逆行。

近所の花火大会が今夜であることを、サッカーの集合場所でママ達から聞いて知りました。
コンビニやスーパーなどにポスターが貼られていたそうですが、全く気がつかなかった！
以前は保育園のお友達家族と一緒に、早朝からパパ達が場所取りに行ってくれて、宴会しながら特等席で大輪の花火を楽しんだものでしたが、こうもサッカー漬けではハルトくんを場所取りに差し向けることもままなりません。つーか忘れてたし。

これはサキヒナが行きたがるかな？
どうする、近くまで行って見るくらいする？
でも最高ポジションでの観賞を知ってるだけにショボく見えそうだし、そもそも会場に近寄るとものすごい混雑で、離脱するのも難しいよね？
行かずに済むものなら、しれっと済ませたい…！

他の魅力的なものをぶつけてやることにしましょう。

会場とは駅を挟んで逆方向の、回転寿司の予約を入れてみました。
サキヒナは花火などのイベントも好きだけど、「混雑する中、中途半端に参加するくらいなら行かなくて良い」というスタンスなので、この作戦で十分でしたね。
要領の良さや小賢しさも育っているので、「皆が混雑する花火大会会場へ行く中、空いている寿司屋で楽しむ」というのがどこか優越感を感じるのもわかってる。（ニヤリ）

この作戦が実にハマりましてね。
駅からゾロゾロと人々が歩いてくるのを眺めながら反対側の歩道を自転車で進み、回転寿司で美味しく食事をした後外に出ると、ちょうど花火が始まったところでした。
逆方向に来てはいますがモノは夜空に炸裂する花火なので、大きなものや高く上がるものは十分見えます。
寿司屋周辺のマンションのベランダから見ている人達も結構いるし…。
少し開けた駐車場に差し掛かったので自転車を止め、その場にいた数組の家族と一緒に花火を眺めることができました♪
サキヒナも見えるものなら見たい、と喜んで見ていましたし、花火が開いてから時間差で聞こえる炸裂音に疑問を持ったり、その音に合わせて飛び跳ねながら、楽しそうにしていました。
光の速さと音の速さに違いがあるなんてところに疑問を持つ辺り、ただ綺麗だねって花火を眺めてるだけより話題が広がって良かったと思います。
今度図書館で、そういうの調べてみよっか。

チラリとでも楽しめて良かったです。
夏の風物詩。