)。本誌が国内の主要な製薬企業20社を対象に行った調査(有効回答16社)でも、一般の人々向けに疾患啓発広告を「行っている」と答えた企業は16社中10社(62.5%)に上った。疾患啓発を行う理由としては、全社が「患者の受診行動につなげる」を挙げた。「(疾患啓発広告を行う)決まった予定はないが、今後検討したい」とする企業も4社(25.0%)あり、DTCマーケティングは今後さらに活発になると予想される。

 医薬品マーケティング活動のコンサルティングなどを手掛けるアーベーツェー代表取締役の古川隆氏は、「DTCマーケティング自体は以前から行われていたが、企業にノウハウが蓄積し、より効果的な広告活動をするようになっている」と説明する。

 服薬コンプライアンスも向上
 DTCマーケティングは、爪白癬や尋常性ざ瘡(にきび)、逆流性食道炎、過活動膀胱など、未治療の潜在患者が多い疾患や、認知度が依然として低い疾患などで行われることが多い。こうした疾患を診療する医療現場では、患者の受診行動に変化が表れている。

 にきび治療薬のアダパレン(商品名ディフェリンゲル0.1%)を製造販売するガルデルマは、10年5月からにきび患者に自己処置で済ませず皮膚科の受診を促す疾患啓発広告を開始した(前ページの図1右)。同社の調査では、その後1年でにきび治療のために医療機関を受診した患者が15%増えたという。



 埼玉県済生会川口総合病院(川口市)皮膚科部長の加藤卓朗氏は、03~08年にテレビで放送された爪白癬のCMの影響を調査した。白癬を主訴に受診した患者647人に尋ねたところ、「CMの影響で受診した」「以前から気になっていたが、CMが受診のきっかけになった」と回答した患者は47.8%に当たる309人に上った。広告認知率については、03年は47.4%だったが、08年には70.9%に達した。



 テレビCMの影響について加藤氏は、「03年ごろは水虫で薬を内服することにまだ抵抗のある患者もいたが、CMを見たことのある患者は抵抗が少なく、治療しやすい印象があった。服薬コンプライアンスも良好だった」と話す。



既に治療中なのに「この病気?」


 一方でDTCマーケティングの広がりに伴い、本来は治療を必要としない人まで掘り起こされたり、医師の患者への説明負担が増えたりする傾向も生じているようだ。



 「胸やけがあるのは月に2~3回程度で、薬を服用するまでもないような人が、『逆流性食道炎のCMを見て気になった』と言って受診してくることがある」と話すのは、きよたクリニック(大阪府守口市)院長の清田啓介氏。こうした人の場合、疾患の説明をした後に薬を処方せず帰すこともあるそうだ。



 また、既に逆流性食道炎と診断し、外来で管理しているにもかかわらず、「私の症状はCMでやっていた逆流性食道炎ではないかと思うのですが、一度内視鏡で検査してもらえませんか」と相談してきた患者もいるという。清田氏は「疾患について専門的で分かりにくい言葉を使わずに説明し、患者も理解したと思っていたので、がっくりきた。自分の説明を反省するとともに、CMの影響の大きさに驚いた」と語る。



 治療介入が必要かどうかの判断の難しさは疾患ごとに違うので、「疾患啓発の影響は、診療領域によっても異なるだろう」と清田氏は言う。ただ、DTCマーケティングが今後さらに活発になれば、その影響を受けた患者を診察する機会はどの診療科でもますます増える。医師側も最新のDTCタイプのテレビCMなどには目を配っておきたい。
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テレビの影響は大きいなんて、誰でも知っていますよね。テレビCMの常套手段の一つに「商品連呼」があります。毎回、その商品名をテレビで流していると、奏効性はわからないけど、視聴者は商品名を記憶することになります。興味を引き出すような画像があれば、その効果は相乗的。

私も何度もひっかかっています。
昔、ゴキブリ殺虫剤で、虫をつかまずに捨てられる泡タイプの薬剤がよさそうに見えました。で、購入してさっそくシュッとやったんですが、、、シュッの速度より、ゴキブリの逃げ足は数倍速いんです。
結局1匹も殺せず、2、3回使っただけでお蔵入りになっちゃいました。
もちろん、その商品はすぐに市場から消えました。

というわけで、いくらCMでヒットしていても、私はしばらくは様子見します。

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なかのひと

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21世紀のインフォームド・コンセント

2012年02月24日 | 患者の気持ち
昨年末、義弟にたのんで梅の木を切ってもらいました。
枝が伸び過ぎたのでちょっと切ってちょと言ったつもりが、何を間違えたか、彼は太い幹からゴシゴシとぶった切ってしまいました。なので、残った幹はこの厳冬で、枯れてしまうだろうと思っていました。
ところがここ1週間ほどで、タキソール時に脱毛したような非常にみっともなく残った毛のようなみずぼらしい残り枝から、なんと紅い梅のつぼみが。今朝みたら、花が咲いたじゃないですか!

