Alohilani

何てことナイ毎日のつぶやき。
取るに足らない日常のアレコレ。

階段、のぼる。(長文)

2008-01-25 20:23:05 | Weblog

一段落つきましたので、ご報告。


家、買いました。(マジで)


で、今日引き渡しの手続きを終え、鍵をもらって名義が正式にハルトくんになりました♪
不動産契約から引渡しまで、10日。バカです。(スケジュールが)
ローン申し込みから引渡しまで、4日。アホです。(だからスケジュールが)
不動産会社担当者も銀行担当者も驚きの、スピード決済です。
どちらも、会社の記録を塗り替えたぜ!
この記録を更新されることは、おそらくナイであろうよ。

この物件に出会ったのが、14日。
その日のうちに申し込みをしたものの、締め切り前に私達よりも好条件(建設業者の希望額をキャッシュで支払う)を提示した買い手が現れたため、購入権利がそちらに流れてしまいました。
不動産会社の担当者も店長も、思わぬ事態に慌てて建設業者へ乗り込んでくれたそうなのですが、やはりキャッシュという条件の前にはどうしようもなく。
夜、わざわざ我が家にお詫びに出向いてくださったほど。
それが、14日の記事。

しかし15日になって、その買い手が提示してきた好条件を満たすことができなくなったと連絡が入ったのです。
(まあね。家買えちゃうくらいのキャッシュが1日で用意できるってどんな富豪だと思っていたけれどもね。やはり無理があったか)
そして、購入権利一番手が私達のところに転がり込んできたわけさ。
更に、1月中に決済してくれるのなら、申し込み金額(建設業者の希望額よりやや低い)でイイとのこと。
さすがに少々迷いましたが、その日のうちに手付けを打ち、契約したのでした。

そこから怒涛の10日間。
ハルトくんは本当に頑張ってくれました。(*´ω`*)
営業職ゆえに難しいスケジュールを何とか調整し、有休を取って。
不動産契約、銀行とのローン説明、そして時間のナイ中ローン計画を熟考し、ローンの申し込み、その他諸々。
私に一切の負担を掛けないようにと、夜遅くまで。
(私はその間、相談されたら意見を言うくらいで、仕事も生活も変わりなく過ごしていた)

そして今日、「最後の手続きは、是非ともちやも一緒に」というハルトくんの言葉に、私も一緒に銀行やら不動産会社やらに出向き、引渡しをしてきました。
私達にとっては人生最大とはいえプライベートの買い物ですが、売り手の建設業者・仲介の不動産業者・銀行にとってはビジネスの場。
普段パソコンに向かって仕事をしているだけの私にとってはその空気は重苦しく、それだけで息が詰まりそう。
(いや、真剣な表情ながら和やかな雰囲気もあったけどさ)
名刺交換から始まった手続きは、耳慣れない難しい言葉が飛び交い、幾つもの書類に署名と捺印が繰り返され。
私はもう呆然と、ハルトくんの手続きの様子を眺めるしか出来なかったのですが。
ハルトくんはちゃんと明細に書かれた金額のあれこれをチェックして指摘や質問をしたり、書類の項目について話をしたりしていて、きちんと理解している様子…。

頼りになる旦那様で良かったなぁ♪ カッコイイ!(*^-^*)

と同時に、これまでのこういった場には「時間もそれなりに掛かるし、重い話で疲れちゃうから」と私の体調を気遣って無理に参加させず、1人で頑張ってくれたことに感謝。
うん、そんなことしてたら私、ぶっ倒れてたと思うわ。

家探しは、1年半ほど前からちびちびとしていました。
新築・中古マンション、新築・中古戸建。
エリアは今住んでいる東京のどっか西の方で、できれば今使っている路線沿線。
なるべく駅近で、通勤が変に辛くならナイように。
建物はもちろんしっかりしていなければ困るし、間取りもそれなりに使いやすくなくては。
値段も、月々のローン返済があまりキツくならない程度で。
でも、今住んでいる町は、人気が高いのです。
全ての条件に合う物件など、あるわけがナイのです。
更にいろいろ見ていくうちに、素人ながら知恵もついて、チェックポイントはどうしても増えてしまう…。

