Alohilani

何てことナイ毎日のつぶやき。
取るに足らない日常のアレコレ。

髭の理由。

2015-12-14 23:19:18 | Weblog
サキヒナとお風呂に入ってる時、なぜか髭の話になりました。
どんな話の流れだったのかは正直覚えていませんが、何か男児ならではのくだらない発想からだったように思います。

「ヒゲはどうして、こどもにははえナイの?」
「だってカッコ良くなっちゃうじゃん! 髭は、カッコイイ大人にしか生えないんだよ!」

年中の素朴な疑問に自信満々で答える小1ですが、内容はまだまだ可愛いものです。
ママは第二次性徴がうんぬんとか、この際無粋な正解は黙っておくこととします。
その代わり、的外れな方向に誘導してみますよ。

「カッコイイんだ髭。じゃあさ、サンタクロースはカッコイイの? 超髭じゃん。じいさんだけど」
「カッコイイよ! プレゼントくれるし、煙突とか超登るからカッコイイでしょ!」
「じいさんすげぇ!!」

確かに一晩で幾つの煙突を昇降するのかワカリマセンが、そこがカッコイイポイントだったとは思いませんでした。
そろそろ腹筋が崩壊しそうです。
そしてまたしても、ヒナタが素朴な疑問を投げかけてきました。

「どうしてヒゲは、おんなのこにははえないんだろう?」
「確かに。ママにも生えないし生えても嫌だし」

嫌なんだ。(笑)
ママも嫌だよ。髭生えたら。

「やっぱ、可愛くナイからじゃナイ? 髭生えたらカッコ良くなっちゃうじゃん」
「そうかぁ」

キレイに纏まり掛けたところで、ちょっと意地の悪い問いを更に投げるママ。

「じゃあ、可愛くナイ女の子になら、髭は生えるのかな?」

するとサキタはハッとしたようにぽんと手を打ち、納得したように声を上げるではアリマセンか。

「そっか!! だから女の子には生えないんだね。だって、可愛くナイ女の子なんてこの世にイナイもんね!!」
「そうかぁ!!」

断言しました。Σ(゜д゜;
そして年中、同意・納得しました。

しかし、その発想にはちょっと驚きました。
「可愛くナイ女の子には髭が生えるかもしれない」→「実際に生えてる女の子はイナイ」→「皆可愛いから髭生えてナイ」ということでしょう?
全ての女の子が可愛い件については、以前プリキュアを例にこちらが咎められるかのような展開で話をされたことがありましたが、その考えは基本的に変わってはイナイようです。
自分にとってのマドンナ的存在、好きな子は決まっていても、それでもなお全ての女の子は可愛いのだという認識。
どこのプレイボーイだ。(-_-;
まぁ、クラスなどの女の子達を「ブス」などと罵るようなことはなさそうですね。
周りから突出してこそ美、選別という残酷を含むからこそ美は美足り得るのだという考え方もありますが、それも無粋なので黙っておこう。

…という会話があったことをハルトくんに話したところ、「ピュアだねぇ… (*^-^*)」とほっこりしていました。
君がとうに失くしたハートだね! (私もか)
サキヒナには、いつまでもそのピュアな気持ちを忘れないでいて貰いたいものです。