梅の木のたくましさに脱帽です。そして、調子いいですが、耐えがたきを耐えた紅の花の美しさに、うっとりです。やはり、花を眺めるのは豊かな気持ちになりますね。←うん、本当に勝手だよね。


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ある医師のブログより、インフォームドコンセントに対する考え方がおもしろかったので、抜粋します。 
【もはやヒポクラテスではいられない(もはヒポ) 21世紀新医師宣言プロジェクト】

 
「今のインフォームド・コンセントはおかしすぎる!」。皆さんも、おかしいと思っていますよね?

 私はよく、うちの病院の研修医たちに「インフォームド・コンセントの目的とは何か?」と聞いています。すると、研修医は「患者にとって最適と考えられる診療方針を立てること」と返答します。なんだ、ちゃんと分かってるじゃないですか。でも、実際の診療場面におけるインフォームド・コンセントでは、上記のような目的で行われているとは言い難いと私は思っています。

医師の治療方針を患者が拒否したときの受け止め方に違和感

 これは、別に医療者が患者に対して説明を怠っているということではありません。むしろ、現代の医師は、患者に懇切丁寧に説明することに必死であるように私には見えます。全身麻酔の手術などの説明に至っては、内科医である私も知らないようなことまで丁寧に、何度も何度も説明しています。みんなあんなに毎日忙しいのに。私はその努力に敬服する一方で、一体これはどこに向かっているのだろうかと疑問も感じます。
 
 誤解を恐れず、さらに付け加えます。しっかりとしたインフォームド・コンセントが行われた場合、“医学的には最も適切と考えられる選択肢を選ばない頻度”が増えると私は考えています。例えば、つい先日Hbが4.7g/dL(ちなみに鉄欠乏性です)しかない患者に対して、入院もさせず、それどころか内視鏡検査も行わないということで私と患者は合意してしまいました。もちろん、その後も私はその患者に対して内視鏡検査を受けることを勧め続けるのですが。なぜ私は医学的には愚かと考えられる選択に合意してしまったのでしょうか?

 それは、たぶん私が患者の言い分に納得してしまったからだと思います。「自分の具合が特に悪くないうちは、できれば病気と関わりたくない。知ってしまうと病気になるから。そしてもし癌があるとわかっても手術をする気はない。癌があると知りながら生きるよりも、元気に今を生きていたい」と。

 医師が提案する治療に対して患者がそれを拒否したとき、医師はしばしば「インフォームド・コンセントを取得することができなかった」と感じてしまいます。この感覚に私は強烈な違和感を覚えるのです。なぜ「治療(もしくは検査)を行わず経過を見ていくことで合意した」という感覚を、医療者が持つことができないのでしょうか? それは、「医師としての自分が正しいと思っていることこそが、患者にとって正しい」という考えに、我々が縛られすぎているからではないか、私はそう考えます。

医療者、患者の両方が読める手引書が完成

 そういった思いから、この手引書は「こんなインフォームド・コンセントはおかしい」という違和感をベースに、また生命倫理学の専門家の方々や医療におけるコミュニケーションに詳しい方、実際に患者と医療者をつなぐ懸け橋として毎日仕事をされている方など合計15人の方々に手伝っていただき作成しました。私はこの手引書で、以下のことを強調しました。

・全部理解する、全部理解させるということを放棄し、お互いにほんの少ししか理解できないことを、前提として受け入れた上でのインフォームド・コンセントであること
・医療者の患者への説明よりも、医療者が患者の事情を理解することがインフォームド・コンセントにはより大切であること
・「人は迷うものである」ということ。すなわち、決断を保留したり、いったん行った決断を覆したりすることが大切であること
・何よりも、対話あっての決断であること


この手引書はユニークな構造をとっています。見開きページの中で、左は医療を受ける人が見るページ、そして、右ページは医療を提供する人が見るページになっています。インフォームド・コンセントの進行過程それぞれにおいて、医療を受ける側は何をすればよいか、提供する側は何をすればよいかが分けて書いてあります。そうすることで、医療を受ける立場の人は、自分が何をすればよいか知ることができると同時に、医療提供者がするべきことを知ることができます。是非一度現物を見ていただきたいです。以下のサイトからpdfをダウンロードできます。

●患者と医療者で「ともに考える」インフォームド・コンセントの手引き
http://www.ishisengen.net/information04.html

 さて、このようなことを書きますと、決まって出てくる反対意見は、「今のままでもインフォームド・コンセントは大変なのに、患者と医療者で一緒に考えて進めるなんて、そんなに時間と手間をかけていたら、いくら時間があっても足りないじゃないか?全く現実的じゃない!」というものです。

21世紀に目指すインフォームド・コンセントは「相談しよう、そうしよう」

 そうですね。現実的に変化しなければ意味がありません。それでは、まず説明するのをやめてみてはどうでしょうか? ちょっとラジカルすぎますかね。説明する時間を短くしてみてはどうでしょうか? たとえば、ある特定の病気を持った患者に対して毎回同じ内容を説明しているのであれば、事前にビデオに撮ってDVDやYouTubeなどで見てもらうなどの工夫をすることで、時間を短縮できるかもしれません。そして、その分直接対話するときに、自分からの話をぐっとこらえて患者の事情や言い分を聴く。そのような対話スタイルが今のインフォームド・コンセントには必要だと私は思うのです。

