乳がん患者のサロン2 - ノエル編

乳がん患者の皆様、このサロンでのびのびと雑談しましょう。くつろぎの場です。

がん治療と未承認薬

2009年02月26日 | 患者の気持ち
自分の癌に効きそうな薬が、日本では未承認薬だったら、あなたはどうしますか?
自由診療の10割負担が払える人なら、軽くクリアーするのかもしれませんけど。。。

日本でハーセプチンが未承認薬だった頃、10割負担だと、一回8万円強。世界では投与を52回行うのが標準治療でした。
自由診療代か、マンションの頭金か、はたまたハリーウイストンの1カラットダイアモンドリングか。。。

ハーセプチンの奏効率が100%ならば、何とかして自由診療を、と思うかもしれません。んが、奏効率3割となると、、、10人に7人は効かないのよねえ。
あ、あ、あ、私はダイアモンドを見つめて免疫力を高める道を選びそうですぅ。←光モノに弱い

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【がんや難病治療で、大病院の63%が「未承認薬使用」】Yomiuri online 2009年1月31日(土)08:12

 国内の300床以上の病院の63%が、治療で未承認薬を使用したことのあることが厚生労働省の調査で分かった。

 調査は、2007年11月から昨年1月にかけて、全国の病院、診療所494施設を対象に実施。247施設の回答を分析した。

 未承認薬の使用経験がある医療機関は32%。規模の大きい病院ほど未承認薬を使う傾向が見られた。使用された未承認薬は79種類に上り、がん治療薬が42%と多く、次いで難病治療薬が36・9%と続いた。
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この結果が治験も含んでいるのかは、わかりません。たとえば、抗がん剤の治療で承認薬を使い切ってしまった患者さんなら、未承認薬を試したい人もいるでしょう。

ハーセプチンのように、世界では既に標準治療となっていて日本の承認が遅れた薬ならば、当面の薬の副作用などわかっており、未承認薬を投与するのに不安も少ないのかもしれません。

しかし、世界的に未承認の薬ならば、どうでしょう。
思いもしない重篤な副作用とか、運悪く副作用死とか、、、そのリスクが高いのが未承認の薬でもありますね。

先日、鳥インフルエンザのワクチンの初接種が行われました。参加者は医療関係者が多かったようですが、幸いにして、副作用死をおこした人は今のところいません。
「初接種」に参加するのは勇気がいりますね。

全く未知の薬を選択するのは、よく考えて覚悟を決めなくちゃと思う人、<ここをクリックよろしくね~ >

なかのひと

This blog “The salon of breast cancer women authored by Noe:l” is able to read in Japanese:-)

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