乳がん患者のサロン2 - ノエル編

乳がん患者の皆様、このサロンでのびのびと雑談しましょう。くつろぎの場です。

氷室冴子さん早過ぎた死

2008年06月07日 | まんが
<訃報>「なんて素敵にジャパネスク」の氷室冴子さん51歳 6月6日18時50分配信 毎日新聞
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氷室冴子さん51歳(ひむろ・さえこ<本名・碓井小恵子=うすい・さえこ>作家)6日、肺がんのため死去した。葬儀は10日午前9時半、東京都新宿区早稲田町77の龍善寺。喪主は姉木根利恵子(きね・りえこ)さん。

 北海道岩見沢市出身。大学在学中の77年、「さようならアルルカン」で小説ジュニア青春小説新人賞の佳作に入選してデビュー。平安時代が舞台の「なんて素敵にジャパネスク」シリーズが大ヒットし、80年代から90年代にかけて田中雅美さんらと集英社コバルト文庫で「コバルト四天王」と呼ばれ、少女小説を代表する一人として活躍した。他に「ざ・ちぇんじ!」「クララ白書」など。
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あ“-っ、びっくりした、、、これはショックだわ。。。

彼女の作品「なんて素敵にジャパネスク」、これはおもしろかった。漫画にもなったけど、彼女のテイストは比較的漂っていると思います。

当時はバブルの絶頂期で、少女漫画界は学園モノやSFモノに押され、何をいまさら古典なの?って雰囲気があった。
コバルト文庫がどっさどさ出版されたけど、どの作家も似たような読後感の中、彼女の作品は新奇な味がしましたっけ。

彼女は平安という雅な世界を、初めて少女たちに送り届けた第一人者だと思います。

この作品がきっかけで、私は平安時代に興味を持ち、源氏物語を読破しました。
まだ51歳、作家としてはこれから一花も二花も咲かせようという時期でしょうに、何とも残念です。
謹んでお悔やみ申し上げます。

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なかのひと

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