 西欧では、インフォームド・コンセントのプロセスについて、もっと患者側の選択する権利を強調すべきだという立場から「インフォームド・チョイス」という言葉の方が適当ではないかという話があります。また逆に、医療を提供する立場と受ける立場が、それぞれ情報や責任をシェアするべきだという主張から「Shared Decision Making」という言葉が適切ではないかという議論もありました。

 実は、日本語にはインフォームド・コンセントの本来の意味をより的確に表す言葉があります。それは「相談して決める」ということです。私は「相談」という言葉がとても好きです。相談という言葉には、主体とか立場の存在が希薄です。その分、「話されていること」に目を向けている感じがします。医療の良いところは、立場の駆け引きをする必要が(本来は)ないサービスだということです。だから、しっかり相手の話を聞きながら、患者にとって良いことについて自分の言葉で話し、相談を繰り返すことが現代の医療におけるインフォームド・コンセントのエッセンスなのだと私は考えます。

“相談しよう、そうしよう。相談しよう、そうしよう”(by ハイロウズ “相談天国”)
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以前、糖尿病の市民講座で、長年患っていると思われる患者らしき人が、何度も説明を受けていたであろう病気の説明を理解できず、講座の場で大立ち回りをしてしまった話を書きました。

私は、医師などの専門家が言うことを、一言一句理解することは不可能だと考えています。相手は専門家、こっちはタダの人です。“6歳の子供に教えるようにわかりやすく説明する”ことができるのは、アウトラインに過ぎないと思うのです。根本から理解するには、診察室での数十分では非常にむずかしいのではないでしょうか。
治療は、専門家だって迷う。タダの人はもっと迷うでしょう?

以上のように考える私は、この治療を選択した時のメリット・ディメリット、奏功率、奏功しなかった場合はどうなるか、、などの方に関心を持ちます。一生懸命病気を学んで治療を選択したとしても、治療が奏功しない場合もある。癌治療なんて、その確率の方がはるかに高いのです。
その時、自分をどうやって保つのか、を考えておいたほうがいいような気もするのです。

専門性の高い治療の話はアウトラインの理解に留めてよしとする、じゃ、だめ(・∀・)???

患者としては、まともな病院、誠実な医療スタッフを探すことに労力をかけることも大切かと思います。患者力が問われるのは、医療スタッフに「治してあげたい」と思われる患者になれるか、かなあ。
あ、私はギャンギャン言うほうなので、全く自信がありませんが( `▽)ゞ。

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なかのひと

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太る仕組み

2012年02月20日 | 病気・症状
皆さま、ご無沙汰しちゃいますた。
あまりの寒さに2度寝、3度寝、、、朝のゴミ出しにギリギリで起きる日々を送っています。あまり早く起きても寒いだけだも~ん。
家の壁が日差しで暖まるのを待って起きる感じです。目が腐りそうなぐらい寝ております。私は絶対、鬱病じゃないですね(^^;)。

今年は寒いので、基礎代謝が上がりっぱなしのようです。食べまくっているのに太りません。えへ。
でも、、、やはり食べまくっているので、顔に吹き出物が出始めました。うーむ。

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【太る仕組み解明へ一歩 脂肪感知役遺伝子の働き特定 京大など】 産経新聞  2012年2月20日(月)08:00


 高脂肪の食事を取った場合に、脂肪を蓄積したり、肥満リスクを高めたりする遺伝子の働きを、京都大大学院薬学研究科の辻本豪三教授(ゲノム創薬)の研究グループなどが突き止め、20日付の英科学誌「ネイチャー」電子版に発表した。肥満の治療薬への応用が期待されるという。

 辻本教授らは、体内に入ってきた脂肪をセンサーのように感知する受容体「GPR120」に着目。遺伝子異常でGPR120を持たないマウスを、低脂肪食と高脂肪食を与えるグループに分けて飼育し、体重や脂肪量の変化を正常なマウスと比較した。

 高脂肪食グループのGPR120がないマウスは、正常のマウスよりも体重や脂肪量が10~15%程度増え、内臓の脂肪細胞も肥大化。GPR120の機能低下が、肥満や脂肪蓄積に大きく関わっていると結論づけた。低脂肪食グループは、GPR120の有無による差は、ほぼなかったという。

 また、欧州の約1万5千人の遺伝子を調査したところ、約3%の人にGPR120の配列の一部に変異がみられ、正常な人に比べて肥満になるリスクが1・6倍高くなっているという。

 辻本教授は「肥満に関するより詳細なメカニズムを解明できれば、新たな治療薬の創出が期待できるのでは」と話している。
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“肥満遺伝子”ってイメージでしょうか。もしそうだとすると、本人が努力しても、肥満しやすいとは、なんと切ないことかと。

