ハルトくんが、突然眉毛のお手入れなんぞ始めました。
私のドレッサーの位置が暗いとか何とか言っています。
あのね、日々私はそこで化粧してるのよ。
特に不都合は感じていないから、ご心配頂かなくても大丈夫よダーリン。
「…何か、久しぶりにこんなに近くでマジマジと自分の顔を見た気がするよ」
「それは、肌状態とかのこと? お顔の造りのこと?」
「顔の造りのこと」
「どうよ、思ってたよりイケてた?(^-^)」
「…ダメだった…」
自分で言ってて落ち込んでりゃ世話ないぞ。
あ、「そんなことないよ!」とか言ってあげれば良かったのかしら。もう遅いと思うけど。