Alohilani

何てことナイ毎日のつぶやき。
取るに足らない日常のアレコレ。

薄手の上着と兄弟愛。

2013-01-21 23:21:12 | Weblog
冬場の保育園では、日中のお散歩用に薄手の上着を用意するように言われます。
朝は寒いし、自転車で風を切って登園する子も少なくナイので、皆がっちりとダウンやダッフルコートなどを着込んでくるのですが、それではせっかく公園に散歩に出ても動きづらく、遊びには適さないのです。
サキヒナは特に朝早くに登園(クラスで1,2を争う)するため、やはりダウンコートを着せてはいますが、それだと散歩の時には動いて暑くなってしまったり、そもそも動きづらかったり。
なので、フリースの上着をロッカーに入れています。(ヒナタはクラス毎の専用Boxがある)
それじゃ寒くナイかなぁと思うのですが、サキタ本人は「丁度イイよ♪」と言うし、先生も「そのくらいがイイです! あまりに寒い日は、お散歩も止めて室内遊びに切り替えますし!」と言ってるんだから、丁度イイんだろう。

で、その薄手のフリースの上着を、ヒナタがとても気に入っているらしいのです。
サキタのお下がりのGAPなんですが、動き易いのがわかるのかね?
それを見ると、喜んで着たがるくらいには好きなようです。
それはイイのだけど、保育園からの帰りにそんな薄着で自転車には乗せられるわけがナイわ!
今日はフリースが視界に入ったわけでもナイのに、ダウンを着るのを拒んでフリースを要求。
それはもうぐずぐずとしつこかったので、早くサキタのお迎えにも行かなければならないママはイラついてきましてね。
ダウンを広げて内側をヒナタに向けたまま、低い声で「ママだけ帰るぞ」とぼそっと言った。
すると、一瞬で「ん!」とダウンの袖にずぼっと腕を突っ込んだというね。よくわかってんじゃねぇかコラ。
つくづくヒナタは、喋りこそしないがこちらの言うことは詳細に理解してると確信するよね。

更に、やっとダウンを着せたところでヒナタが何か言ったのを、「にぃに? にぃにって言った?」と聞いたら、「にぃにってってナイお(にぃにって言ってナイよ)」とかサラリと言いやがりました。
「2歳近くまで喋らない子は、頭の中に言葉を蓄積しているので、喋り出すと早い」とは聞きます。(単に慰めだとも思ってるけど)
ヒナタの頭の中身は、2歳当時のべらべら喋りまくっていたサキタと、そう変わらナイのだと思いますわ。多分な。

ようやく辿り着いたうさぎ組の部屋。
ヒナタはくるりと見回してサキタを見つけるや、「にぃにー!」とダッシュ。
笑顔で両手を突き出し、駆け寄って来る弟に気付いたサキタは、床に広げて読んでいた絵本を閉じて立ち上がり、こちらも両手を広げて受け入れ態勢。そして、ひしっ!!と抱きあう兄弟。 オマイら、どんだけ仲良しだよ。
もうこれも毎日の光景ではあるのですが、他のママや先生に好評を博していますよ。
サキタのお兄ちゃんっぷりを褒められたり、ヒナタの懐き具合に感心されたりと、「実に理想的な兄弟像」を演じているサキヒナは、家でもこの調子です。
玩具の取り合いとか、ヒナタからサキタへの暴力や(逆はナイ)、サキタからヒナタへの怒鳴り付け(逆はナイ)などは日常茶飯事なのですが、ママに一喝された時の「僕達仲良くしてるよ? イイコだよ!」アピールの結託ぶりは半端ナイよ!
やはり共通の敵(恐怖刺激という意味で)がいると、仲良くなるってことなのかしら。