栄養バランスがしっかりとれた食事を続けていると、、、私の場合、たま~にジャンクフォードをドカッと食べたくなります。体が欲しているとも思うのですが。。。

現代社会は誘惑の食べ物が多いですね。
人間の体は、飢餓には慣れているのですが、飽食には慣れていません。おいしいと感じる食物が、自然のままの食品から、現代のような加工食品へと移り変わっています。自然界にはない高濃度の脂質や糖質を摂取するようになり、体が対応できていないのかもしれません。

一度おいしいと思った味は、濃度を低めると物足りなく感じます。最近、トマトやトウモロコシなど、野菜や果物の栽培技術が進み、味が濃い作物を作る技術が進んできました。糖度が高く、野菜というより果物みたいな作物も出現しています。この味に慣れると、普通の作物は水っぽく感じてしまいます。

私は完熟キンカンにはまっています。えへ。


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なかのひと

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逆流性食道炎が若者に増加

2012年02月15日 | 病気・症状
以前として寒い日が続いていますね。私のキーボードは金属せいなので、冷たくてタイプするのが辛いです。仕方ないので、プラスチック製のを買いますた。ちょっとましになりましたが、、、縦に長くて場所を取ります。やはり機能性デザインは大切ですわ。。。

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【<逆流性食道炎>若者に増加 欧米型食事、ピロリ菌保有率低下… 胃酸過多主因、薬で治療を】 mainichi online 2012年2月12日(日)13:00

 胸が焼け付くように痛む「逆流性食道炎」が増えている。欧米の人に多い病気だが、最近は若い世代を中心に目立つ。背景には胃がんを起こすピロリ菌の保有率の低下や欧米型食生活が関係しているようだ。

 「ここ数年、逆流性食道炎の患者が本当に増えてきた」。そう語るのは消化器治療が専門の鳥居明・鳥居内科クリニック院長(東京都世田谷区)。内視鏡で食道を見ると炎症を起こしており、かつて多かった胃潰瘍より目立つという。

 胃に入った食べ物は胃酸によって消化されるが、その胃酸が食道に逆戻りして、食道を傷つけ炎症を起こすのが逆流性食道炎だ。

 原因のひとつは欧米型の食生活。脂っこいものを食べると、消化のため胃酸の分泌が増える。脂肪の多い食事を続けると胃酸が分泌されやすくなり、逆流性食道炎になりやすくなる。

 もうひとつは、胃の粘膜の萎縮を通じて胃酸の分泌を抑える、ピロリ菌の保有率が減っていることだ。40代以上のピロリ菌の保有率は約6~8割と高く、かつての日本人に逆流性食道炎は少なかった。だが衛生管理が行き届いて母子感染が減り、10~30代の保有率は約10~20%と低い(国立感染症研究所調べ)。このため胃酸の分泌が増え、逆流性食道炎になりやすくなったのだ。

  ◇  ◇

 消化器病に詳しい本郷道夫・東北大病院教授によると、日本人の胃酸の分泌は、ピロリ菌の保有率の低下とともに70年代から増えてきたことが確かめられているという。本郷教授は「日本人の胃酸分泌はさらに増えることが予想され、逆流性食道炎はもっと増える」と予測する。

 このほかの原因には「胃を圧迫する肥満」「年をとり、胃酸が食道に逆流するのを防ぐ筋肉の衰え」もある。

 治療の基本は胃酸の分泌を抑える薬。一部は薬局でも買えるが、病院で医師が処方するプロトンポンプ阻害薬が効果的だ。木下芳一・島根大医学部教授は「最近、新しく出てきたプロトンポンプ阻害薬は効果に個人差が少なく、効きやすい。服用をやめると再発しやすいため、数週間は服用を続け、症状の経過を見ることが大事」と話す。

 予防策としては「脂っこいものを食べ過ぎない」「寝る直前に食べない」「食後は横にならない」などがある。鳥居医師は「胸の奥に何ともいえない不快感があったり、食べたあとにのどの異変を感じたら、逆流性食道炎を疑い受診してほしい」と話している。
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実は私は昨年の春頃から、喉に大きな違和感があり、耳鼻科でスコープ検査をしました。結果は粘膜が炎症しているとのこと。風邪薬を処方して帰ってきたのですが。。。

でもそれ以来、喉がつまったような感じは取れません。今年の健康診断でそれを医師に相談したら、やはりそういう人は多いと。暗に老化を示唆されたような気もします。

ピロリ菌を退治するというのが売りのヨーグルトも発売されていますね。発売から何年も経つのですが、結果はどうなんでしょう。ちょっと気になります。価格が普通のヨーグルト100ml・100円ほどに比べ30円ほど高いのですが、病気になったとしたら、しまったぁと思う値段の差となりましょうか。