けれど運のイイことに、付いてくれた不動産屋の担当営業マンはとても感じのイイお兄さんで、いろいろ教えてもらえました。
ちょっとやそっとではOKを出さない私達に「もう高瀬さんには、本当に良い物件しか紹介出来ないですよ(^-^;」とかなり紹介物件を厳選してくださっていました。
根気強く付き合ってくださったこのお兄さんには、本当に感謝です。
今回の物件が出た時も、真っ先に連絡をくださった様子。
(衝撃の好条件&価格だったため、もう入れ食い状態の物件だったのです。早く決断した者の勝ちですから、すぐ教えてくれたのは大きかったと思う)
最後の契約まで、(スピード決済ということもあり)完璧にサポートしてくださいました。
ここで名前を出しちゃいたいくらいに、信頼の置ける「デキる営業マン」でした。
最悪、検討エリアを変えなければいけないかと思うくらいでしたので、このお兄さんから買えて本っ当に良かったと思います♪

持ち家率No.1を誇る富山県民の血でしょうか、ハルトくんは「家」に対する想いやこだわりは大きいようです。
実際の物件探しを進めながら、本を買って物件の選び方やローンについての勉強をしてくれていました。
将来掛かってくると思われるお金や得られる予定の収入を想定して、資金計画を考えてくれていたり。
(私は計画を立てたりが非常に苦手なので助かる)
それもあって、今回の即決&スピード決済が実現できたというもの。
チャンスの神様は前髪しかナイので、準備を整えて待ち構えてないと掴むことは難しいのです。

そして、ハルトくんが家選びの条件にこだわる大きな理由の一つに、「東京に家を買う」ことへの葛藤があったことも、私は知っています。
ハルトパパ・ハルトママは富山県に住んでいます。
何も言わないけれど、いつかは私達夫婦が富山に行くことを、望んでいたかもしれません。
ご存知のように、ハルトくんは長男です。
三兄弟を立派に育ててくれた恩を、長男としての責任を、ずっと強く感じていたことを知っています。
けれど大学進学で上京し、そのまま東京で就職し、そして家を持ちたいと思っている自分。
結婚したのは、親戚一同関東に集結し、埼玉で育ち、東京にいたいと言う嫁。
「今すぐどうこうということはナイけれど、両親に何かあった時には、ちやには悪いけど富山へ行くことを考えてる」
だからこそ購入するには、いざという時に売却できるよう、好条件の物件である必要があったのです。
家を買うとは、長くそこへ住むということ。
それでもハルトくんは、絶対に動けない状況に陥ることなく、いざという時に対処できる状態でありたかったのです。

購入自体は突然の出来事でしたが、そしてバカみたいなスピード決済でしたが、これまでよくよく考えていたからこそのこと。
結果的に、イイ物件を手にすることができたと思います。(^-^)
人生の階段をまた一歩、のぼったように思います。
これからローンをしっかり返していかなければいけませんけどね!
頑張るよ!


で、結局どんな家になったのさって?
そう広くはナイけれど土地付き新築2階建ての戸建で、車もナイくせに駐車場有り(ただしあまり大きい車は無理)。
最寄り駅は賃貸の今と変わらず、むしろ近い駅歩4分(嘘。私の足でも3分だ)。
一応南向きで日当たりは確保。
浴室乾燥機や食器洗い乾燥機などの設備はついていませんが、余計な便利さは好みでナイので寧ろなくてイイ♪(ウォシュレットもついてるけどいらなかったなー)
2月いっぱいでオプション工事やエアコンの取り付け等を整え、引越しは3月初旬の予定です。