ALL or NOTHING

私は、メイクが得意ではない。
故に、出勤する時も遊びに行く時も、まったく同じ芸のないメイクを顔面に施して出掛ける。
化粧品にもこだわりはナイため、一度購入したらなくなるまで同じモノを使い続ける。
（あ、だから同じメイクをすることになるのだな。）
次に購入するものは、その時の気分で決定する。

化粧水。乳液。ファンデーション。
アイライン。アイブロウ。アイシャドウ。
ビューラーで逆さ睫毛を上に向け、マスカラ。
口紅。時間があればリップグロス(大抵ナイので省略する方が多いがな)。

せっせと顔を作る私に、ハルトくんが尋ねた。
「千矢っていつも同じ化粧してるみたいだけど、薄化粧ってものはナイの？　ファンデーションだけとか眉だけ書くとか」
「ナイね。すっぴんか、がっちり塗るかのALL or NOTHINGですよ」

すると爆笑したハルトくんは、ややあってこんなコメントをした。
「ALL or NOTHING って、そのままちやのキャッチフレーズみたいだよね！」

どういう意味かしらダーリン？
しかし言いえて妙。

君の名は

会社で使うパソコンの、マウスカーソルを「ぴちょんくん」にしている。
ダイキンエアコン「うるるとさらら」のイメージキャラクターだ。
かわいいマウスカーソルで、楽しくお仕事をするのだ♪

さて、今日も楽しく（無理やり）仕事をする私の後ろを、とある先輩が通りかかった。
別のシステム担当の管理者のため、私と仕事で絡むことはないのだけれど。
低い声で関西弁を操る彼は、外見は正直言って強面である。
その先輩が、私のパソコンの画面を覗き込んで言った。

「お、コレ『ちょびんちゃん』やろ」

誰！Σ（゜□゜）

自信満々に言い放たれたので、一瞬何を言わんとしているのかさっぱりわかりませんでした。
どんなキャラなんだ『ちょびんちゃん』。
面白すぎる。

19時58分

天気が悪いので、定時で会社を出た。
マイカー通勤の先輩に送っていただいたので、いつもより早く家に着くことができた。
買い物をせずとも、今日の夕飯は困らない。
家に着いたのは、18時55分。

録画しておいたドラマを観る。
ハルトくんが帰宅するのは、最近は22時半以降。
食事の支度、その他の家事は、20時半に始めれば余裕だ。

19時半。
ドラマが面白くなってきたところで、携帯が鳴る。
コール3回。メールだ。

『今日は早いです。あと30分くらいかな？』

はい？

ドラマを最後まで観て、別のバラエティー番組を観始めたところで、ハルトくんが帰宅した。
タイトルの時刻である。
当然のように、食事の支度などしていない。
私には私で、いつものペースがあるのだ。

食事の支度ができていないので、時間も早いし、どこかに食べに行く？
返ってきた返事は、「家で食べたい」。
今日のメニューは考えてあったので、「じゃ、たまには作って♪」とおねだりしてみた。
時間も早いし、その間、私は洗濯物を畳んでハルトくんのワイシャツでも洗うかな、と考えたから。

返ってきた返事は、「いいよ」

しかし、キッチンへ向かう足音は荒く、肩越しに聞こえたセリフは「あ゛ーっ！ さっさと作って休みたい！」

もうイイ。すっこんでろ。

「イイ。やっぱイイ。休んでてイイよ」
キッチンからハルトくんを追い出し、夕飯を作る。
出来上がると同時に、ベッドでうたた寝したりソファーで漫画を読んだりしているハルトくんを呼びつけ、食事。
食事の後は、食器を速やかに片付け、当然洗い物を済ませ、キッチンもキレイに片付けて、洗濯物を畳み、新たに洗濯モノを洗濯機で回す。
合間にPCを立ち上げ、ウォークマンの充電。
Windows Updateとウィルス定義のUpdateを掛け、洗濯が終わるまでネットチェック。