なんだか、、、ヨーグルトが最強食品みたいなノリになっちゃったな、このブログ。でも、、、寒い時は食べたくないです。

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ヨーグルトとインフルエンザ2

2012年02月12日 | 新型インフルエンザ
未だに寒いですね。
今朝起きたら、喉に痛みがありました。ついに、風邪引いちゃったかなと思ったのですが、、、ちがう。これは花粉症。

北風に乗ってやってきた花粉が、とうとう粘膜で暴れだした模様。まぶたも重く、くしゃみも出だしました。ヨーグルトは粘膜を守る働きがあるとか言われていますが、、、毎日500ml食べていますが、実感はできません。

さて、以前にこのブログ「ヨーグルトとインフルエンザ」で紹介した商品が、メガヒットとなり、品薄というか、見たこともない状況です。

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【インフル対策用品好調 患者数211万人、予想以上の関心】 2012年2月12日(日)08:00 (産経新聞)

 全国でインフルエンザが猛威をふるう中、風邪薬やマスク、空気清浄機といった対策関連商品が爆発的に売れている。メーカー各社は新商品を発売するなど顧客の取り込みに躍起だ。ただ、患者数が211万人にのぼるなどインフル対策への関心は予想以上で、「食べると感染しにくい」とされる機能性ヨーグルトが品薄状態となるなど、店頭では混乱も起きている。

 ■ヨーグルト前年比5倍

 店頭で品薄なのは明治が発売する機能性ヨーグルト「R-1」。テレビ番組などで乳酸菌が免疫力を高め、インフルエンザに感染しにくくなる、などと紹介されて売れ行きが急増した。1月の販売数量は前年同月比5倍となった。

 明治ではR-1を生産する国内3工場で、ほかの商品の生産を休止して増産を進めている。それでも店頭では全国的に品薄で、商品が十分にそろう時期がいつになるのか、めどが立たない。店頭でも「各店の発注に対応できず、注文数に制限をかけている」(ファミリーマート)状態だ。

 ■マスク、風邪薬も

 マスクや風邪薬など、関連商品の売り上げも伸びている。大手スーパー、イオンでは2月上旬のマスクの売上高が前年同期比10%増。風邪薬は大人用が同20%増、子供用が同10%増と家族が一斉に具合を悪くしている姿がうかがえる。

 メーカー各社も新商品を発売して応戦している。白元は加湿効果のあるマスクにミントの香り付けをした新商品を発売。ライオンは泡状ハンドソープ「キレイキレイ 薬用泡ハンドソープ」の売上高が1月、計画比6%増と好調だったため、フルーツの香り付きの企画商品を限定発売する。

 ■各部屋に空気清浄機

 家電製品の売れ行きも好調だ。量販店大手、ビックカメラによると、エアコンの1月の売り上げは前年同月の1・5倍、加湿器は1・2倍にそれぞれ伸びた。空気清浄機は浮遊ウイルスの働きを抑制する効果のある新製品を中心に好調。同社池袋本店の売り場担当者は「インフルエンザ対策に敏感な消費者が増え、部屋ごとに購入していくケースが目立ってきた」と空気清浄機の市場拡大に期待を寄せている。
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ローカルラジオで、このヨーグルトの品薄状況を聴きました。乳製品の卸問屋に問い合わせてもないとのこと。

でも、、、食品って、薬のような即効性はありません。毎日地道に食べ続けてなんぼのもんです。インフルエンザが流行りだした頃、食べはじめるのは、インフルエンザの予防にはならない気がします。

あ、もちろん、ヨーグルトは栄養価の高い食品です。食べたほうが食べないよりいいでしょう。

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いいぞ、橋下市長!

2012年02月09日 | 生活
またもや寒波のどん底に入ってしまった数日間、皆様、いかがお過ごしでしょうか。

野菜が高いですねえ(´-ω-`)。この寒さじゃ仕方ないけど。
今日は近所のスーパーが、野菜の安売りをする日でした。私はトマトが大好きなんですけど、1個98円っていうじゃないですか。マイバックを2つも持って行ったんですけど。昼過ぎでほぼ売り切れだったそうな。特売コーナーには、大根の葉っぱが散らかっていますた(;-_-+ 

しょうがないから、トマトの缶詰(1缶100円)を3つ買って帰りました。缶詰はおいしくないですよねえ( ̄* ̄ )。

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【年金掛け捨て、維新版「船中八策」に…橋下市長】 2012年2月8日(水)08:42 yomiuri online

 地域政党・大阪維新の会代表の橋下徹・大阪市長は7日、次期衆院選の公約にあたる維新版「船中八策」に、年金の掛け捨て制や地方交付税の廃止などを盛り込む考えを明らかにした。

 市役所で報道陣の質問に答えた。橋下氏は年金制度について、「今までの考え方では財政がもたないことは誰もがわかっている。老後の生活をするための資金は、今まで蓄えた資産からまずは使ってもらうことを考えないと、日本は立ち直らない」と述べ、一定の資産を保有する高所得者層には年金を支給せず、保険料が掛け捨てになる制度を検討しているとした。

