Alohilani

何てことナイ毎日のつぶやき。
取るに足らない日常のアレコレ。

祈り。

2007-08-27 23:45:19 | Weblog

一夜明けて、告別式。

昨日に引き続き、参列者の見守る中、式は進行する。
やはり戸惑うところはあったけれど、気持ちだけはうんと込めたつもりだ。
お通夜では何とか堪えたものの、棺にお花を入れ、最後のお別れの時には、こみ上げる涙は堪えられるものではなかった。

結婚して2年、お会いした回数は本当に少ないものの、いつも優しく迎えてくれて、可愛らしい笑顔を見せてくれたおばあちゃん。
訪問を喜んでくれて、「姉ちゃん」と呼びかけてくれたおばあちゃん。
大好きなおばあちゃん。
短い間だったけど、あなたの孫になれて嬉しかった。
あなたをおばあちゃんと呼べて嬉しかった。
ありがとうございました。

火葬を終えて小さな骨壷に収められたおばあちゃん。
お疲れ様でした。
もう痛いことも苦しいこともナイよね。
ゆっくり、休んでください。

皆で食事を取り、今日のスケジュールは終了だ。
ハルトくん・ナオトくん・私の3人は、そこで喪服から平服に着替え、東京へ帰る。
着替えを済ませ、荷物をまとめると、出発前にご挨拶。
伯母さんに、「あまり気を落とし過ぎないように、お元気でお過ごしくださいね」と月並みなセリフで声を掛けると。

「落とす!」

え、そんな力一杯断言!? Σ(゜□゜;

「姉ちゃん帰ってしまったら、寂しくなってしまうわ~(´-`)」
「また富山に来た時には、こちらまで足を伸ばして寄らせていただきますから(^-^;」
「うんうん、また遊びに来てねぇ~(´-`)」

そしてハルトママに向かって、
「ホントにイイ姉ちゃんやわ~、半分くれ
「こらこら何を言ってるの~(^-^;」

は、半分? Σ(゜□゜;

お笑い・元気担当、お役目全うできたってことでしょうか。何か違うけど。orz
すっかり気に入っていただけたようで、良かったです。
お姑さんが2人に増えた気分っ。

ハルトママもすっかり気落ちしてしまっているように見受けられるので、心配。
しばらく、メール強化キャンペーンにしよう。
気が紛れるような、ちょっとぷっと噴き出しちゃうメールを送ろう。
やっぱり、笑っていた方がイイ。
おばあちゃんも、きっとその方がイイ。

そんなことを考えながら、帰途に付いた。


ピンクのコスモス畑を背景に、笑顔で手を振るおばあちゃんの写真。
お花が大好きだったというおばあちゃんらしい、キレイな写真だ。
2週間前にお見舞いに行ったとき、「コスモス畑に行きたい」と言っていたおばあちゃん。
天国にはお花畑があるというけれど、そこに、コスモスは咲いているのだろうか。
キレイなコスモスが咲いていることを、おばあちゃんがそこでゆったりとした時間を過ごせていることを。

ただ、祈ろう。