Alohilani

何てことナイ毎日のつぶやき。
取るに足らない日常のアレコレ。

教えてやるわけもなく。

2007-05-17 23:31:36 | Weblog

帰りの電車。
一駅で降りるその車内で、すぐそばに立った男子高校生2人の会話を、聞くともナシに聞いていた。
本を読もうと思っていたのだが、耳障りな話し方と、大きな声で、否応なしに耳に入ったのだ。

交わされるくだらない会話。
だらしのナイ態度。
込み合った車内で、荷物を放り出すように床に置いている。

あーあ。

やがて駅が近づくと、ドア上の表示を指差して1人が言った。

「A駅探せよ。あと幾つ?」
「A駅? 無くね?」
「うっそ、あるって。オレこないだあいつらと行ったもん」
「えー? マジこの路線?」
「絶対絶対。書いてナイだけじゃん? 絶対この電車」

そのまま電車は降車予定の駅に滑り込み、私はその車両を後にした。
ムカついていたはずの腹の虫の代わりに、笑いを堪えながら。

残念だな少年達よ、A駅は私鉄しか停まらない駅だ。

そんなJR乗車中の話。