 地方の自立を促すため、国から地方への税源移譲を視野に、地方交付税の廃止を盛り込む方針も表明し、「明治以来のこの国のシステムを抜本的に変える」と述べた。経済の活性化策では、預貯金や土地・建物など資産に対する新たな課税制度を検討し、「できる限り民間で金が回る世の中にしたい」と述べた。
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>「今までの考え方では財政がもたないことは誰もがわかっている。老後の生活をするための資金は、今まで蓄えた資産からまずは使ってもらうことを考えないと、日本は立ち直らない」
>「今までの考え方では財政がもたないことは誰もがわかっている。老後の生活をするための資金は、今まで蓄えた資産からまずは使ってもらうことを考えないと、日本は立ち直らない」
>「今までの考え方では財政がもたないことは誰もがわかっている。老後の生活をするための資金は、今まで蓄えた資産からまずは使ってもらうことを考えないと、日本は立ち直らない」

そうだっ! そうだっ!! その通りだっ!!!  ヽ(゜◇゜ )

私は癌になるまでは、80歳ぐらいまで生きることを想定していました。んが、一度この病気になると、自分は癌体質だったんだなあとなる。70歳ぐらいになるまでは生きたいなあ、に変わっちゃったんです。

先日の政府案では、年金受給開始時期がどんどん後ろへずれていましたよね。70歳までの生存を目標にしている私には、年金なんて既に、完全なる“掛け捨て”気分です。もらえそうもないのに、払っている。ばっかみたいと思いながら、払っています。

若者に年金を払わない人が増えているのは、今までの考え方では財政がもたないことがわかっている。私と同じく、払い損だと思っている。だから、年金を払わないんじゃないですか?

「25年後には1人の老人を1人の若者が支える時代に」と表現されると、、、若者は「自分の生活は老人を支えるためじゃないよ(怒)!」と思うのが自然じゃないかと思うんですけど。若者の1/3が非正規雇用なんです、他人様を支える給料はもらえないでしょう。

私は、満額に近い額の年金をもらっている世代から先に、痛みを共有してほしいと強く望みます。しかも、今、開始しなくちゃいかん!
トマト1個買うのもためらうような人が、そういう人たちを支えているんですよっ(`・ω・´)。

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抗癌剤被害の救済はペンディング

2012年02月07日 | 社会
肺癌の治療薬イレッサ訴訟では、和解が勧告されました。その結果は、何をもたらしたのでしょうか。

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【抗癌剤の健康被害は救済すべきか】

日経メディカル2012年2月号「行政ウォッチ」(転載)

因果関係や適正使用の判定の困難さが壁に

副作用 化学療法(癌) 審議会・検討会
 現在は対象外となっている抗癌剤を、医薬品副作用被害救済制度に含めるか否か─。厚生労働省の検討会は昨年末、「直ちに実施可能と断言できる段階ではない」とする中間取りまとめを公表した。

 医薬品副作用被害救済制度(以下、救済制度)は、医薬品の副作用による健康被害を受けた人やその遺族に対し、医療費、障害年金、遺族年金などを支払う公的制度。サリドマイド訴訟、スモン訴訟を受けて1980年にスタート。現在は独立行政法人医薬品医療機器総合機構が業務を行っている。2009年度の請求件数は1052件、支給件数は861件、支給総額は17億8000万円に上った。財源は製薬企業からの拠出金だ。

 抗癌剤は当初から、「副作用被害の発生が予想され、それを受忍せざるを得ないと認められる」ため、救済制度の対象外とされている。だが、薬害肝炎事件を受けて設置された厚労省の検証・検討委員会の最終提言(10年4月28日)で、救済制度における抗癌剤の取り扱いを検討する必要があると指摘された。さらに、イレッサ訴訟の和解勧告を受けて細川律夫厚労相(当時)が「(抗癌剤を)適用対象とすべきという患者やご家族の心情・お気持ちは理解できます」との談話(11年1月28日)を発表した。



 これらを受けて、昨年6月に「抗がん剤等による健康被害の救済に関する検討会」(以下、検討会)が設けられた。座長の森嶌昭夫氏(名大名誉教授)は、1970年代に救済制度の創設を提言した1人だ。



 30年前と変わらぬ抗癌剤
 

 検討会の論点は、(1)救済制度の適用範囲(抗癌剤の種類、投与時期、健康被害の種類で絞ることが可能か)(2)抗癌剤と健康被害との因果関係の判定(3)適正使用の判定(4)抗癌剤の開発や使用に与える影響─など。製薬企業、癌の専門医、癌の患者団体、薬害被害者団体へのヒアリングも行われた。



 ヒアリングで、全国薬害被害者団体連絡協議会代表世話人の花井十伍氏は、「そもそも救済制度に除外医薬品があることが不満」と、抗癌剤も対象に含めるよう訴えた。日本臨床腫瘍学会副理事長の大江裕一郎氏は、抗癌剤では死亡を含む副作用が避けられないこと、抗癌剤と健康被害との因果関係の判定が困難なことなどから、引き続き対象外とするのが適切と述べた。リンパ腫の患者団体であるNPO法人グループ・ネクサス理事長の天野慎介氏は、事後的な金銭補償より、有効な治療薬に多くの患者が安全かつ迅速にアクセスできるようにすることを求めた。