ハルトくんがその間何をしていたかというと、お風呂掃除くらいっすか？
ええ、ありがとう。
いつもはシャワーだものね、たまにはお風呂沸かすのもいいやね。

私の家事の捌き方に驚いたのか引いたのか、「洗濯はしなくていいよ。（疲れてて）手伝えないし」とのお言葉。
でもね。
早い時間に他の家事が片付いている今日、手伝ってもらわずに1人で洗濯するのと。
明日何時になるかわからない中、結局1人で洗濯するのだったら。
さっさと今日やってしまった方がイイに決まってるだろう。
どちらにしても、あなたはやらないんだから口を出してくれるな。
そんな王様な優しさなど、私はイラナイのだ。

休日、びっくりするほど私は家事をやらない。
遊ぶのに全エネルギーをつぎ込むからだ。
休みの日にまで、働きたくなぞナイからだ。
（必要最低限くらいはやりますがね、極力やらないで済むようにしている）

だから、平日はガンガン家事をこなすことにしている。
驚こうが引こうが、コレが私のペース。
邪魔をしてくれるな。
でなければ、早く帰って来た日くらい、少しは手伝ってみたらどうだい？
やってくれないわけではないけど、家事の負担は圧倒的に私のが多いと思うのだけども。
平日できないのは、遅くまで仕事をしているから仕方ないとしても、休日は大抵同じくらい遊んでいるんだからさ。

こないだの週末、君は暇を持て余しているのにも関わらず、洗濯機のひとつも回していなかったことに、私は軽く引いたぞ。
※私は泊り掛けで出掛けていました。

[軽井沢⑨] おまけ

軽井沢編・最終回です。（長かった…）
つっても、もはや軽井沢ですらナイ話ですけどね。

帰りに寄った、横川のインターでのお話。
横川といえば、おぎのやの「峠の釜飯」！
お昼ご飯を食べようと寄った横川インターでは、ベンチに座って釜飯を食べている人がほとんどでございました（＾-＾；
もちろん、私達も例に漏れず釜飯を楽しんだのではございますが。

釜飯を食べて、会社にお土産を買おうかな～とみやげ物売り場をうろうろ。
そこで、こんなの見つけました。

　「峠の釜アイス」抹茶小豆とフルーツアイス

わはははは、知らなかったー！
テレビでも紹介されたことがあるらしいですがね、ホントによく出来てますよコレ。
ちゃんと小さなお釜に入っているのがウケる。
抹茶小豆は普通に美味しいのですが、フルーツアイスの釜飯の具の再現っぷりが楽しいっ♪
椎茸がチョコレートでできてたり、筍がパイナップルでできてたり、紅生姜がチェリーのシロップ漬けでできてたり。
しかも美味い。

他にも、峠の釜ドロップなるお土産を購入。
中身は信州りんご飴。
弥生さん＠姉貴のお土産に持っていったら、超ウケてました。
わははっ。

箇条書き。

今日はちゃっちゃと済ませたいので（コラ）、あったことだけ箇条書き。
記事と言いつつも、結局はただの日記だからさ。

21日。
中学時代の友人宅に泊まり込みで、来月結婚する子のプレゼントに、手作りのアルバムを作る。
3人集まって当日写真を貼るだけの状態まで作成する予定だったのだが、当然のように飲みまくりで作業はほとんど進まず。

22日。
朝ご飯を食べた後、アルバムの作り込み。
夕方には私の担当分の箇所は出来上がったため、お先に失礼して帰宅。
おばちゃんが持たせてくれたおかずで、本日の夕食は済ます（＾-＾；
ハルトくんの弟・マサトくんが遊びに来ていたので、夕食を一緒に食べる。
その後、ハルトくんとまったりお酒。

マサトくんが持ってきてくれた、浦沢直樹「20世紀少年」21冊。
ガンガン読み込むことになりそうです。