グリルパンで焼かれるチーズ。
その名は「ハルミ」。
きっと、女の子にちがいない。
キプロスのチーズで、今回初めて食べる機会がやってきた!
手持ちの本を紐解くと、日本では「ハロウミ」と表示されることが多いけれども、現地読みでは「ハルミ」が正しいということらしい。
塩分が強いため、塩抜きして弱火でじっくり焼いて食べるとのレクチャーのもと、
カットして、まずは水に浸して塩抜きから。
噛むとキュッキュっというおもしろい食感が、面白くなんとも新鮮。
お味の方は、とってもミルキーで すこぶるうまい!
どんなに焼き目をつけられようが、溶けることのないチーズ。
不思議なチーズ、ハルミちゃん。
表面にチラリと見える緑色のものはミントだそうで。
牛だの羊だの山羊だのいろんなものがミックスされているのね。
成分表は、
熱量310kcal 蛋白質20.0g 脂質25.0g 炭水化物1.0g ということらしい。
このきっちりすぎる端数がアバウトな気も。
一般的なプロセスチーズとほぼ同じ、そしてカマンベールともほぼ同じだわ。
肉と同じぐらいの蛋白質量にも驚くけれども、脂質の多さも改めて思い知る。
カロリー計算の際の元となる『食品成分表』には、ナチュラルチーズの成分は記載されていないものも多く、すっかり市民権を得ているモッツァレラチーズでさえ五訂の成分表には未掲載ゆえ、こういった成分が表示されているチーズはとても貴重なのです。