 抗癌剤は、重篤な副作用が一定程度発生し、治癒に至る例が限られていても使用せざるを得ない面がある。議論を通じて明らかになったのは、こうした特徴は、分子標的薬が実用化された現在でも、大きくは変わっていないということだった。



 昨年12月27日に公表された検討会の中間取りまとめでは、抗癌剤は「他の一般の医薬品とは異なる制度運用上の課題が多くあり、現行制度の延長で直ちに実施可能と断言できる段階にはないと認められる」という慎重な表現となった。



 中間取りまとめには今後の課題として、個人への救済に限らず、より広い観点から検討する必要性が盛り込まれた。検討会は、厚労省が検討中の第2期がん対策推進基本計画や医療無過失補償制度の議論の進捗も見ながら、夏ごろに最終的な結論を出す予定だ。
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薬の効き目は一人一人違う。副作用の発現もしかり。
抗がん剤の使用となると、投与の対象は癌患者です。抗がん剤による治療の理屈を考えると、体には相当きつい薬ですよね。癌で体が弱っているところに、強い薬を入れるのですから、安全に治療ができる人というのは限りがあると推測します。

最近では患者への病状や薬の説明を、医師が時間をかけて行うようになったなあと思います。その一方で患者が、「そんなこと、聞いてないよ」と驚くという話を、時々テレビなどで見ます。
医師の説明後、患者がどのぐらい理解したか、それを確認してからでないと、抗がん剤の投薬は行わない。理解度のテストをする。不合格だと、その治療は行わない!?なんてことになるのもありかな、なんて思ったりしながら見ています。

患者側が様々な要望を出すのは、医療システムを構築する上で必要だと思います。一方、権利を主張するのなら、もれなく義務も付いてきます。起こりうる副作用についての同意書などの提出とか、(やっぱり理解度テストとか)、そういう方向を私は考えてしまいます。

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日本老年医学会が終末期医療への立場表明を改訂

2012年02月05日 | 患者の気持ち
寒波襲来により、靴下やシャツなど着て、翌日の格好になって寝ています(^^;)。朝、着替えるのにごっつい寒さを感じなくていいですよ。

でも。
昨夜はちょっと暖かかったし、電気毛布をダニ取りモード(最高温度)に上げて寝てしまったので、、、熱くて汗をかきまくってしまいました。こうして風邪を引くのであった。

ほんのちょっと暖かくなっただけなのに、心に余裕がでちゃったようで、、、朝食のパンにつけるジャムが切れていたので、勢いで金柑のジャムを作ってしまいました。金柑は種が多くて、いちいち取るのが面倒です。煮詰めるのに30分もかかるし。朝から一体、何をやっているのだ…( ̄_ ̄ i) 

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【日本老年医学会が終末期医療への立場表明を改訂】

治療の差し控えや中止を選択肢として示す


 日本老年医学会は1月28日、「高齢者の終末期の医療およびケアに関する立場表明 2012」を理事会で承認し、終末期の治療の差し控えや中止を考慮する必要性を学会として初めて明記した。



 日本老年医学会は、死を迎える高齢者の医療やケアの指針として、01年6月に立場表明を発表。10年以上を経た現在、患者中心の医療が定着し、死や終末期をタブー視する傾向が弱まったほか、自分なりの尊厳ある終末期を迎えたいと考える人が増えている。高齢者医療やケアの実態や意識のこうした変化を踏まえ、同学会は立場表明を改訂する。



 新しい立場表明は、「年齢による差別に反対する」「本人の満足を物差しに」「緩和医療およびケアの普及」など11項目からなる。



 最も大きな変更点は、治療の差し控えや中止にまで踏み込んだ点だ。今回の立場表明では、胃瘻を含む経管栄養や、気管切開、人工呼吸器装着などの適応を慎重に検討すべきとした上で、「何らかの治療が、患者本人の尊厳を損なったり苦痛を増大させる可能性があるときには、治療の差し控えや治療からの撤退も選択肢として考慮する必要がある」とした。



 患者に対して、「考えられる予後や終末期の医療やケアに伴って起こりうる病状経過についての話し合いと合意が必要である」ことを強調。その上で、患者の意思の確認が困難なケースでは、家族などと患者の意思を推定することや、事前指示書などの導入を検討することを推奨している。



 一方で、緩和ケアについて、「高齢者のあらゆる終末期において広く適用されることが望まれる」とした。現在、ホスピスの利用や疼痛緩和薬などの適応対象となっているのは主として癌患者だが、癌以外でも終末期に苦痛を伴うことは少なくない。



 改訂された立場表明は近く、日本老年医学会雑誌と学会のウェブサイトに掲載される見通しだ。
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先日、マスコミで大きく取り上げられた超高齢化時代の到来と合わせ、これは待った無しの重要な問題ではないでしょうか。「長寿の国」の中身を整理する時期がやってきたとも思えます。

終末期に苦痛を伴う病気は、癌以外にも存在するのですから、緩和ケアシステムは国が力を入れて行うべきでしょう。
「年寄りは苦しがって死ねというのかっ」と、高齢者がマイクに向かって叫ぶような事態にはしないで下さい。

そのうち日本もオランダのように、“安楽死”も公の選択肢となる時代が来るのかもしれませんね。ひょっとしたら、高齢化の進む先進国のプロトコルになるかも??

高齢者本人は死を望んでも、家族がそれを受け入れるに相当な葛藤があるでしょう。子供としては、親がどんな状態になったとしても、とにかく生きていてほしいと思うものです。親が意志表示できない状況であれば、治療の差し控えや撤退を申し出るのは相当なストレスになりそうです。

私は親のセデーションを選択する際、大変大変悩みました。やはり1日でも長く生きていてほしかったのです。しかし、苦しみの中で生かされるのは、私ならば絶対に嫌です。自分の身に置き換え、セデーションを選択したのですが、、、逝ってしまうと、もっと長く生きられたのではないかとか、もっと別の方法もあったのではないか…など、複雑な感情がわき上がりました。
家族に対する事前講習とか、事後ケアも、合わせて必要だと思います。

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抗エストロゲン薬「フェソロデックス」

2012年02月02日 | 病気・症状
寒波襲来ですね。
キーボードも冷たくて、タイプするのがいやですぅ(´Д`)。

この寒さのせいで、恐ろしい食欲です。とにかく脂っこいもの、くそ甘いものが食べたくてたまりません。で、がっつり食べるのですが、、、太りません!(・∀・)。

あまりの寒さで、皮下脂肪になる前にエネルギーとなって燃えてしまうようです。肉襦袢を着込むことができず、まぢで寒いです。真冬にBMIが18しかありません。部屋が寒いと、こーゆーことになります。やせたい方は、ぜひ、室温10℃以下の環境でお過ごしください。(奨励はしませんけど)


ホルモン依存性・閉経後の再発乳癌向けの新薬についてこんな記事を見つけました。
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【抗エストロゲン乳癌治療薬「フェソロデックス」、ピーク時は使用患者4000人見込む】


 アストラゼネカは1月17日、乳癌治療薬「フェソロデックス筋注250mg」(一般名フルベストラント)の説明会を開催した。同薬の効能・効果は「閉経後乳癌」で、閉経後の再発乳癌、もしくは進行乳癌治療薬として、すでに1種類以上の他の内分泌療法が実施された進行・再発乳癌の2次以降のホルモン治療に使用される。ピーク時の10年後には使用患者4000人、23億円の売り上げを見込んでいるという。



 フルベストラントは、抗エストロゲン薬に分類される。腫瘍内のエストロゲン受容体をダウンレギュレートしてDNAの転写活性化を抑制して腫瘍増殖を阻害する、国内初の「selective estrogen receptor downregulator」(SERD)だ。既存の内分泌療法薬とは作用機序が異なるため、既存薬剤で耐性を獲得している場合でも効果が得られる可能性がある。



 海外で行われたフェーズ3試験では、内分泌療法治療歴があるエストロゲン受容体陽性例で、閉経後進行性または再発乳癌例を対象として、フルベストラント250mgを4週ごとに筋肉内投与した群(SD投与群)と、500mgを初回、2週後、4週後、その後4週ごとに筋肉内投与した群(HD投与群)に割り付け、効果を比較した。主要評価項目である無増悪生存期間(PFS)の中央値は、HD投与群6.5カ月、SD投与群5.5カ月で、SD投与群に対するHD投与群の優越性が示された(ハザード比:0.80、95%信頼区間:0.68-0.94、P=0.006)。



 なお承認時における国内安全性評価(500mg投与)では、500mg/4週投与例の56例中38例(67.9%)に副作用が認められた。主な副作用は、注射部位疼痛(28.6%)、注射部位硬結(23.2%)、ほてり(14.3%)、注射部位そう痒感(10.7%)などだった。重大な副作用として、肝機能障害、血栓塞栓症が報告されている。



 フルベストラントの薬価は1筒(フルベストラント250mg含有)で5万313円。1回に2筒(同500mg含有)を使用する。投与法は、初回、2週間後、4週間後、その後は4週ごとに1回で、左右の臀部に1筒(250mg)ずつ筋肉内投与することとしている。
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10年後の使用者が4000人というのが多いのか少ないのかわかりません。んが、23億円の売り上げを見込めるというのは、すごいですね。研究開発などの諸経費を引いて、どれぐらいの純利益が見込めるのか、興味津々です。


ヒーターをつけているのですが、温度が上がらないっす(´Д`lll)。設定温度16℃にしていても、12℃です。ぎょえ~~っ( ̄□ ̄;)!!
寒波は、1週間後に2番底が来るらしいです。ぎゃぁぁ~~~っ

お酒を飲んで暖まりたいと思います。では。

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